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残日録 --- The Remains of the Day / 2026-10

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2026-10-03 Sat

★  急逝した 大学時代の先輩の「偲ぶ会」@東京 に出席する---いない人をじっと「偲ん」でまいりました。: [Summary]

ぼくの 2年上の学年の先輩二人が続けてなくなった。 1年ほど前のことだ。 「偲ぶ会」でも、こないだ会った顔と挨拶する。 「今度会うときは・・・」と不吉なことを考える。

今回の「偲ぶ会」は、 その先輩が長く勤めた大学の研究室が主催したものだった。 スピーチが、なんとなく大学政治の舞台裏みたいのがおおかった。

2026-10-04 Sun

★  むかしの学生さんと逢って、二人で美しい街を ぶうらりぶうらり する---古いビルにはいって、二重扉のエレベーターにのったり・・・映画みたいでした: [Summary]

きのうは渋谷・下北沢の人の多さにげんなりしたのだが、 神保町には観光客はすくないようだ。 それでも、食べる所は どこも一杯だった。

あちこち巡って、 なんとかいいレストランを見つけた。 むかし、よく来た所だったような気がする。 よい雰囲気の、落ち着く場所だった。

つのる話は、あっちへ行ったり こっちへ行ったり (^_^)。

とても楽しゅうございました。

2026-10-12 Mon

★  生成 AI で 定期的にインドネシアNTT州関連のニュース配信をするタスクを作った---「面白い」のだけピックアップして、かつ、要約つきだ。楽ちん・ラクチン。: [Data]

AI に「定期的に指定したニュースサイト (インドネシアのNTT州についてのニュースサイト)をめぐって、 『面白そうな』記事をみつけて、まとめてください」と依頼した。 すぐに週 2回うごくタスクをつくってくれた。

【Claude Code】 に依頼したのは、以下のとおりだ(少々省略)。

(0) 定期的に、 (1) 以下のニュースサイト(インドネシアNTT州関連、省略)をめぐり、 (2) 面白そうなニュースを採取し、 (3) あるフォーマットで報告する。

「面白そうな」は以下のようなものです。 村レベルの出来事、儀礼・慣習法、土地・資源・生態など。 とくに気をつけるキーワードは:AMAN、地震、地熱発電、鉱山開発。 いらないニュースは:(a) キリスト教関連、(b)お店の安売り情報、 (c) 船の巡航表などなどです。

採集したニュースをひとつ紹介してみよう。

★ ニュース…「AMAN 中部フローレス、農地改革法成立を受けヌアボシ生産林問題の解決を政府に求める」 : [Category Flores]

[Visit Website Flores Pos]  

原題:AMAN Flores Tengah Harap Pemerintah Selesaikan Hutan Produksi Nuabosi Pasca Pengesahan UU Reforma Agraria

媒体・日付:Flores Pos(Nusa Bunga 欄)、2026年10月9日、Willy Aran 記者

リード(要旨):インドネシア慣習社会連合(AMAN)中部フローレス支部が、プラボウォ政権による「農地改革規定法」の成立を評価した。そのうえで、エンデのヌアボシ生産林をめぐる長年の問題を中央政府が解決するよう求めた。

本文要約:AMAN 中部フローレス支部長のリオ・アタ・キタは、10月8日の取材に応じた。エンデ市の6町では数千人の住民が不安の中で暮らしている。数十年来の住宅、社会施設、礼拝所がある市街地にもかかわらず、行政上は国有林の中に位置づけられているためだ。リオは、住民は森林を侵した者ではなく、林地指定よりずっと前から代々住んできた人々だと強調した。そのうえで、公正な手続きによる林地指定の解除と居住地の合法化を求めた。対応がなければ、新法は中央では立派でも地方の住民を救えない、と住民は受け止めるだろうと述べた。

背景:ヌアボシ生産林は、2016年5月11日付の環境林業大臣決定 357/MenLHK/Setjen/PLA.0/5/2016 で指定された。影響を受けるのはオネコレ、パウピレ、南レワランガ、コタ・ラジャ、ロウォレナ、西ロウォレナの各町である。指定面積1,600ヘクタールのうち、約128.12ヘクタールが住宅地と公共施設にかかっている。

以上は【Claude Code】による要約である。

以下はぼくのコメント。

AMAN は Aliansi Masyarakat Adat Nusantara、 「ヌサンタラ慣習社会連合」の略称である。 詳細は Wikipedia を見てほしい。

「AMAN の背後に控える」表象体系を「AMANイデオロギー」と呼ぼう。 この「AMANイデオロギー」を語るためのいくつかのポイントがある。

1980年代、 ぼくが「インドネシア語政治作文入門」 (中川 1994) で描いたのは、 いわば、上からの(政府によって作られた)「作られた文化」である。 それに対照させて言えば、 AMAN の背後に控えるのは 下からの「作られた文化」であろう。 これが一つのポイントであろう。

なお、「作られた文化」に対して、 生(き)の文化、 括弧(「」)のつかない文化こそが、 わたしたちの扱う対象である、 と宣言するほどのずうずうしさを持つのが、 人類学者である。

その他のポイントとして言葉の選択がある。 なお、以下に書くものは、ぼくの推測で、 論文にする程の裏付けはない。

1993年は「国際先住民の年」だったが、 インドネシア政府の公式見解は「インドネシアには先住民はいない」という ものだった。 [--この時、「先住民」(indigenous people) をインドネシア語で何と 訳していたのか、興味がある。あとで調べてみよう。--] "Masyarakat Adat" (「慣習法の社会/大衆」)という言葉は、 彼ら(誰かな)にとって、 ある意味、「先住民」のスロットを埋めるものだろう。

