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残日録 --- The Remains of the Day / 2019-06

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2019-06-02 Sun

 仙台学会二日目。「フェティッシュの記号論」を読み上げる。まずまず: [Anthrop]

10時ころ東北大に着く。 ぶらぶらする。

11時半。ぼくの番がきた。 しばらく人前で喋っていなかったので ちと心配だった。 本番になったら、問題なくべらべらと喋ることができた。 題名は「フェティッシュの記号論」だ。

2019-06-03 Mon

 昼は松島をめぐる。奥の細道紀行 おしまい。夜は お江戸: [Summary]

きのうで仙台学会は終わり。 きょうはNO (OB)くんたちと観光をする。 初日に山寺(「閑さや岩にしみ入る蝉の声」)にいったので、 今日は松島に行くこととした。 たのしかった。

江戸に帰る。

More . . .

2019-06-08 Sat

 「文化人類学を自然化する」研究会、きょうは大物ゲストの発表でした。たのしかった: [Summary]

民博で開催している 「文化人類学を自然化する」プロジェクト (代表はぼく)、今年度最初の研究会は 内堀さん・菅原さんという超大物ゲストの 発表だった。 いつも通り楽しい研究会だった。

2019-06-13 Thu

 FS (OB)くんの博論公聴会を聞きに久し振りに学校へ行く。たのしい一日でした: [Summary]

「苦節数十年」と、ついつい言いたくなる・・・ とうとうFS (OB)くんが博論を提出した。 きょうが公聴会だ。 ひさしぶりに阪大に出掛ける。

公聴会はたのしかった。 ぼくは当の博論を読んでいないのだが、 質疑応答を聞いている限り、 とても面白い議論だったようだ。

夜は飲み会! とってもたのしかった。 ときどき人間に会うことは必要かもしれない。

2019-06-16 Sun

 ダウンペイメントとしてのジューザ: [Dream]

ローティーンの女の子くらいにしか着れない 細身のザヴォ (rhawo) (絣(かすり)織りの腰巻)があった。 黄色だから、リオの村で作られたものだろう。 「ジューザ (jurha)」と言うのだそうだ。 あらためて考えてみると、 けっこう何度か聞いたことのある言葉だ。 どうやら婚資の一部ではあるのだが、 たいていその婚資の対象である女性と その親のもとに置いてあるのを見る。 「ダウンペイメント」と呼ぶべきなのかもしれない。

この言葉は、 〈日常よく聞くけれど、いざその意味を聞いたら、 「そんな言葉はない」と言われる類のコトバ〉だと 直観した。 じっさい「『ジューザ』ってどういう意味?」って 聞いたら「そんなコトバはない」と答えられてしまった。

そのまま論文に引用できそうな夢だった。

 自然主義を標榜すると「起源」について語りやすくなる: [Idea]

自然主義を標榜すると、 「起源」について語りやすくなる --- かつて(そして多くの人類学者にとっては、 今でも) 文化人類学では起源について語るのは タブーであった。 とっても「 *かっこお* わるい」ものであった。 ところが自然主義に転向すると 自由に( *かっこお* を気にせずに) 起源について語ることができる。 不思議な気分だ。

とはいえ、ぼくがあるモノ(あるいはコト)の起源について語ると、 (語っている自分にさえ) Just So Stories にしか 聞こえない。 どうやればまともな(Just So Stories ではない) 「起源語り」ができるのだろうか。

2019-06-17 Mon

  Netflix で Watership Down を観る。のめりこんでしまい、一気読み: [Cinema/TV]

Watership Down がえらく リアルなアニメになっていた。 かつて夢中になって読んだのを覚えている。 英語で読んだのだが、 大きな筋しかおぼえていない。 兎たちのエクソダスだ。 BBC のアニメ (on Netflix)では 1エピソードが50分で、 ぜんぶで4エピソードからなっている。 エピソード 1 と 2 をすこしつづ見ていたのだが、 きょう残りをまとめて (プロジェクターで)観ることにした。

いやぁ、やっぱり プロジェクターはいいなぁ。 集中して一気に見た。 あ・・・疲れた。

2019-06-22 Sat

 Magpie Murders 読了。いまいち・・・: [Book]

Magpie Murders (by Horowitz) を 読み終わった。 よく出来てはいるのだが・・・ 長過ぎだ。

外側が不要だったと思う。 劇中劇の部分だけでいいんじゃないかしらん そうすると芸のない、話題にもならない小説 となってしまうだろうが。

小説を外側からみる枠組を小説の中に とりいれると、 当の小説(外側の小説)までついつい 外側から(「一抜けて」)見てしまうことになる。 そうすると「のめりこみ」ができなくなってしまうのだ。

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最終更新時間: 2025-04-28 11:09