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残日録 --- The Remains of the Day / 2015-10

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2015-10-06 Tue

 はじめての院ゼミ: [Summary]

 後期最初の院ゼミだ。 今回のテーマは「ナショナリズム:政治と文化」だ。 民族誌的な資料は、 ティモール・レステを中心に扱うことにした。

イントロとしての論考、 「ティモール・レステの語り方」は間に合わなかったが、 「院ゼミ日程表」はほぼ完成したので、 これをもとに、院生さんたちの発表の割り当てをした。

2015-10-07 Wed

 はじめての講義: [Summary]

 きょうは講義「人類学理論」の最初の授業だ。

ぜんぜんうまくいかなかった。 ・・・すべりまくってしまった。 (・・・しょんぼり・・・)

この失敗の原因は、 (1) とつぜん教室変更をした事務、および (2) きちんと空調管理をしていなかったTAさん、および (3) 聞き方が下手な聴講生である、と モウリーニョみたいに、責任転嫁全開の言い訳を考える。

「ぼくの授業力が弱いわけではない!」と頭の中でさけんだが、 いまいち説得力がない。

授業の内容は ↓

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2015-10-08 Thu

 『ホーンブロワー』を見る: [Cinema/TV]

 GYAO で 『ホーンブロワー』 (「2つの祖国」)を (Chromecast 経由でテレビ画面で) 見る。 わりとゆっくりのペースだったが、 半分を過ぎたあたりから、 のめりこんでしまった。 最後の方では必死に涙をこらえてた。 すなおに感動しました。 下手な映画よりよく出来ている。

あわてて、 Kindle で買っていた Hornblower の Captain シリーズ をとりだして読み始める。 [--三冊ごとに組になっているのの真ん中。 一つめが「若きホーンブロワー」、 最後が「提督ホーンブロワー」だ。 この「ホーンブロワー船長」は、 Hornblower and the 'Atropos' --- これは読了、 Happy Return --- 読みかけ---と A Ship of Line の三冊の合本だ。--]

 『おじゃる丸』: [Cinema/TV]

 8月、9月と『おじゃる丸』が 再放送ばっかりだったのだが、 きのうから新しい (少なくともぼくがまだ見たことのない)作品に なっている。

 『コロンボ』シリーズ: [Cinema/TV]

 民放でやっている『コロンボ』シリーズの録画を見る。 二ヶ国語放送でなく、 すべて日本語だった。 「構想の死角」 (Murder by the Book) の監督が Steven Spielberg だった。

2015-10-14 Wed

 来週こそは!: [Summary]

 二回目の授業をした。 「第1章 呪術とためらい」だ。 なかなかうまくいかない。 授業が終わって、70人ほどの感想文を読む。 元気がでてきた。 来週こそは!

2015-10-15 Thu

ニュース…「シッカの王の家がツーリストに人気」 : [Category Flores]

[Visit Website Pos Kupang]  シッカ村(フローレス島エンデ県の東隣)にある シッカの王の旧家屋がツーリストに人気だ、という 記事である。

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2015-10-16 Fri

 竜王戦: [Chess]

 来週はいっぱい喋らないといけない。 それに備えて準備ができるのは今日と明日だけだ。

さて、 きょうは竜王戦の一回戦だ。 竜王糸谷のはじめての防衛戦で、 挑戦者は糸谷が竜王を奪った相手である 渡辺だ。 どうやら前評判は渡辺の有利のようである。

終盤戦が泥沼になって なかなか目がはなせない。 2ch とtwitter で見ていたが、 ニコニコの生放送があるのに気がついてからは、 そこに釘付けになってしまった。

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2015-10-18 Sun

 研究会: [Anthropology]

 きょうは呪術の研究会だ。 特別ゲストでなつかしいSKさん (Q大を今年定年)が来ていた。 二本の発表も面白かったし、 あとの懇親会も楽しかった。 とりわけ、つい最近まで学生さんだった研究者の人から 聞く他大学の先生をめぐる政治状況の話が興味深かった。

2015-10-19 Mon

ニュース…「エンデ政府が北海岸にも病院を作る」 : [Category Flores]

[Visit Website Pos Kupang]  言われてみれば、 エンデ県の北海岸には病院がない。 北海岸は県の中心地のエンデの町への交通の便も わるい。 ひさかたぶりに県政府のヒットかな。

2015-10-20 Tue

 英語でしゃべった: [Summary]

 最初の院ゼミだ。 いつものように、ぼくが「今回のテーマ」について 1コマ分喋る。 いつもは(日本語の分からない学生のために) 日本語に英語をまぜるのだが、 けっきょくルー・大柴みたいになって、 日本語としても英語としても分かりにくい発表に なってしまう。 今回はいちばん大事なところを英語だけにした。 ・・・しっかし環境が英語でないところで 英語をしゃべるのは難しい[--はい、言い訳です。--]