2026-10-15 Thu

★  シッカ県ナンガハレでは、マウメレ司教区の会社と慣習共同体の土地紛争が、立ち退きと刑事訴追を経て、子どもや老夫婦の暮らしにまで影を落としている。(Floresa 新聞記事のまとめ)---【S】 これは Floresa 紙がこの頃焦点をあてている教会と住民との軋轢についてのまとめである;この文脈では神父はほとんどモンスターである: [Flores]

シッカ県タリブラ郡ナンガハレでは、マウメレ司教区が所有する会社 PT Krisrama と、この土地を慣習地(*tanah ulayat*)だとするソゲ・ナタルマゲとゴバン・ルヌットの二つの慣習共同体とが、長く土地を争っている。Floresa は連載「羊対羊飼い(Domba vs Gembala)」でこの紛争を追っており、10月14日と16日に関連記事を続けて掲載した。

紛争の全体像を示すのは、「ナンガハレ紛争:マウメレ司教の『承認』のもとで進んだ立ち退きと住民の刑事訴追」である。土地は植民地期にオランダ系の会社が綿花栽培に使い、のちに教会に渡った。1989年にエンデ大司教区の会社が事業用地権(HGU)を得て、2005年のマウメレ司教区設立後は PT Krisrama が管理を引き継いだ。2013年末に HGU が失効すると、翌年から住民が土地に戻って耕作を始めた。2023年には325ヘクタール分の新しい HGU が発行されたが、住民は納得していない。会社が「清掃」と呼ぶ立ち退きは少なくとも3回あり、2025年1月には約120戸が取り壊された。刑事事件も重なっており、2026年9月24日にはクパン高裁が、2014年の土地占拠を理由に、一審では罪に問われなかった住民3人に禁錮3か月を言い渡した。セドゥ司教は、立ち退きと告発を承認したことを認め、着任8年で最も難しい問題だと語っている。

この紛争が住民の暮らしにどう及んでいるかを、二つの記事が描く。「ナンガハレの子どもたちが恐れるもの――神父、ヤシの実、そして監獄」は、取り壊しを目撃した14歳と8歳の姉妹の目から紛争を見る。妹は、落ちているヤシの実を拾うと監獄に入れられると親に言われ、ほかの子どもにも拾わないよう注意している。祖父イグナシウス・ナシは拘置所にいて、姉妹は約40キロ離れた拘置所へ差し入れに通う。姉は小学校を出たが、中学に進む費用がない。

姉妹のもう一組の祖父母にあたるアドリアヌス・アカル(76歳)とエリサベト・エリの暮らしを追ったのが、「ランプの灯りの下で:家を壊されたナンガハレの住民はいまも土地にとどまる」である。家を壊されたあと、夫妻は約3か月を浜の防水シートの下で過ごし、いまは電気のない竹の家でランプの明かりのもとに暮らす。水は隣家の井戸からもらい、16人の野菜グループで畑を耕して生計を立てている。アドリアヌスは名誉毀損で訴えられるのを恐れて関係者の名前を口にしないが、これ以上は引き下がらないと語る。

三つの記事に共通するのは、教会組織が地主として、信徒でもある慣習共同体と土地を争い、その手段として立ち退きと刑事訴追が使われているという構図である。説教で「泥棒」と呼ばれ、ミサに行かなくなった住民もいるという。

【S】 なお、以上は 【Claude Code】 による要約である。

2026-10-16 Fri

★ ニュース…「オカ・イレ・アンゲ地熱計画に反対、ララントゥカ司教『国家は住民の声を聴け』」---【S】 地熱問題に限定すれば、カトリック教会はとても「いい子」を演じている : [Category flores]

[Visit Website Floresa]

原題:Tolak Proyek Geotermal Oka Ile Ange, Uskup Larantuka Desak Negara Dengarkan Warga

媒体・日付:Floresa(Reportase/Mendalam)、2026年10月12日、Elkelvin Wuran

東フローレス県のオカ・イレ・アンゲ地熱作業区域(WKP)は、2012年にエネルギー鉱物資源大臣決定で設定された12,510ヘクタールの区域である。長く手つかずだったが、2026年9月に政府、同省、国営電力PLNが開発協議を再開した。同省は潜在出力を約40MW、初期開発を10〜15MWと見込んでいる。鉱業アドボカシー・ネットワーク(JATAM)の地図によれば、区域は5郡21村にまたがり、保護林や湧水、畑、集落と重なる。

10月9日、ララントゥカ司教ハンス・モンテイロ師は記者会見で、この計画とレンバタ県アタデイの地熱計画に反対する声明を読み上げた。最大の懸念は水である。ブレパナワ、バマ、レウォクルオクの湧水は、複数の村とララントゥカ市街の唯一の水源だという。司教は、次の工程より先に独立調査を行って結果を公開すること、PADIATAPA (自由意思による、事前の、十分な情報に基づく同意)を完全に適用すること、反対する住民への威嚇や刑事化をしないことなどを求めた。2025年にエンデ大司教のもとでフローレスの司教たちがまとめた地熱反対の合意に沿う動きである。

これに先立つ9月30日には、3村の長老、慣習機関、女性、若者の代表約70人がレウォクルオクの教会に集まった。ブレパナワの慣習的指導者ヨセフ・ホマ・レイン(83歳)は、「電気か水か、二つなら私たちは水を選ぶ」と語った。一方、レンバタ県アタデイ郡では、郡長が礼拝所での啓発活動を禁じる通達を出しており、住民はこれを反対の声を封じるものと受け止めている。

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最終更新時間: 2026-10-19 16:56