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Category Flores - 残日録 --- The Remains of the Day

最終更新時間: 2025-07-23 20:31

2025-07-08 Tue

ニュース…「【フローレス島】ゴミしか受け取っていない;西マンガライ県知事は、国立公園(TNK)からの非課税国庫収入(PNBP)の分配を林業大臣に要請しました」---「中央政府め!おれらの観光の上前はねやがって」ということかしらん : [Category Flores]

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原題は: Hanya Dapat Sampah, Bupati Manggarai Barat Minta Menteri Kehutanan Bagi Jatah PNBP dari TNK

舞台はフローレス島の西の端、 西マンガライ県 (Kabupaten Manggarai Barat) --- この県の最大の街、ラブアンバジョは、 コモド・ドラゴンの生息地への観光のための拠点となる街である。 さらに TNK(「コモド国立公園」)ができ、 観光はますます発展している。 このブログでも、 オーバー・ツーリズムの話題などをいろいろ取り上げたが、 この記事も観光についての話だ。

リード文は: 2023年以降、政府はTNK区域外のいくつかの島からのみ課税を認可されています。

Sider による要旨:

この記事は、 マンガライバラトのバディンエディティウス・エンディ氏が、 TNK (コモド国立公園)からの PNBP (国庫外税収)の配分を求める要望を示したことを中心に、 地域の経済や環境管理の課題を解説している。 特に、 PNBP の配分不足や観光収入の偏在、 ゴミ問題など、 現地の福祉と持続可能な観光発展に関する問題点が強調されている。 さらに、 中央政府と地方の利益分配における制度的課題や、 地域住民が直面する経済的恩恵の不均衡についても言及されている。

主要ポイント

  • エディティウス氏は、TNKからのPNBP配分を増やし、地域の教育や医療施設整備に充当したいと要望した。
  • 2024年のTNKのPNBPは53億ルピア以上に達し、観光客数に基づく収入が高い一方で、マンガライバラトはわずか2.6億ルピアを受け取っている。
  • 地方自治体は、TNK外の島々でスノーケリングやダイビングの観光収入を得ているが、TNK内の収益からは排除されている。
  • 2023年から、TNKへの観光収入の徴収はBTNKのみが行うことになり、以前のように地域も収入を得られなくなった。
  • BPK(国家監査庁)の勧告により、TNKへの入場料収入は中央のBTNKに集中し、地方は問題の解決やゴミ処理などの負担だけを受けている。
  • Raja Juli Antoni氏は、利益の共有の重要性を認め、地域の利益が直接反映される仕組みを模索していると述べた。
  • 地域の持続可能な発展には、財政問題や収益分配の制度改革が必要であり、観光収入の公平な分配と環境保全が求められている。

2025-06-18 Wed

ニュース…「【フローレス島】インドネシア・レウォトビ火山で大規模な噴火 噴煙は高度約16000m - ウェザーニュース」---今年3度目かな : [Category Flores]

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ぼくの調査地フローレス島の東端[--エンデは島の中央--] にあるレウォトビ火山は 去年からしばしば大きな噴火を繰り返しているが、 さきほど(きのうの17時ころらしい)また噴火したという。 日本語のニュースになるくらいだから、可成り大きいのだろう。

なお、 インドネシア語のニュース(SuaraSikka)を一つ引用しておく --- Lewotobi Laki-Laki Meletus Lagi, Waspada Bahaya Banjir Lahar Hujan

バリの空港が閉鎖されたというニュースもある。 噴火はかなりの規模だったようだ。

2025-06-18 Wed

ニュース…「【フローレス島】シッカの教会会社と先住民の対立、2人の神父の報告に関連し数十人の住民が再び尋問を受ける」---ナンガハレの事件がまだまだ後を引いている : [Category Flores]

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原題は: Konflik Perusahaan Gereja dan Warga Adat di Sikka, Belasan Warga Kembali Diperiksa Terkait Laporan Dua Pastor

