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原題は "Saat Warga Poco Leok Ngotot Tolak Perluasan Proyek Geotermal"
いま PT PLN (国立電力会社)が フローレス島の マンガライ (Manggarai) の Lingko Tanggong という場所で 地熱発電のプロジェクトをおこなっている。 そのプロジェクトの拡大が計画されているのだが、 マンガライの人々がそれに反対してデモをしている、という ニュースである。 「人々」の出身を行政村の名前でなく、 masyarakat adat 「アダット社会」の名前で数えているのが、 興味深い。
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原題は "Festival Nusa Solor Jadi Momen Pemurnian Budaya"。
東フローレス県の主催で 2023-06-21/2023-06-23 の間にソロール島で、 Festival Budaya(文化のフェスティバル)が開催される、というニュースだ。 「文化のフェスティバル」なんて、 いささか1980年代みたいだとは思ったが、 それでも興味深い。 確かに、 16世紀から17世紀ポルトガルからオランダに至る歴史の中で、 ソロール島は重要な役割を担っていたが、 現在、 あまり輝かしいスポットライトがあてられてはいない。 なかなか面白い着眼点だな、と思う。 どれくらい遺跡や記録が残っているのかな。
それと、 ソロールと言えば東ティモールとの歴史上での 密接な関係が有名だが、 東ティモールとの関係が、 この「お祭」の中でどんな風に扱われいてるのかにも興味がある。
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原題は "Usaha Warung Makan Milik Frans Samong Bertahan di Tengah Pandemi Berkat Obor Mas"
東インドネシアでの Koperasi (協同組合)の話だ。 フローレス・ティムール県のフランス・サモンさんが、 オボル・マス協同組合からの出資でつくった 食堂がうまくいっているよ、という記事だ。 「場所もとてもいい」という。 マウメレ・ララントゥカ (Maumere/Larantuka) の幹線道路わきにあるし、 サワ(水田)をみわたせるとてもいい景色だというのだ。 楽しそう。
オボル・マスは、ぼくのお父さん バパ・ロベ さんの孫が 就職したところだ。 なかなかに大きな組合のようだ。
ふつうの農民が、ふつうのやり方で、 経済的に成功している話を聞けると嬉しい。
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マウメレは(エンデ県の隣の)シッカ県の 県庁所在地(唯一の町)だ。 毎週日曜に、 村から出てきたおばちゃんたちがで (市場(いちば)として指定された場所まで行かずに) 商店街の店の前で 勝手に野菜を売り出すという。 記者は 「とつぜん市場」(Pasar Dadakan)と呼んでいる。
Pos Kupang(新聞)は記事がいつも手抜きだ。 「ちょっとしたインタビューでも すれば、 すこしは深みがでる記事になるのになぁ」と思う。
[Visit Website Pos Kupang] マウメレの空港(フランス・セッダ空港)に着陸しよう とした Wing Air の飛行機が、 管制塔からの応答がないので20分間空港の上を 旋回していたというニュースだ。 管制塔にまだ人がいなかったらしい。 「インドネシア一番のなまけもの空港だ」とは、 乗客のことば。
マウメレの空港はエンデの空港より ずっと空港らしいところだ。 それがこの体たらく・・・。
[Visit Website Pos Kupang] アロール島はフローレス島の東につらなる 島である。 現在はアロール県として独立している。 (かつては、たぶん、「東フローレス県」の一部)
雨季は12月ころから2月くらいだと思う。 雨季もまともに来なかったのだろう。 アロールでは水不足になっている、という記事だ。
[Visit Website Pos Kupang] エンデ県の森林省 (Dinas Kehutanan dan Perkebunan (DisHutBun)) がエンデ郡(ナンガバーのあたりだ)の 法的調査を始めた。
目的は書かれていないが、 おそらく、 国有の森林とそれ以外の森林の境界を はっきりさせるための調査だろう。 国有林に接する土地をもっている 住民も参加した、いう。
《More . . .》[Visit Website Pos Kupang] フローレス島の ケリムトゥの山頂にある三つの湖は 「三色の湖」として有名だ。 ペンキをたらした様な、人工的で・ おどろおどろしい色の三つの湖を一望のもとに見るのは、 ngeri である。 今回の変化は「妖術師(ポロ)の湖」のものだ。 「若者の湖」(緑)と 「老人の湖」(白)の色は変わっていないという。
かなりの頻度で色が変わっていると思う。 最近では、 2013年に「若者の湖」の色が 真紅から緑へと変わったという。
[Visit Website Pos Kupang] AMAN は「インドネシアのアダット共同体連盟」 (Aliansi Masyarakat Adat Nusantara) (たぶん NGO)の略名だ。 インドネシア全体にネットワークがあると聞いていたのだが、 どうせ、ジャワやスマトラあるいはボルネオ島くらいに しかないのだろうと思っていた。 エンデにもあるんだ。 興味があるのだが、 いつもの通り、Pos Kupang には 情報はまったくない。
[Visit Website Floresa] 2003年の Home Floresiensisの発見は 大ニュースだった。 現世人類とは違う人類が、 ごく最近までフローレス島に住んでいたというのだ。 [--この説への反論も根づよいようだが。--]
それ以来13年間、 この洞窟での調査は続いている。 洞窟自体はマンガライ県の県庁所在地、ルーテンから すぐ近くである。 しかし、科学者は近隣の住民とまったく 話をしないという。 とういわけで、 住民たちの間に、 いろいろと噂が広がっている、というのだ--- 「あいつらは宝を掘って自分の国にもって 帰っているのではないか」などなど。
《More . . .》[Visit Website Pos Kupang] ンドゥアリア(直訳すれば、「すごい山」)は エンデとマウメレを結ぶ道沿いにある村だ。 そこでモサラキ(「土地の主」)と モサラキの間の対立に端を発した 村人同士の衝突が起きた、という記事である。 警察がはいり、沈静化したようだ。 死傷者は、どうやら、いなかったようだ。 おそらく一つの共同体の中の勢力争いなのだろう。 共同体と共同体の争い (「戦争」と呼ぶべきだろう)だったなら、 死傷者が出たかもしれない。
来年リオにいったときに 聞き取りしよう。
ここ に続報がある。 「数百名の警官が動員された」とあるので、 かなりの「騒乱 (kerusuhan)」だったようだ。 いくつかの家が破壊され、 焼かれたという。
[Visit Website Pos Kupang] ボロン (Borong)は (フローレス島)東マンガライ県の県庁所在地である。 「乾季がまた長引きそう」という 論調かと思ったら、 「町の人たちはこれでまた生き生きとして 暮していけるだろう」とのこと。
大阪は雨が降りはじめた。