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『フルハウス 生命の全容ー四割打者の絶滅と進化の逆説』 (グールド 1998)を読み終わった。
そのテーマとは、 進化はランダムで、トレンドは存在しない、ということだ。 それを何度も何度もいろいろな角度から説明している。 なかなかに説得的だ。
四部構成だが、 第3部の「妥当な打者 四割打者の絶滅と野球技術の向上」は読まずに飛ばした。 テーマとしては同じことが繰り返されるだけだろうので、 野球について蘊蓄を聴かされるのはつらい。
『メグレと殺人者たち』 (2013)を読み終えた。 読み始めたとたんに Rowan Atkinson のメグレものの 一つだとわかった。
あ・つかれた。 いままで読んだメグレの最高作だと思う。 狂気のマリアがすごい・・・。
市立図書館の電子図書館で借りていた 『裏切りの塔 G・K・チェスタトン作品集』 (チェスタトン 2021) を読み終わった。 チェスタートンの小説で未読のがあったのが (もしかしたら読んでいて忘れていたのかもしれないが) うれしい。 とくに最初の「高慢の樹」はすごかった。 イタリアに住んでいるアメリカ人、シプリアン・ペインターが狂言回しだ。 大地主ヴェインの家に招かれた彼は、 彼がこの地でみつけた詩人、トレハーンを同伴する。 待っていたのはヴェインとその娘、バーバラの他に、 アッシュ弁護士とブラウン博士という面々だった。 ヴェインは、 彼の先祖が植えたという「孔雀の木」に関する当地の 噂話を語る。 この地の人々はこの木を忌み嫌っている。 村の人たちは、村に起こる不幸をことごとくのこ木のせいにする。 ペインターは、 その木の前半生を語る奇譚を披露する。
傲慢な詩人トレハーンとその他の男たちの間の 口にはだされない不和、 その詩人に魅きつけられている様子のバーバラ・・・。 登場人物もほどよく配置され、物語はすすむ。 さて、 再び同じ面子であつまったとき、 大地主、ヴェインが、 孔雀の木がなんでもない、ただの木であることを 証明するために木の上で一晩すごすという。 ところが、 ヴェインが行方不明になってしまうのだ。
残りのページで、 高慢の木による「殺人事件」の真相があばかれてゆく。 たまたま『19世紀イタリア怪奇幻想短篇集』 (橋本 2021)を読んでいたので、 チェスタートンにまんまとひっかかってしまった。
あ・・・おもしろかった!
それに比べると最後の「裏切りの塔」は、 むだに登場人物が多くて、 なにが問題になっているのかよくわからなかった。 もう一度読んで、やっと「奇抜な殺人方法」の解明が問題になっていたことが わかった。 登場人物、多過ぎ!
『19世紀イタリア怪奇幻想短篇集』 (橋本 2021) の 最後の作品、「三匹のカタツムリ」を読む。[11:06] やっと面白い物語に出会った。 中世の艷笑譚みたいで、たのしく読んだ。 これで読了。 ★ をあげるとすれば ★★1/2 かな。
BBC Sounds で ドラマカテゴリーをチェックしていたら、 McLevy in the New World を見つけた。 「わ、McLevy の新しいシリーズだ!」と喜んで聴きはじめる --- なんと、マクリーヴィーがリース (Leith) の警察をやめて、 ジーン・ブラッシュと二人でアメリカに来ている。 エピソードをかなり飛ばしてしまったようだ。 あわてて、 古いエピソードを調べる。 まだ BBC Sounds で聴ける状態でたくさんのこっていた。
きょうは Series 10 の A Sore Convulsion を聞いた。
舞台は変わらずに、 リース (Leith) (エディンバラの近くの港町らしい)だ ・・・安心した。
リースの港のドックの拡張計画を背景にして、 その計画に関係していると思われる殺人事件が発生する。 上司 Lieutenant [--「所長?」--] Roach は、いつものとおり、 深入りをさけようとするが、 インスペクタ(警視)マクリーヴィー (McLevy) と コンスタブル(巡査)マホランド (Mulholland) の捜査は、 どんどん深みにはまっていく。 一方、もう一人の主人公、 エディンバラでナンバーワンの娼家 (Bawdy House)、 「正義の土地」(Just Land) の持ち主、 ジーン・ブラッシュ (Jean Brash) は自分の人生を見直す契機となるような 人物と出会う。 母を同じくする妹、エミリア・スペンサーである。
二つの筋はいまのところそれ程つよくは 絡みあっていない。 エミリアの夫がドックの拡張計画のボスなので、 続編があるだろう。
でぶっちょで下品なマクリーヴィーは、 大好きだ。 今度好きな警察官リストをつくってみようかな。 マクリーヴィーはフロストと並んでトップ3に入るだろう。 大嫌いなのはモース警視だ。 「スノッブ」というのはこういう不愉快な人物を指す言葉だ。
閑話休題。
思うに、ジーンとマクリーヴィーの距離はもっともっと 離れていたように思う。 まだまだ聞いていないエピソードがあるようだ。
[Visit Website the-egook-reader]
原題は:Kindle Scribe Notebooks Now Viewable From Web Browsers.