リード文は: 5日間にわたりシッカ警察署で尋問が行われた。 住民は現在 Komnas HAM に助けを求めている。

何度も記事を引用しているフローレス島シッカ県での 教会と現地の人の土地をめぐる対立の続報である。

以下は ChatGPT による要約である。 [--印象だが、ChatGPT のほうが Gemini より性能がいいように思う--]

背景

場所:インドネシア・フローレス島島の シッカ県ナンガハレ(Nangahale)、 原住民グループ・Soge NatarmageおよびGoban Runut-Tana Ai に属する住民が属します。

紛争の原因:地元の教会系企業「PT Krisrama」による メンテの木の伐採を巡る張り合いが発端で、 原住民の家や聖地が被害を受けたとされています。

最新の展開(2025年6月12日~16日)

警察の取り調べ:6月12日から16日にかけて、 原住民のうち16人がシッカ警察署で任意の事情聴取を受けています(複数回に分けて実施)。

理由:これは、以前にこの件で告発した2人の司祭からの告訴・報告を受けて行われたものです。詳細な告訴内容は明らかになっていませんが、取り調べは「事情聴取」として和やかに行われたと伝えられています。

現在の状況

  • 紛争状態: 原住民 vs 教会系企業(PT  Krisrama)
  • 主導: 木の伐採、土地・家屋破壊などが問題視されている
  • 法的展開: 原住民16名が警察の事情聴取を受ける(司祭からの報告による)
  • 進展:事情聴取のみで、起訴や逮捕には至っていない模様

今後の焦点

  • 司祭による報告が具体的にどのような内容か
  • 事情聴取後、警察が起訴や捜査対象を拡大するのか
  • 原住民および教会側の反応、地域社会への影響

2025-06-09 Mon

ニュース…「偽情報: NGO、地元メディア、教会組織が引き起こしたポチョ・レオク抗議デモ」---Floresa によって「偽情報」メディアと非難されているの、聞いたことないメディアばっかりだ : [Category Flores]

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原題は: Disinformasi: Unjuk Rasa Warga Poco Leok Diprovokasi LSM, Media Lokal dan Lembaga GerejaSatu di antara media yang menyebarkan disinformasi pernah dinyatakan bersalah oleh Dewan Pers dan meminta maaf “dari hati yang paling dalam”

リード文は: 偽情報を流したメディアのひとつが、報道評議会によって有罪とされ、「心から」謝罪した。

Sider の要約:

この記事は、 ポチョ・レオックの住民による抗議行動に関する情報操作と誤報の広がりについて詳述している。 住民は土地の権利を守るために自発的に行動しており、 外部からの煽動やメディアによる虚偽報道によって誤ったイメージが拡散されたことが問題視されている。 また、 住民は情報操作を「犯罪的な情報戦」の一環と位置付け、 真実性と正当性を強調している。

主要ポイント

  • ポチョ・レオックの住民は土地を守るために自主的に抗議行動を行っているが、外部からの煽動の証拠はなく、誤った情報による操作が行われている。
  • 一部のメディアは、住民が外部組織に煽られていると報道し、土地の権利に関する真実を歪めている。
  • 住民は、報道において虚偽や誤解を招く情報が意図的に流布されていると非難し、その背後に「情報犯罪」が存在すると指摘している。
  • 発言者の一人、ウィルヘルムス・ジェハウは、取材やインタビューは行われておらず、自らも虚偽の告発を否定している。
  • 住民は、バチカンの司祭シモン・スバン・トゥカンからの支援や関与を否定し、自分たちの抗議は純粋に土地を守るためのものであると主張している。
  • 政府関係者と抗議者の間での一時的な和解や、それに伴う謝罪の誤報も見られたが、住民はこれも誤情報だと強調している。
  • 過去にもメディアは、地熱発電拡大計画に関する虚偽情報や偏向報道を続けており、正確な情報提供の重要性が求められている。

2025-06-01 Sun

ニュース…「【フローレス島】カトリック教会法人を批判し、冒とく罪で訴えられたシッカ県のトランスジェンダー、原告側と和平協定に署名」---こないだの事件でのトランスジェンダーの人たちと教会の対立がいったんおさまったようだ : [Category Flores]

[Visit Website Floresa]  

