[Visit Website Floresa] 2003年の Home Floresiensisの発見は 大ニュースだった。 現世人類とは違う人類が、 ごく最近までフローレス島に住んでいたというのだ。 [--この説への反論も根づよいようだが。--]
それ以来13年間、 この洞窟での調査は続いている。 洞窟自体はマンガライ県の県庁所在地、ルーテンから すぐ近くである。 しかし、科学者は近隣の住民とまったく 話をしないという。 とういわけで、 住民たちの間に、 いろいろと噂が広がっている、というのだ--- 「あいつらは宝を掘って自分の国にもって 帰っているのではないか」などなど。
《More . . .》[Visit Website Pos Kupang] ンドゥアリア(直訳すれば、「すごい山」)は エンデとマウメレを結ぶ道沿いにある村だ。 そこでモサラキ(「土地の主」)と モサラキの間の対立に端を発した 村人同士の衝突が起きた、という記事である。 警察がはいり、沈静化したようだ。 死傷者は、どうやら、いなかったようだ。 おそらく一つの共同体の中の勢力争いなのだろう。 共同体と共同体の争い (「戦争」と呼ぶべきだろう)だったなら、 死傷者が出たかもしれない。
来年リオにいったときに 聞き取りしよう。
ここ に続報がある。 「数百名の警官が動員された」とあるので、 かなりの「騒乱 (kerusuhan)」だったようだ。 いくつかの家が破壊され、 焼かれたという。
[Visit Website Pos Kupang] ボロン (Borong)は (フローレス島)東マンガライ県の県庁所在地である。 「乾季がまた長引きそう」という 論調かと思ったら、 「町の人たちはこれでまた生き生きとして 暮していけるだろう」とのこと。
大阪は雨が降りはじめた。
[Visit Website Pos Kupang] ナンガロロ郡(フローレス島、ナゲケオ県)は、 県境をはさむが、 ぼくの調査地の隣の郡である。 そのナンガロロ郡で57ヘクタールもの畑が 被害を受けている、という記事である。 この数字は一つのデサ(行政村)からの報告の 数字のようである。 デサの名前は Oda Ute --- 行ったことのある村だ。
今年の旱魃は例年以上に ひどい状況をNTT州に、 とりわけフローレス島にもたらしているようである。
[Visit Website Kompas] 全国紙『コンパス』の「旅行」欄の記事である。 フローレス島のマンガライで、 コンパスの記者が出会ったある出来事だ。
レダレロ(フローレス島の東のほうにある カトリックの神学の大学)からの客を、 フローレス島の東マンガライ県(島の西側にある) のロンガ村の神父と村人たちが迎える様子を描いている。 さすが、全国紙の『コンパス』だ。 Pos Kupang の記事とはずいぶん違う。
[Visit Website Pos Kupang] ンガダ県(フローレス島、エンデ県の西隣の県)の リウンでは土地の係争が頻発しているという記事だ。 警察にインタビューしているのだが、 内容がとても薄い--- このタイトル以外の情報はほとんどない。 どこの村で、なにが理由で、どんな風に、などなどの 詳細がまったく書かれていない。 「わたしはここに赴任して 5ヶ月だが、すでに、 沢山の事件を処理した」--- 件数くらい聞きなさい!
唯一の面白い情報は、 「警察がやることは:郡政府や村長と 相談したり、さらには Lembaga Pemangku Adat (LPA)に アプローチしたりすることだ」という箇所だ --- LPA(「慣習法(アダット)機構(?)」)という 組織については始めて聞いた。
《More . . .》[Visit Website Pos Kupang]
乾季が長く続くというのは、 NTT州では毎年のことなのだが、 今年はとりわけて長いようだ。 この記事はフローレス島エンデ県の 東リオ郡の村の話だ。
村長の話が引用されている。 長くつづく乾季によって、 米、とうもろこし、豆などが枯死してしまい、 食物がほとんどなくなっているという。
[Visit Website Pos Kupang] エンデの町(エンデ県の県庁所在地)の 信号が破壊されたので、 交通局の役人がこれから一つひとつ修理をする、という記事だ。
たんなる連想・・・昔エンデの町に街灯が ついた。 数日で、 全部の街灯が破損されてしまったという。 わたし「どうしてだ?」、 友達「石を投げて壊すやつがいるんだ」、 「なんでそんなことを?」、 「そこに街灯があるからだろう」 「・・・」。
[Visit Website Pos Kupang] NTT州では、乾季が長引き、 食料が不足している。 フローレス島のナゲケオ県の倉庫には、 もう 135kg しか米がない、という (「一人当たり」ではない)。
[Visit Website Pos Kupang] ンバッイ (Mba'i)は (フローレス島に)あたらしくできた県、ナゲケオ県 [--ンガダ県から分かれた--]の 県庁所在地だ。 そこで年末・年始とにわたって物価が高騰しているとい う記事である。
12-31 で米が 12000/kg [--2015年の夏、エンデで5000から10000くらい。--] 砂糖が16000/kg、 落花生が30000/kg、 カッチャンヒジョウが 25000/kg という。
ただ、不思議なことに、 唐辛子(絶対必需品!)の値段は さがっているという。
[Visit Website Pos Kupang] 南山大学から教員と理事(かな?)が、 エンデのシュラディカラ高校を 訪問して、 提携に向けての話し合いがもたれた、という記事だ。 どちらもSVD(神言会)の学校だ。 もし提携が結ばれたら、 シュラディカラから毎年二名の学生を 南山に送ることになるという。
うまく進めばいいのだが。
[Visit Website Pos Kupang] 結婚式やら葬式があると、 エンデの町の人は、すぐに道をふさぐ、という記事だ。 道をふさいで、会場にするのだ。 そうなると、もちろん車やバイクは 回り道をしなくっちゃいけないことになる。 町の人の声:「葬式は、まぁ、しょうがないかな。 でも二日も三日もふさぎっぱなしはやめてほしい」。
ぼくはもう慣れてしまい、 奇異にも思わなくなってしまった。 町中なら回り道できるけど、 町の外は大きな道が一本しかない。 ぼくの調査している村で一年に一回ある儀礼では、 その大きな道を儀礼参加者が聖なる道具をもって、 一つの村から次の村へと、 行列をくんでゆっくりと歩いていく場面がある。 その間、車は行列の両側で おとなしく待っている。
ま・ゆったりとしていて、ぼくは好きです。