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UT (OB)くんとMY (OB)くんが、 ともに、この夏から1年間のサバティカル(大学教員の研究のための休暇)に でかけることとなった。 UT (OB)くんはマレーシア、 MY (OB)くんはインドネシアでの研究滞在だ。 それを祝して、 大阪の京橋で壮行会をおこなった。 二人のサバティカルでの予定をききながら、 たのしく語らった。
次回はインドネシア、マレーシア、日本をつないで、 Zoom 忘年会をしようか、ということに。
写真はたべかけの鰻です・・・。
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さいごは、 京橋の猥雑な高架下で、コーヒーとアイスクリーム。
《More . . .》お盆で実家(大阪)に帰ってきた(東京在住の)SM (OG)さんから 連絡があり、 お食事会をすることになった。 彼女の友達のNF (OG)さんも誘って、 場所は、むかしUT (OB)くんたちと行ったことのある本町の ポルトガル料理屋さんとなった。
このメンツもなかなかに楽しい。 学者でない生活(ぼくのまったく知らない生活)の 喜怒哀楽をいろいろお聞きした。
料理も満喫 (^_^) --- ポルトガル名物の棒鱈の料理とか、 「カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテジャーナ」 (豚肉とあさりのアレンテジャーナ風)だとか、 めっちゃおいしい料理だった。 一人でてんてこ舞いしているシェフさんも、 忙しい中、とても親切だった。
満腹まんぷく。
きょうの写真も食べかけ・・・ m(_ _)m
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話題は尽きないが、 次回を約して、散会する。
[Visit Website XDA]
原題:The IBM PC came out 42 years ago today
42年前のこの日、ぼくはオーストラリア国立大学で博論を書いていた。 人類学教室の秘書さんの部屋にある DEC の CP/M (8bit) の美しいマシン、 Rainbow を横目で見ながら、 中型のコンピューター(これも DEC だったと思う)に繋がった タイムシェアリング端末上で line editor をつかって 博論を書いていた。
写真は DEC の Rainbow です。
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現在 ikiwiki は、 ぼくが借りている レンタルサーバー (www.merapano.net) をつかって運営している。 ikiwiki を github をつかって運営する方法があるのを 発見したので、試してみる。
ikiwiki は wiki の一種である。 ぼくはこれ(ikiwiki)をつかってデータの整理につかっている。 理論関係の抜粋およびまとめには phil-web という wiki を、 フィールドワークのまとめには flores-web を、 科研で調査したティモール島のデータには timor-web を、 そして、コンピューター関連のメモには comp-web を使っている。
ikiwiki がどのようなものか、 そしてじっさいにどのように ikiwiki を使うかについてはいずれ 述べることにする。 とりあえず、 comp-web のパスワードを変更するので、 じっさいにアクセスして参考にせよ --- ユーザーID を foo、 パスワードを bar に変更する予定である (数日後に変更し、 その一週間後くらいしたらもとに戻す)。
さて、 公式のページにもとづいて、 ikiwiki を github だけをつかってデプロイしてみた。 ところがうまくいかない。 失敗の状況を Comp-Web のここ に書いておいた。
うまくいく方法を考えた --- Comp-Web のここ にやり方を書いておいた。
ただし ikiwiki の plugin が動かないので、 あまり役にたたない。
ひさしぶりにKくんち一家がやってきた。 Kくんと奥さんのYさん、そして 小学校2年生のQくんと5歳のMちゃんの 4人だ。 Eの提案で京都の水族館にいった。
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つかれた・・・。 人が多くて気を失ないそうになった。
Blog を github に移動中だ。 URL は https://merapano.github.io/ だ。 (というわけで、 ぼくの Blog は、いま、 githubと www.merapano.net の二箇所にある)
さらに github pages をつかって、 いくつかのプロジェクトページも作成した。 たとえば、 『人類学者のためのコンピューター入門』プロジェクト (computer_and_anthropology)を github pages に接続させたので、 https://merapano.github.io/computer_and_anthropology/ からアクセス可能になった。
