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きょうの散歩のお伴は In Our Time の Slime Mould である。 先週の土曜日に聞きはじめたのだが、とても面白い。 すぐにアマゾンで図鑑を二つ(南方熊楠の『菌類図譜』と『変形菌 発見と観察を楽しむ自然図鑑』)を注文した。 日曜日に届いた!
今回の In Our Time (Slume Mould)の1つのテーマは「粘菌の知性」だ。 ちょうど Dennett の「志向姿勢」とか「理解力なしの能力」などを勉強していたので、 とても参考になる。 というわけで、『考える粘菌 --- 生物の知の根源を探る』 (中垣 2023) も買ってしまった。
きょうの散歩のお伴は: Monsters are due on the Maple Street を聞く。 群集心理を描いて面白いのだが、 さすがに40分程度で、 こんなに次々と「わたしたちの中の敵」が作られていくのは、 説得力に乏しいと感じてしまう。 ドラマツルギーとしてはよく出来ていると思うので、 もっと少人数となるセッティングで、 2時間くらいの時間をつかって、 同じテーマを奏でると面白いかもしれない。
にちようびの徒然(つれづれ)に藤沢周平の『用心棒日月抄』 (藤沢 2002)を読みはじめた。
そして、すぐに読み終わった。
このシリーズを読むのは、これで3回目かしらん。 藤沢周平の町人ものは読み始めるのに勇気がいる。 ハッピーエンドはほとんどないし、 辛い場面が多いのだ。 それに反して、藤沢周平の剣豪もの(武士が主人公の物語)は 安心して読める。 ストーリーも基本的に勧善懲悪で、 ハッピーエンドになるので嬉しい。 池波正太郎みたいなスーパー剣豪ではないので、 剣のバトルを(それなりに)わくわくしながら読める。
用心棒日月抄は、そんな剣豪もののなかでも、 嬉しい程に低学年向けだ(けなしているのではない)。 どんどん読み進めてしまった。 短編集をとおして、 本筋にからみあう忠臣蔵も楽しい趣向だ。
The Spandrels of San Marco and the Panglossian Paradigm: A Critique of the Adaptationist Programme (Gould \& Lewontin 1979) を読みおわった。 ぼくがずっと思っていた疑問を、 明解に(いささか余計な衒いが多いが・・・)述べた論文だ。 以下、感想をかねた Todo と自分への設問。
きょうの散歩のお伴は: A World of His Own (Twilight Zone). グレゴリー・ウエストは人気の脚本家、 彼の秘密の能力は、 彼が脚本の中で作り出したキャラクターを現実にもってくる、という能力である。 彼が作り出した美人、メアリーをめぐって、 妻のビクトリアと喧嘩になる。 ・・・という物語だ。
落ちもすばらしい。
「落ちは、もう一回ひとひねりしてもいいのでは」と思ったが、 考え直した --- それでは江戸川乱歩に (あるいは、「ブレヒトに」)なってしまう。
[12:21:08] Beyond Pod がいなくなってから、 あちこちの Podcast のアプリケーションをためしていた。 BeyondPod は Playlist の作成方法がすばらしかった。 プレイリストのそれぞれのスロット(一番目、二番目・・・)に、 どのポッドキャスト(あるいは、どのカテゴリーのポッドキャスト)を当て嵌めるかを 詳細に指定できるのだ。 またそれぞれのポッドキャストをどのようにダウンロードするかも 詳細に指定できる。 BeyondPod 以外のどのアプリケーションも、 プレイリストの作成はアプリケーションまかせの、 とても原始的なものだ。
最近使っていたのは Podcast Addictだ。 Podcast Addict の一番の欠点は Playlist の修正が直観的でないところだ。 リストの作成がアプリケーションまかせなのはもう我慢するしかないのだが、 そのリストの微調整がとてもやりづらいのだ。 直観的にはリストの中を移動したいアイテムを 〈長押しして(上や下へ少しづつ)移動させる〉のが誰でも考える方法だろう。 ところが、 Addict では、そのアイテムを長押ししてメニューをだし、 そのメニューから「一番上」とか「一番下」とかを選択するのだ。 じつにイライラする! [--例えば、それを上から三番目の位置に移動させることを考えてみよ--]
・・・かといって、 ほかのアプリケーションは、どれも、たいしたことない。 けっきょく、Podcast Addict を含めて、 どのポッドキャストアプリケーションもイマイチなのだ。
さてさて・・・
今日、昼休みにあちこち Android の Podcast アプリケーションを さがしまわっていた。
いいの、みつけた --- AntennaPod である。 なんと Github に拠点を置くフリーのソフトウェアだ。 まだまだ発展途上だが、 この GitHub をつかってフリーというコンセプトが気にいった! フォーラムもある --- さすがにプログラミングで貢献はできないが、 なんらかのアイデアを貢献できるかもしれない。
以下は、 「進化学界においては、 パングロス論文は間違ったものとされ、中間説は定説になっている」という 理解にもとづいて書きます。
グールドとルウォンティンが パングロス論文、 すなわち、 "The Spandrels of San Marco and the Panglossian Paradigm: A Critique of the Adaptationist Programme" (Gould \& Lewontin 1979) の 中で目指すのは、適応至上主義はまちがっており、 進化にはそれ以外の道もあるのだ、ということを示すである。 そこで出された様々な具体的な案はどれも面白いが、 それらはさておき、 野望は以上のとおりだ --- すなわち、 適応で説明するのがいかんというのではなく、 それだけではないよ、という議論だ。
中間説とは、まさにそのような答えじゃないのだろうか?