原題は: Transpuan di Sikka yang Dituding Menista Agama karena Kritik Korporasi Gereja Katolik Teken Kesepakatan Damai dengan Pelapor - Floresa。

リード文は: セセ・ゲリティングさん、5月30日に原告側と「和平声明」に署名。

先月紹介した 事件と密接に関連する出来事である。

以下、Sider による要約だ。

この報告は、NTT州のスィッカ県において、トランスジェンダーの女性(47歳)がカトリック教会所有の企業を批判したことによる一連の出来事を中心に展開している。最も重要な点は、彼女が誤解により告発され、最終的に「平和合意」により訴訟を解決したこと、またこの事件が宗教的シンボルへの攻撃と見なされたこと、そして土地紛争や移住問題と絡む現地の社会的・宗教的緊張の複雑さを浮き彫りにしていることである。

カトリック教会に属する会社が、 とある "Masyarakat Adat" の人々を強制的に立ち退かせたことから 始まった事件である。 そして、 難民となった人たちをトランスジェンダー (transpuan) の人たちが支える、 というのがこれまでの粗筋だ。 もともと教会とトランスジェンダーの対立ではない。 それが、 その隠れた対立が、そのようなものとして固定されてしまったのかもしれない。 まだまだ見ていく必要がある。

2025-05-30 Fri

ニュース…「【フローレス島】東マンガライ県は、ゲンダン・コロルを伝統的共同体として認定しました」---"Masyarakat Adat" 「伝統的共同体」の政治的な変容かな・・・ : [Category Flores]

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原題は: Pemkab Manggarai Timur Tetapkan Gendang Colol sebagai Masyarakat Hukum Adat - Ekorantt.com (2025-05-23 付)

リード文は: この認定は、伝統的共同体の福祉向上と、文化的価値に即した持続可能な伝統的地域の管理を促進することが期待されています。

以下、Sider による要約: 東マンガライ県政府は、2025年5月20日にゲンダン・チョロル村の伝統社会を正式に「社会法的コミュニティ」(Masyarakat Hukum Adat: MHA)として認め、法的保護と地域資源の持続可能な管理を促進することを決定した。この認定は、長期間にわたる調査や住民の参加を経て行われ、地域文化や伝統的権利の尊重に基づいている。認定はまた、地域の社会的および経済的発展を支える手段として期待されている。

以上で要約終わり。

以下 【Satoshi Nakagawa】: 1980年代インドネシアのアダットの国家化 (わたしの論文、「インドネシア語政治作文入門」(中川 1994) を参照してください。)とも、 東ティモールで起きている「文化の復興」とも違う、 ある新しい流れがはじまっているようだ。

論文にするには、 まず、"masyarakat adat" の使い方の変遷をしらべることから始めなければいけない。 いまいち、やる気が起こらないのは、 ぼくの村にはあまり関係しないからだ。

2025-05-19 Mon

ニュース…「【フローレス島】シッカ県のトランスジェンダー・コミュニティがナンガハレとナンガフレの子供たちを引き合わせる」---カトリック教会と植民地主義に起因する(かもしれない)土地紛争、そして教会によって追放された住民の傷をいやすトランスジェンダーの女性たち;なんだか話が複雑になってきたなぁ : [Category Flores]

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原題は: Komunitas Transpuan di Sikka Pertemukan Anak-Anak Nangahale dan Nangahure, Cara Tumbuhkan Empati dan Solidaritas Sejak Dini

Sider による要約は:

このドキュメントは、 インドネシアのフローレス島におけるナンガハレの土地紛争と、 その被害者である子どもたちのトラウマケア活動を中心に描いている。 コミュニティ団体 Fajar Sikka は、 土地強制立ち退きの影響を受けた子どもたちに対し、 共感や連帯感を育むための「トラウマヒーリング」や交流活動を実施しており、 孤立感を軽減させている。 一方、 土地の所有権を巡る長期的な対立や弾圧の過程も伝えられ、 地域の土地紛争とそれに伴う人権侵害の深刻さが浮き彫りとなっている。 この活動は、 被害者の心の癒しとコミュニティの連帯を促進する一方、 土地紛争の根深さと解決の難しさも明示している。