あとは ikiwiki をうまく (プロジェクトの一種として) githubに 移動できればいいのだが・・・。 現在 挑戦中。 詳細は きのうのエントリーを見よ。 plugin が効かないので、 目次やら tag やらが作成されない。
『ベケットと「いじめ」』 (別役 実 2005)を読み終わった。 一度読んだときにも感心したけど、 今回、あらためて素晴しい本だと思った。
別役による、この本のメインテーマ、 「いじめ」とベケットの不条理劇の分析は 「素晴しい」の一言につきる。 その才能がうらやましい。 その分析の評価は、後日ゆっくり語りたい。 今日は、この本の周辺の周辺のテーマである 「なぜ不条理劇がぽしゃったか」にの議論を感嘆に紹介しよう。
この議論は本の中で二回にわけて書かれている。 冒頭、別役は(いささか印象論的に) 演劇というものは、 方法論化できる20 %の部分と その他の80 %の部分とに分けうると主張する (もちろん数字は単なる「イメージ」だ)。 1960年代は演劇の方法論が盛んに議論された時代である。 だからこそ、その時に、演劇の方法論が演劇となったような (ベケットに代表される)不条理劇が流行ったのだと別役はいう。 これが冒頭の部分である。 議論はこの後、1980年代に起きた実際のいじめ、 「富士見中学」事件へとうつる。 その分析がおわったあと、 そのいじめ事件の構図がじつはベケットの劇の描く構図と そっくりだよ、という後半の議論が始まるのだ。 そして、すばらしいベケットの劇の分析を終えたあと、 でもベケットに代表されるような所謂「不条理劇」は今日 ほとんど上演されないと、彼はつづける。 60年代の特殊な状況ならともかく、 こんなつまらない劇に金をはらってまで見にくる客がいないから、と いうのだ。
いやぁ、痛快きわまりないですね。
ポイントはさきほどの80 %、20 %議論なのだ。 要は、より重要な80 %の部分、これは「公の部分」であり、 この部分を無視した、 いわば演劇の方法論が演劇になってしまったような 不条理劇には見世物的な魅力がな全くいというのだ。 繰りかえそう・・・ そんな劇はつまらなく、客が入らないのだ。
ダントーのさまざまな議論 (『ありふれたものの変容』とか『芸術の終焉のあと』とかの議論) に対してぼくが持つ不満、 それは現代芸術(とくに美術 fine art)に対してもつ 不満と同じなのだが、 その不満を、別役は見事に描写している。 そう、 「芸術の方法論」は面白いが (その意味で、ぼくはダントーの本は好きだ)、 「でもそれだけでは芸術じゃないんだ。 見世物的要素こそがより重要なんだ!」と、 ぼくは叫びたかったのだ(と別役が教えてくれた)。
ぼくは言いたい、「現代芸術にはオチが必要だ!」と。 それでこそ「金のとれる」芸となるのだ、と。
あらたな問題は・・・ 演劇では「方法論だけの演劇」がすたれたのに、 美術では「方法論だけの美術」(最たるものはコンセプチュアルアートだろうか) が、 まだまだ隆盛を極めているという不思議さだ。 あんなつまらないモノに、人々はまだまだ金を払っているのだ。
たぶん、この不思議さ自身が、 別役の「80 %、20 %議論」の正しさを証明しているのかもしれない。 すなわち、この不思議さの原因は、、 美術に「公」の部分が少ないことなのだ・・・ということだ。
[Visit Website BBC]
『ドクター・フー』 再開のニュースだ。 ドクターの新シリーズが11月から 全世界でストリーミング配信されるそうだ。 今回のドクター役(14代目だっけかな)は Ncuti Gatwa である。
しかし、大ニュースは「スペシャル」の方だ --- 3時間の「スペシャル」があって、 David Tennant と Catherine Tate が、 ドクターとドナとして登場するという! David Tennant のドクター(10代目)はベスト3にはいると思う。 Catherine Tate のコンパニオンはぶっちぎりのトップだろう。
アメリカでは Disney Plus で見れるそうだが、 日本ではどうなんだろう。
発表のタイトルは「ベクの認識論、レッダの存在論: 東インドネシア、エンデにおける意図と規約」だ。 「意図と規約」は30年前(1992年)のぼくの本、 『異文化の語り方』であつかったテーマだが、 今のぼくのもっているあたらしい視点からじっくり語りたい。
ぼくは、これまでの 人類学論文およびレクチャーノートを github に保管している。 そのうちのいくつかは属性を public に設定してある --- すなわち、これらのリポジトリには誰でもアクセス可能なのだ。 (いずれ全てを public にする予定だ。)
ただ、リポジトリを public にすると 誰でも見れるだけでなく、 誰でも変更可能 (push できるよう) になってしまう。 これは望ましい状況ではない。
しらべてみたら、 パブリックなリポジトリを push から守る方法があった。 たとえば: (公式)ブランチ保護ルールを管理する
具体的には次のようにすればいい。
まず、当該のリポジトリの右側のプルダウンメニューから Settings を選ぶ。