分子レベルだと中間説(自然淘汰じゃないよ)はよくて、 表現型レベルだと中間説(自然淘汰じゃないよ)はよくない、というのだろうが、 その辺の議論が、ぼくにはよく分かっていない。
[Visit Website Gizmodo]
原題は:White House Invades Bluesky to Troll、 Predictably Gets Mass Blocked。
散歩のお伴(今日から AntennaPod をつかってみる)は: Twilight Zone He's Alive. アメリカの片田舎で二流ナオナチ団体をつくろうとしている 主人公ピーターの演説は、そのままアメリカ大統領の演説として通る --- 薄気味悪いほどに酷似している。 なお、このエピソードは 1963-01-24 に放送されたものである。
[Visit Website Floresa]
原題は: Polisi Lapor Imam Katolik di Flores terkait Tudingan 'Jaringan Mafia' dalam Proyek Waduk Lambo (Floresa の記事です)
リード文は: ステフ・トゥペン・ウィティン神父 (Pater Steph Tupeng Witin) (SVD)は、 ナゲケオ県警察によるこの告発を「刑事訴追」と呼んだ
なお、ここで問題になっているWaduk Lambo については すでにこの Blog で 2024-03-21 に紹介している。 「ワドゥック・ランボ」が地名で、 プロジェクトはダムの建設だ。 神父が執筆したオリジナルの記事については、 つぎの項で扱う。
以下は Sider AI による【要約】
Floresa の報道によれば、 フローレス島ナゲケオ県 [Nagekeo] で警察に対する名誉毀損の疑いで、 カトリック司祭ステフ・トゥペン・ウィテン(SVD)が訴えられた。++
++ ウィテンは Waduk Lambo(ラムボ貯水池)プロジェクトに関連する 「麻薬的な権力網」や抑圧的行為を指摘するオピニオン記事を Florespos.net に掲載し、 警察幹部や一部関係者が土地強制や不公正な補償を行っていると主張した。++
++ 【警察側は、神父の】この主張は、 報道機関と市民を「マフィア」網の一部として断罪する内容を含み、 複数の関係者が内部で情報操作を行い、 記者の報道にも影響を及ぼしていると断言している。 一方、 被告側弁護士は言論の自由と証拠の提示を重視し、 法的責任の追及を表明している。++
++ Waduk Lambo は国家戦略プロジェクトとして2021年から進行中で、 総予算は 1.47 trillion( = 1,470,000,000,000)ルピア [--147 兆ルピア(135億円相当)--]、 80%超の工事進捗にもかかわらず土地賠償は未完である。
[Visit Website florespos.net]
「フローレス島で、ある神父が警察によって名誉毀損で訴えられた」 という記事を紹介したが、 そこで問題になった神父が執筆した記事がこれ (florespos.net)です。 [--消滅した florespos のサイトが復活した?別口?--]
記事は12ページにわたるものなので、 ここでは最初のページだけ要約する
以下 Sider AI による要約である:
社会の弱者が巨大な組織犯罪(マフィア)の支配に直面する中、 公正と倫理の価値が力の前に揺らぐ現状を描く。 マフィアと結託する権力機構が支配力を強化する一方で、 市民・ジャーナリストは抑圧と脅威に直面し、 Thucydides の現実主義を参照する形で 力の均衡が正義を規定すると論じられる。 結局、 力によって正義が左右される現実を浮き彫りにし、 倫理と法の重要性を訴える。
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最終更新時間: 2025-10-24 11:06