以上、要約おわり。

"Transpuan" はまったく知らない単語だった。 "Transgender" & "perempuan" (インドネシア語の女性)の portmanteau [--「かばん語」、ハンプティーダンプティーがつかった--] だという。

シッカ県(ぼくの調査地、エンデ県の東隣の県)のナンガハレ (Nangahale) の 事件は(もともとの事件も複雑であるが)かなり不思議な展開をみせている。 このブログでも紹介したが、 シッカ県のとあるカトリック教会に所属する会社が、 彼らの所有している土地(ナンガハレ)から、そこに住んでいる人々を 追い出したのである。 住民は、この土地はもともと彼らのものであり、 植民地時代に違法にとりあげられたものだ、というのである。

くわしくは、私のブログの こことか、 こことか、 ここ とかを見てほしい。

そして、難民となったナンガハレの住人の、 とりわけ子供達の心の傷を癒すために、 トランスジェンダーの女性たちが立ち上がった、という記事である。

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2025-04-06 Sun

ニュース…「【フローレス島シッカ県】ナンガハレ土地事件に関する法的明確化」---協会側弁護士のまとめ --- もちろん教会寄りの議論だ : [Category Flores]

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先日紹介したが、 教会が フローレス島のシッカ県、ナンガハレで買った土地に 住んでいる住民を強制退去させた件。 Floresa 紙の報道は、もちろん、 「住民」(masyarakat adat) 寄りである。 この記事は、 裁判の教会側の弁護士によるもの (オピニオン)だ。 もちろん教会寄りの議論である。

リード文は: PTクリスラマの弁護士は、 フロレサの報道の一つ「シッカの4歳の子供のヒステリックな叫び声。 その母親はカトリック教会株式会社によってブイに引きずられた」に応えて書いた

内容はひたすら法律用語がならんでいる 長ったらしいものである。 「インドネシアは法治国家なのだから、すべて法によって 裁かれなければならい。 そして、法によればナンガハレの住人に分はなく、 協会側の言うとおりである」ということ。

あまりにテクニカルになったので、 よぉ分からないけど、 ポイントは、これらの法が植民地政府起源のものであることが、 大きな問題なのだと思う。

2025-04-05 Sat

ニュース…「【フローレス島】マンガライで慣習的な土地を売買するのになぜ慣習的な承認が必要なのか?」---土地の売買についての議論だが、とても人類学的だ;マンガライの民族誌を読まなくては : [Category Flores]

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原題は: Mengapa Jual Beli Tanah Ulayat di Manggarai Butuh Persetujuan Tua Adat?

リード文は 個人に分配された慣習的な土地、 すなわち「リンコ (lingko)」は、 私有財産として絶対的なものではない。

このまとめは面白い。

どうも、フローレス島の(かなりの場所で) 二種類の土地の所有形態が同時に使用されているようだ。 氏族所有(tanah ulayat)と個人所有だ。 ただし、(この記事の著者によれば、すくなくとも) マンガライ(フローレス島の西の部族)の「個人所有」は、 市場経済で言うところの「個人所有」ではないというのだ。

係争のポイントとなっているのはある企業による マンガライの「個人所有」の土地の購買である。 著者のポイントは、 市場経済的な購買プロセスだけでは、 この「個人所有」の土地が完全に企業の所有になってはいないというのだ。。

著者は人類学者かと思ったが、弁護士だった。

2025-04-01 Tue

ニュース…「フローレス島のカトリック教会の矛盾:地熱発電を拒絶し、ナンガハレに避難民を残す」---Floresa はカトリック教会批判もきちんとおこなっている : [Category Flores]

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原題は: Kontradiksi Gereja Katolik di Flores: Menolak Geotermal, Membiarkan Umat Terlantar di Nangahale リード文は: ナンガハレで犠牲者となった人々がいたにもかかわらず、 教会側の抑圧的な行動があり、 一部の人々が逮捕された;