Settings --> Branches --> Branch protections rules
ブランチとして "main" ないし "master" を選ぶ。 [--そろそろ main に統一しようかな。--] そして、 その下に記載されている選択肢をチェックする。
(1) もし、 一般の人にも(ルールを守ったうえで)開発に参加させたいのなら 最初の "Require a pull request before merging" だけに チェックすればいいだろう。
その場合、 administrator にもこのルールを適用すべきである --- "Do not allow bypassing the above settings" にも チェックをいれるべきだろう。 (どうやら、ちょっと前まではこの選択肢は "Include administrators" という名前だったようである。)
(2) まったく「見せるだけ」のリポジトリならば、 "Lock branch" にチェックすればいい。
なお、これらのリポジトリのライセンスは CC-BY-NC-SD 4.0であることを付け加えておく。 そのほかの CC (Creative Commons) のライセンスは ここを みよ。
『ドリトル先生の動物園』 (Hugh Lofting 2000) を読みおわった。 生まれついてのお話上手っているんだなと思う。 これでもう10回くらい読んでいるのだが、 何回読んでも面白い。
スティーブン・キングに並ぶ才能だと思う。 ロフティングは、ストーリーそのものが面白い。 キングはストーリーも面白いのだが、 それ以上に、その語り方が上手なのだと思う。
[Visit Website The Mary Sue]
原題は: "‘Bluey’ Is Getting Experimental, and Kids Are Keeping Up"
オーストラリア産の子供向けアニメ、 『ブルーイ』 "Bluey" がイギリスだけでなく、アメリカでも 大評判だという話はわたしのブログで何度か書いている。 この記事では内容を深く紹介しててくれているので、 ここに書いておこう。
家族構成は、ブルーイがお姉さん、 ビンゴが妹、 お母さんがチリ、 お父さんがバンディットだ。
この記事が紹介しているのは "Puppets" (指人形)という回だ。 まぬけのお父さん、バンディットがあやつる指人形、 ユニホース Unihorse をめぐる話である (ユニホースは既に一度でてきたことがあるようだ)。 さて、このユニホースくん、チリ(ブルーイのお母さん)に恋をするのだが、 うまく恋のやりとりができず落ち込んでしまう。 それを見たブルーイとビンゴが、 「そんなに落ち込まなくったって大丈夫、失敗したのは お父さんなんだから」となぐさめる。 よく理解できないユニホ=スに、 ブルーイが「あなたはお父さんにコントロールされているのよ」と 教える。 それを聞いてユニホ=スはショックを受け、 自分が誰なのかを思い悩む、というのだ。 さらに、 ブルーイがその夜見た夢が面白い。 そこではブルーイが二次元のアニメであり、 彼女はイラストレーターにょってコンピューターのソフトで 作りあげられているというのだ。 翌朝、ブルーイはあくびをしながら、 「あ・へんな夢をみた」とつぶやくのだ。
これくらいの "weird" さならば、 日本の『おじゃる丸』あたりにもありそうだが・・・。
とまれ、 Bluey の人気の一端がわかったような気もする。
[Visit Website Pos Kupang]
原題は: Kebakaran Lahan di Desa Runut Sikka Terus Meluas, Warga Sekitar Panik.
ギリシャ、ハワイ、カナダをはじめとして、 世界中で山火事が起きている。 しかしながら、熱帯は温暖化とは無縁だ (それゆえ山火事とも無縁だ)と思っていた。 ところが、とうとうフローレス島でも山火事があったようだ。 考えてみると、 フローレス島の山火事(1日以上つづくような大山火事)は これまでぼくは聞いたことがない。
今年の12月には東南アジア学会の他に KAPAL (インドネシア研究懇話会)の例会もある。 申請の〆切りは 10月なのだが、 現実逃避(じつは明日〆切りの重要な原稿がある)で一気に 書き上げた。
前々回が「従われない規則を守る」 、 前回が「従われない規則をやぶる仕方」だ。 いささか分かりにくいので、 つぎのように改題する: 「象牙の路をたどる --- エンデで規則が破られるわけ」、 「とうもろこしを搗く --- エンデで規則を破るし方」。 そして、今回の発表が: 「頭をつかむ --- エンデで破るための規則を作るし方」 (Grasp a head --- how to make a rules so as to breach it) である。 題してエンデの規則三部作。 なお、「規則」は母方交叉イトコ婚の規則のことであり、 決してエンデの人は規則があると、何であろうとそれを破る --- という意味ではない。
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最終更新時間: 2025-04-28 11:09