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残日録 --- The Remains of the Day / 2016-02

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2016-02-01 Mon

 『巨人たちの星』(ホーガン): [Book]

 『星を継ぐ者』三部作の最後 [--続編がでているらしいが。--]の 『巨人たちの星』を読み終わった。 黒い服きたナチみたいのやら、 ヒトラーみたいのやらが出てきて、 読んでてばっかばっかしくなってきた。 ハードSFから、一気に 安物ポリティカルスリラー あるいは伝奇物になってしまった。 とはいえ、 それでも三つの中では読み進む速度はいちばん 速かったかもしれない。

・・・というわけでけっきょくそれなりに楽しんだ。

2016-02-07 Sun

ニュース…「スマランでの豚肉祭りがウェブ上での議論をひきおこした」 : [Category Indonesia]

[Visit Website BBC Indonesia]  スマランは東ジャワ州の州都である。 そこでイムレック (Imlek) (旧正月)を機に 「豚肉祭り」 (festival makana babi) が開かれた、 という記事である。

東ジャワは、もちろん、 イスラム多数派の地域だ。

趣旨は「スマランのもつ宗教的な寛容」を示すため だと、主催者は述べている。

西ジャワに比べれば、 東ジャワのイスラムはゆるいイスラムだとは言われいてる。 西ジャワだったら、 もしかしたら、 暴力沙汰になるかもしれない。 そして、20年前なら、 こんな祭りなど誰も考えもしなかっただろう・・・。

いろいろ考えさせる記事だ。

ニュース…「(フローレス島)ルーテンの近くの洞窟での調査に住民が疑問をもつ」 : [Category Flores]

[Visit Website Floresa]  2003年の Home Floresiensisの発見は 大ニュースだった。 現世人類とは違う人類が、 ごく最近までフローレス島に住んでいたというのだ。 [--この説への反論も根づよいようだが。--]

それ以来13年間、 この洞窟での調査は続いている。 洞窟自体はマンガライ県の県庁所在地、ルーテンから すぐ近くである。 しかし、科学者は近隣の住民とまったく 話をしないという。 とういわけで、 住民たちの間に、 いろいろと噂が広がっている、というのだ--- 「あいつらは宝を掘って自分の国にもって 帰っているのではないか」などなど。

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2016-02-09 Tue

 タスクが多すぎてメモリから溢れてしまった: [Summary]

 きょうの午前中はKY (D3)さんとYA (OG)さんの 博論の指導セッションの予定だったが、 KY (D3)さんはキャンセルでYA (OG)さんだけ。 ちょっと時間があったので、SC先生のところに 油を売りに行く。 「きょうお昼いっしょに食べよ」。 さて、YA (OG)さんのセッションだ。 投稿論文のチェックである--- 「物語の筋をみつけようね」。 終わった時点で昼休みに食いこんでる。 昼休みのあとには卒論口頭試問が控えている。

あわてて飯を食いに外に出ようとするところに、 GR (D3)くんが「せんせい、あとでお時間とれますか?」 という--- 「OK、3時半ころな」。 ND (U4)くんがだいじな依頼をしにやってきた--- 「OK、4時ころまでにやっておく。 結果はすぐ知らせるので、学生部屋で待っておけ」。 TA (OG)さんが遊びにやってきた--- 「あとで」。

残り少ない昼休みの時間で SC先生とお昼ご飯を食べて、 すぐに卒論の口頭試問だ。 7人の諮問が終わった。 3時過ぎだ。 口頭試問の終了後、 教員全員で相談した上で 卒論の点数をつける。

3時半からの会議は、 SC先生とMA先生に任せることにした。 その間に、緊急のND (U4)くんの依頼ごとを 片付けることとした。 時間がかかったが、 なんとか終了した。 すぐにGR (D3)くんの所に行き、 彼の相談を受ける。 投稿論文のチェックの依頼だった--- 「OK。PDF をぼくに送っておいて」。

*ほっ*・・・きょうの仕事が一段落した。

廊下を歩いている TA (OG)さんを見つけたので、 ぼくの研究室でお話しした。 とくに用事があるわけではないので、 いろいろ雑談。 「飲みにいこ」ということに。 三人目を探したのだが、 つかまらなかった。

行きつけの居酒屋さんに行き、 ゆっくりと「二人飲み会」だ。

人心地ついたころ、 「ところで・・・」とTA (OG)さん。 「さっき、学生部屋でFF (D3+)くんに会ったのですが、 『学部生の人が先生を探してます』と言ってましたよ」 「誰とも約束なんかしてないよ」 「念のために学生部屋にいるFF (D3+)くんに 電話してみましょう」

トゥルルルル、トゥルルル

ここで問題です--- ぼくは何かを忘れていたでしょうか?

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2016-02-10 Wed

ニュース…「コーヒーのお店やプルサ売りの屋台が小さな銀行となるとき」 : [Category Indonesia]

[Visit Website Berita Satu]  コーヒーのお店は "Kedai Kopi" だ。 「喫茶店」と言えば喫茶店だが、 むしろ「おでんの屋台」を思い浮かべた ほうが近いだろう。 「プルサ売りの屋台」は "Warung Pulsa" で、 携帯チャージをしてくれる屋台である。 どちらもジャワやバリなら村の中にさえ沢山ある。 フローレスでも町ではけっこう見つかるものだ。 そんなところが銀行の支店になっている、という たのしい読みものだ。

フローレス島の村の人は、 もしこのシステムが入ってきたら 旧来の頼母子講や信用組合(フローレス島では 村の中にも浸透している)と、 どちらを選ぶのだろう。

ニュース…「「机の下にはいって日食の危険な光から逃げろ」---1983年の政府の罪」 : [Category Indonesia]

[Visit Website Kompas]  1983年はインドネシアで皆既日食が見えた年だ。 ぼくはちょうどその時、フローレス島 にいた。 日食の日が近づくにつれ、 村では様々な噂が飛びかった。 政府がいろいろなことを テレビを通じて広報しているというのだ。 最初は「日食のとき、太陽をみてはいけない」という 真っ当な警告だった。 そのうちに、 「日食の日は家に籠っていなければいけない」、 「壁にある隙間を埋めろ」、 「その光にあたると死んでしまう」、 「家の中でもとくに安全な机の下に避難しろ」などなど、 だんだんエスカレートしていった。

町で誰かが見たテレビの内容が人から人へと 伝わるにつれて、 だんだん面白い内容に変化していくのだな。 こんど町に出たら、テレビで実際にはどんなことが 言われたのかチェックしておかなければ--- ぼくは、こんなことをのんびりと考えていたのだが、 日食が終わるとコロっと忘れていた。 そして、 この記事を読むまでその「噂」についても 忘れていた。

んで、なつかしく思いながら記事を 読んでみた。

なんとなんと! 噂じゃなかったそうだ。 まさに「光にあたると死ぬ」とか、 「机の下に隠れろ」と政府が警告していたという のだ---ちょっとびっくり。

日食当日のエンデの村の様子は ↓

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2016-02-26 Fri

 書類恐怖症: [Private]

 書類仕事は〆切りぎりぎりまで延ばす。 書類のことを考えるだけで怖い。 ゴキブリやニンジンやスズメバチより書類が嫌いだ。

録画しておいた『刑事フォイル』を見た。

ある役人の書類のミスで百人以上の一般人が 死んでしまう話だった・・・。

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最終更新時間: 2025-04-28 11:09