記事では、 カトリック教会が (世界的に、そしてとりわけフローレス島で)環境問題に注意を払い、 乱暴な開発につねに異をとなえてきて、 そして、住民の味方であったことについて褒めることから 始めている。 [--Floresa は取材がしっかりしているだけでなく、文章の構成もうまい--] しかし、 フローレス島のシッカ県では、 事情は逆の様相を呈しているというのだ マウメレ教区が所有する会社、 クリスラマ社 (PT Krisrama) が、 この地の原住民 [--Douglas Lewis の調査地である Tana Ai も含まれれいるようだ--]と 対立関係にあるというのだ。 クリスラマが手に入れた土地は、 もともとこの地の住民のものであったと、 彼ら(住民たち)は主張しているのだ。 その土地を、オランダ植民地政府が奪い、 それを教会が受け継いだのだ、と。 この争いのなか、今年の 1月には ナンガハレ (Nangahale) の住民の 120軒の家が立ち退きを命ぜられたという。

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2025-03-30 Sun

ニュース…「これが新しい善き羊飼いです。後に続く人を待っています。フローレス・レンバタの住民が地熱プロジェクトを拒否する司教の手紙について語る」---地熱発電にたいするカトリック教会の立場を高く評価する記事である : [Category Flores]

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原題は: Ini Baru Gembala yang Baik. Kami Tunggu Tindak Lanjut; Warga Flores-Lembata Bicara Surat Gembala Para Uskup yang Tolak Proyek Geotermal

NTT州 (エンデの人々の住むフローレス島が含まれる)と NTB州(スンバワ島など)とバリ州(もちろんバリ島)とで 一つの大きな教区となるようだ。 そこの司教たちが連名で地熱発電に反対する声明を発表したという。 地熱発電の現場、フローレス島・レンバータ島の人々は この声明を歓迎したという記事だ。 その一方、じっさいに地熱発電の行なわれる各県の司教から 立場表明がないことに、 人びとは不満を感じている、ということだ。 具体的にはマンガライ県の司教のことを指しているのだろう。

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2025-03-04 Tue

ニュース…「デモ隊の要求に対しマンガライ県知事ヘリーが返答する「自然を破壊する意図はなく、ましてやポチョ・レオク住民の文化を破壊するつもりもない」と」---フローレス島の西の端、マンガライ県での地熱発電問題についての記事である;ローカルレベルの政府は今のところどっちつかず : [Category Flores]

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原題は: Respon Tuntutan Masa Aksi, Bupati Hery: ‘Tidak Ada Niat Hancurkan Alam, Apalagi Merusak Budaya Warga Poco Leok’

フローレス島マンガライ県 (Manggarai) で続く 地熱発電問題についての記事である。 [--"Berita Flores" という新聞の名前は、はじめて聞いた--]

県知事への抗議のデモがあったのであろう。 反応は良くもわるくも「とりあえず」のものである。 いずれ、 中央政府側につくか、 住民側(反地熱発電)につくかの態度決定を迫られるだろうな。 立場的には中央政府につくしかないのだろうが、 どうやってうまく立ち回れるだろうか。

以下 DeepL の翻訳

ヘリー県知事は、 快適な生活を妨げたり、 自然を破壊したり、 ましてや地域の文化を破壊したりする意図はまったくないと述べた。

もう一度強調しますが、 快適な生活を妨げたり、 自然や環境を破壊したり、 ましてやマンガライの文化を破壊したりする意図は一切ありません。

ヘリー県知事のこの主張は、 2025年3月3日月曜日、 マンガライ州知事事務所のヌカ・ラレ・ホールにおいて、 "ポコ・レオク・ユース"を代表する抗議者グループとの謁見の中でなされた。

謁見の中で、 抗議者の一人であるタデウス・スカルディ氏は、 地元の慣習の問題を提起し、 ポコ・レオク地熱プロジェクト建設のための立地決定 (ペンロック)に関する法令 (SK)を撤回するようヘリー県知事に求めた。

以上最初の数段落の翻訳。

あたらしい発展はないようだ。 もしかしたら、住民たちにとって、 地熱発電じしんは問題なく、 問題は場所なのかしらん。

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