kindle scribe でつくった手書きノート(「ノートブック」)を、 ウェブから読める、という記事だ。 さっそく指定された URL (https://read.amazon.com/kindle-notebook)にアクセスする。 ぼくの作ったノートのアイコン(ファイル名つき)が見えた。 「やった!」・・・ダブルクリックする。
・・・残念ながら、開けなかったお。 「またあとで」というメッセージがでる --- 正確には Couldn't open your notebook. Sorry, your notebook couldn't be opened. Please try again. 一週間ほどの間に何度もアクセスしたが、 改善はない。
後日、あたらしいノートブックをつくって試してみよう。
[Visit Website Gizmodo]
原題は "Georgia GOP Chair Pushes Flat-Earth Conspiracy, Says Globes Brainwash Us"
共和党はどうしちゃったのか・・・。 穏健な保守などではなく、 狂気の集団になっていくような。 ジョージア州で当選した共和党議員、 カンディス・テイラーが、 他の二人の共和党の賛同者とともに「地球は平だ」説を唱えている、 という記事だ。 「みてごらん、あっちにもこっちにも地球儀がおいてあるでしょう。 もし地球がほんとうに丸いのなら、 あんなに必死になる筈はないでしょう。 彼らは、ああしてわたしたちを洗脳しているだ」・・・。 こんな記事を読むと フロリダ州知事さえまともに見えてしまう。
クリエーショニスト(神が地球を作り、人間をつくった)は 理解できる。 私もまた、 ある種の環境に育てば、 そのような考えを抱いてしまうこともあったかもしれない --- そんな風には思う。 しかし「地球は平だ」説を信じる気持を理解することは できない。 基本は、 わたしの周りの人はすべて、わたしを騙すべく 嘘をついているという信念だろう。 ことができるのだろうか。 これは病的な強迫観念にしか思えない。
午後はずっと、06-02/03 に開催される 研究大会@広島での原稿、 「裏切りの美徳」に手をいれていた。
結論の目論見はこんな風だ --- メイナード・スミスとサトマーリの 『生命進化8つの謎』の表に 「霊長類社会へ」の謎をつけくわえて、9つの謎にする。 「心の理論」(theory of mind) を 8. の閾問題の解とし、 模倣を複雑さへのアクセルとして、 裏切りを複雑さへのブレーキとする。 芸術を二重の裏切りとして、 それを 9. の閾問題の解とする。
(1) ワンクリックで本から本へ移動できない。 いったん Library にもどって、 そこから別の本を選択しなければいけない。
「最近読んだ本」というメニューがあればいいのだが。
(2) 本からノートブック(あるいはその逆)への 移動がチョー面倒だ。 本から Library に行き、 そこから Notebook に行き、 目的の Notebook をクリックする。 なんてめんどうなんだ。
Notebook カテゴリーなどなければいいのだが・・・。 Notebook も「パーソナルドキュメント」にすれば いいと思うのだが、 そんなに簡単じゃないのかしらん。
この点では Kobo Elipsa の方が優れていると思う。
[Visit Website GoodEReader]
原題は: Kindle Scribe: A quartet of new features that make the e-note great to own and operate
新機能がずいぶんあるようだ。 しかし待望のナビゲーションにかんする改善はないようだ。
先日聞いた A Sore Convulsion の続きだ。 港である殺人が起こり、 マクリーヴィーとマホランドが捜査にあたることとなる。 この殺人の背後に、 ドック拡張工事をめぐる汚職が暗示される。 いっぽう、 その工事の責任者スペンサーの妻、エミリアが、 ジーン・ブラッシュの母を同じくする妹であることがわかる。 これが前回までの粗筋だ。
ジーンはおずおずとエミリアの言うことを信じはじめる。 二人の友情が深まり、 二人がそれぞれの人生を語る。
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最終更新時間: 2025-04-28 11:09