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ニュース…「【フローレス島】ゴミしか受け取っていない;西マンガライ県知事は、国立公園(TNK)からの非課税国庫収入(PNBP)の分配を林業大臣に要請しました」---「中央政府め!おれらの観光の上前はねやがって」ということかしらん :[Category Flores]

2025-07-08

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原題は: Hanya Dapat Sampah, Bupati Manggarai Barat Minta Menteri Kehutanan Bagi Jatah PNBP dari TNK

舞台はフローレス島の西の端、 西マンガライ県 (Kabupaten Manggarai Barat) --- この県の最大の街、ラブアンバジョは、 コモド・ドラゴンの生息地への観光のための拠点となる街である。 さらに TNK(「コモド国立公園」)ができ、 観光はますます発展している。 このブログでも、 オーバー・ツーリズムの話題などをいろいろ取り上げたが、 この記事も観光についての話だ。

リード文は: 2023年以降、政府はTNK区域外のいくつかの島からのみ課税を認可されています。

Sider による要旨:

この記事は、 マンガライバラトのバディンエディティウス・エンディ氏が、 TNK (コモド国立公園)からの PNBP (国庫外税収)の配分を求める要望を示したことを中心に、 地域の経済や環境管理の課題を解説している。 特に、 PNBP の配分不足や観光収入の偏在、 ゴミ問題など、 現地の福祉と持続可能な観光発展に関する問題点が強調されている。 さらに、 中央政府と地方の利益分配における制度的課題や、 地域住民が直面する経済的恩恵の不均衡についても言及されている。

主要ポイント

  • エディティウス氏は、TNKからのPNBP配分を増やし、地域の教育や医療施設整備に充当したいと要望した。
  • 2024年のTNKのPNBPは53億ルピア以上に達し、観光客数に基づく収入が高い一方で、マンガライバラトはわずか2.6億ルピアを受け取っている。
  • 地方自治体は、TNK外の島々でスノーケリングやダイビングの観光収入を得ているが、TNK内の収益からは排除されている。
  • 2023年から、TNKへの観光収入の徴収はBTNKのみが行うことになり、以前のように地域も収入を得られなくなった。
  • BPK(国家監査庁)の勧告により、TNKへの入場料収入は中央のBTNKに集中し、地方は問題の解決やゴミ処理などの負担だけを受けている。
  • Raja Juli Antoni氏は、利益の共有の重要性を認め、地域の利益が直接反映される仕組みを模索していると述べた。
  • 地域の持続可能な発展には、財政問題や収益分配の制度改革が必要であり、観光収入の公平な分配と環境保全が求められている。

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