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こないだから Intel NUC (i5 32GB) のアップデイトを試みている。 現在インストールしてあるのが mint の 20.3(Ubuntu でいうと 20.04)なので ずいぶんと古くなっている。 今日の午前中は mintupgrade をつかっての アップグレードをはかった。 これがけっきょく失敗した。
午後は Ubuntu 24.04 のインストールにチャレンジする。 深い深い泥沼にはまってしまい、出てこれなくなる。
この時の困難をまとめようと思ったのだが、 パニックになってしまい、 メモがとってあるのだが、 それも意味がわからないくらいに断続的だ。 躓いたのは(どうやら) google-drive-ocamlfuse (Google Drive をマウントするアプリ) らしい。 問題なくインストールできている。 いつもなら初回の起動において、 自動的にウェブブラウザがたちあがって authentication ができる。 今回はそうはならずに「id と secret を指定しろ」と言ってくる。 ここから、ウェブをしらべながら、 いろんなことをやって午後いっぱいを無駄にすごした。
さいしょから遣り直すしかないと思っていたら、 なぜか(原因はまったく分からない) ブラウザが立ち上がって、 いつものように authentication がおわった。
なんとか、インストールを終了する。
数日前からの Intel NUC (i5 32GB) のアップグレードをまとめておこう。
Intel NUC (i5 32GB) はその時点で Mint の 20.3 (Ubuntu の 20.04 相当)が走っていた。
(1) 最初は一番手頃な mintupgrade をつかってのアップグレードである。 この方法は、ホットアップグレード、 すなわち操業しながらのアップグレードである。
これで Mint 21 (Ubuntu 22.04) になる筈だ。 簡単にすすむと思っていたのだが、 アップグレードが何度も躓く。 躓く箇所は ppa を使ったところだったようだ。 躓くたびに ppa をつかったアプリをスキップする。 gh (github cli) でも躓いたので、 おなじように処理(スキップ)しようとしたら、 簡単にはいかない。 泥沼にはまってしまった。
(2) 翌日、 Mint の ISO (Mint 21.3) をつかってのインストールをすることにした。 これはクリーンインストール (clean install) である。 なお、 /home ディレクトリはすべて git で保存してあるので、 もとに戻すのに問題はない。
クリーンインストールは ホットインストールより時間はかかるだろうが、 その分問題も起きにくい(筈だ・・・と思う)。
さて、USB メモリーをつきさして、 インストーラの言うがままに作業をつづける。
なんと・・・「mint installer がこわれました」という エラーメッセージがでて、 インストールがとまってしまった。 もう一度ためしたが、まったく同じ結果だ。 これでは、手の出しようがない。
(3) こんなこともあろうかと Ubuntu 24.04 の ISO を USB メモリーに焼いておいた。
Ubuntu 24.04 インストールに関しても いくつかのアクシデントがあった。 これらについては すでに述べた ので、そこを参考にしてほしい。
問題は、すでに述べたように、 google-drive-ocamlfuse がらみである。 最初の起動で authentication ができなかったのは、 ものの本(ウェブ)によれば、 GUI 環境がととのっていない場合の反応らしい。 次回クリーンインストールする時は、 mate (マテ)などの desktop environment をいくつか インストールして、 それらをとっかえひっかえしながら、 authentication ができるかをチェックしたい。
とまれ・・・なんとか Ubuntu 24.04 を Intel NUC (i5 32GB) にインストールできた。
このエントリーは Intel NUC (i5 32GB) への Ubuntu 24.04 LTS インストールの 後日談である。
Ubuntu 20.04 (相当)から 24.04 へ一気にアップしたので、 いくつも不具合がでてしまった。 それらの報告である。
(1) もっとも大変だったのは emacs だ (まだ解決していない)。 emacs でなにか作業するたびに "Warning" がでるのだ。 もっとも頻度が高いのが lookup と org-mode 関連での操作だと思う。 しかし(不思議なことに) 2日ほど emacs on Ubuntu 24.04 を使いつづけていると、 Warning がでなくなった。
よくわからない。
emacs とりわけ org-mode と Ubuntu 24.04 については いずれ整理しておきたいと思う。 なお、org-mode 関連の Warning は "Org version mismatch." というものだ。
(2) つづいての問題は TUI (text user interface) のファイルマネージャー、 mc (Midnight Commander) だ。 新バージョンで cofig ファイルの書式がかわってしまっているのだ。 要は、ちまちま書き換えればいいだけの問題だが、 いささか面倒くさい。
とりあえず(config ファイルを書き終える迄は) ファイルマネージャーとして ranger を使うことにした --- いくつか問題はあるが、 とても軽くて使いやすい。
おもわぬ拾い物 --- これまで(ranger の売りだった)コンソール上での画像のプレビューが 可能になっていた。 これは嬉しい! もう mc に戻らなくてもいいかな・・・
(3) 最後に(これは想定内なのだが)pandoc と citeproc の問題がある。 pandoc は 2.5 を最後に、 citeproc を本体にとりこんでいるのだ。 Ubuntu 24.04 の pandoc は 3.1.3 なので、もちろん、 本体内に citeproc をもっている。 そのことによる問題は (他にもいろいろ問題はあったと思うのだが・・・) Makefile を書き換えなければいけない、ということだ。 問題は、 ぼくがラップトップPC として使っている PC (Ubuntu 22.04) では、 pandoc と citeproc が独立しているバージョンを使っている、ということだ。 おなじ Makefile を使うわけにいかないのだ。 [--git で管理している--]
最初の解決策は Pandoc を 2.5 にダウングレードする、というやり方だ。 かつて一回行なったことがあるので、自信はある。 pandoc は github で 開発されているので、 他のバージョンを使う(ダウングレードする)のは簡単な筈である。 github の pandoc のリポジトリ内の Releases のページに行って、 適当なバージョン(今回は 2.5)をダウンロード/インストールすれば いいだけだ。
ところが・・・
たしかに pandoc は問題なかったのだが、 pandoc-citeproc の方で用意されているのがソースコードだけだった。
いろいろ考えたが、ダウングレードはあきらめることにした。
もっと簡単な方法は、 そして正当なやり方だと思うが、 該当する Makefile のある git リポジトリに Noble Numbat (Ubuntu 24.04) 用の branch を作ればいいのだ。
当該リポジトリで、 branch 名 noble で branch を切った。 pandoc の新しいバージョンに整合的な (filter としての citeproc をつかわない様な)Makefile は この branch で開発していけばいいのだ。 こうすればダウングレードなどという不自然なことを する必要がなくなる。
いずれ、ぼくの他の PC も Ubuntu 24.04 にアップグレードした時 (Pandoc を version 3 以上にした時)、 Makfile リポジトリの noble ブランチを merge すればいいだけなのだ。
・・・
というわけで、 なんとか Ubuntu 24.04 で新装開店した Intel NUC (i5 32GB) が無事に動きはじめている・・・ という報告でした。
リチャード・マシスンの 『太陽から三番目』 (マシスン 2021) を市立図書館(電子図書館)から借りた。 初期SFの頃の作家の短編集だ。
第1作は「モンスター誕生」 --- いい意味でも悪い意味でもSF初期の作品だ。 筒井康隆風。こわかった。 「魔女の戦争」もよく似たアイデアだ。
「白絹のドレス」は、 「モンスター誕生」と「魔女の戦争」を足して二で割ったような作品。 怖い! 「太陽から三番目」は初期SF風にありがちの ワンアイデアストーリー --- つまらない。 「ゴルゴタへの旅」はつまらない。 キリストもけっきょく新興宗教の山師、というはなしの方が よっぽでおもしろかったのだが。
「旅芝居の火星人」、うん。 不気味だ。 他のSFとはちと違っていると思う。
「異星の恋人クン」、 怖かった。ほんとうに怖かった。いちばん怖かった。 スティーブン・キングみたかった。
「我が家は宇宙船」、 途中で映画俳優への言及があるのがおもしろかった。 「ピーター・ローレ (Peter Lorre)のように不気味な」 管理人がでてくる。 調べてみた・・・「あ!あいつだ」。 ぼくがとても好きな役者だ。 『カサブランカ』にも、 『マルタの鷹』にもでてくる。 あの自信なさそうな男だ。 彼は、「不気味」とは全然違う雰囲気をかもしだしている。 ピーター・ローレのイメージは、むしろ、やはりぼくの大好きな俳優、 ジョン・カザーレと重なる。 『ゴッドファーザー』のアルパチーノの頼りないほうのお兄ちゃん、 『狼たちの午後』[--原題 Dog Day Afternoon の方がぴったり--] にでてくる アルパチーノ率いる銀行強盗団の中の足手纏いの男だ。 とくに『狼たちの午後』は泣いちゃう。
ストーリーはワンアイデアストーリーだ。 それもあまり面白くないアイデアだと思う。 [--SF初期のワンアイデアストーリーは、当時は、おもしろかったのだろうと思う--]
とは言え、総じて、とても楽しめるSF短編集だった。 ぼくは最近のSF(「ハードSF」は除く)はあまり楽しめない。 ぼくが好きなのは初期、黄金期あたりだ。
7月29日にスラバヤ開催の ICAS (International Conventions of Asian Scholars) で 発表する予定の原稿、 Crossroads of Legitimacy and Illegetimacy (Web) をかなり書き進んだ。 今回は理論はほぼゼロ、 ひたすら民族誌を紹介するだけ。
ICAS-13@スラバヤで発表する原稿がどうやら形がついた。 ここで HTML 版がみれます。
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最終更新時間: 2025-05-19 15:13