内容はなかなか面白いと思うのだが、 学生さんたちの反応(表情)はイマイチだった なぁ・・・。

2015-10-21 Wed

 やっとうまくいった: [Summary]

 きょうで授業は三回目となる。 これまで二回、どうも授業がうまく行かない。 いろんなもの(事務、学生、TAなどなど)に 責任転嫁してきたが、 先週、 学生さんが「教室のせいですよ」と言ってくれた。 これまでいつもの教室が修理中で使えなかったからだ。

予定より修理が早くに終わり、 きょうからいつもの教室に戻った。 これでうまくいかなかったら もう言い訳はできない・・・。

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2015-10-22 Thu

 武器商人: [Dream]

 ぼくは、 昔住んでいたアパートの近くで、 いつものように空を飛んでいた。 地上2メートルくらいの高さしか飛べないあの 飛び方だ。 どうやっても高度をかせげない。

その日、 そのアパートには政府の武器開発局の 人々が視察にきていた。 彼らは、ぼくの飛翔を見て、 武器のヒントになることに気づき、 ぼくを追い掛けはじめた。

ぼくは高く飛ぼうとするが、 うまくいかない。 あせっても高度はあがらないし、 速度もあがらない。

なんとか彼らから逃げることができた。 学校の近くまで来ていた。 同僚の先生とたまたま出会い、 雑談をしている。 そこにまた武器開発局の男たちが 手に手にいろんな武器をもってあらわれた。

必死に逃げるが、うまく飛べない。

どうやって逃げたのだろうか・・・ 気がつくと、富士山麓の樹海に辿りついていた。

ここに入ると二度と出てこれないことは 知っている。 しかし、政府の追求も怖い。 どうしようか迷っていると、 空から低い轟音がする。 軍用ヘリだ! たぶんアパッチェだと思う。

ここらあたりは、 夢というようり映画だ--- 『地獄の黙示録』の出だしのところ。

目が覚めたのは5時半ころだった。

2015-10-24 Sat

 J大での研究会: [Summary]

 午後からJ大での東ティモール研究会だった。 メンバーの発表もどれもこれもワクワクドキドキに面白い。 研究会は、やっぱりフィールドワーク発表に限る。

研究会の後は、 特別ゲストのIHさんもいっしょに 近くのアジア料理屋さんで懇親会だ。 たっぷり酔っ払ってしまった。 いささか「お山の大将」になってしまい、 反省・はんせい。 SKさん(もとQ大)を見習って、もっと 飄々としなければなぁ。

2015-10-27 Tue

 いっぱい: [Summary]

 めずらしくたくさんの人と会った日だった。

午前中はAK (M2)さん(トルコからの学生さん)の 修論指導セッションだ。 AK (M2)さんは日本語がうまいのだが、 原稿が英語だったので、 セッションもしぜんに英語になった。 途中から「うむ、ぼくの英語もなかなか」と 思うほどに淀みなく英語がしゃべれた。 ニコニコ。

セッションが終わる。

廊下を歩いていると、 教室からSN先生の英語が聞こえる。 とっても上手だ・・・ なんだかんだ言ってもアメリカ人の英語 には負ける(変ななまりはあるが)。

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2015-10-28 Wed

 自転車から降りる: [Summary]

 昼休み、 午前中の非常勤の仕事を終えた MY (OB)くんがぼくの研究室にやってきた。 MY (OB)くんのティモールのアタウロ島での話などを聞く。

さて1時からはぼくの授業だ。 MY (OB)くんと別れて、教室へ行く。 きょうが四回目の授業だ。 「学会の寅さん」の異名に恥じない 立板に水の調子で90分を喋り切った。 あ、今回もきもちがいい。 今回の授業 (「ウサギかアヒルか---アスペクト論」) のポイントは複相把握が 二種類にわかれる、ということ。 うまく伝わったかしらん。 次回はいよいよ、 自信作の「ゲームの正しい遊び方」となる (同じチャプターの最後らへんのセクション)。

授業のあとはすぐにYA (OG)さんとの 博論セッションだ。 なんとか彼女の博論の形(テーマ)が 見えてきたような気がする。 データは豊富なので、 形さえ決まれば、博論は可能なはずだ。

・・・というわけで、 きょうの仕事はおしまい。 これから1週間ほどは学祭などで 休みがつづく。 これまで自転車操業してたけど、 ちょっと自転車から降りて休憩ができそうだ。 ほっとしている。

2015-10-29 Thu

ニュース…「コンガ村とノボ村とで最終的にアダットによる宣誓が行なわれた」 : [Category Flores]

[Visit Website Pos Kupang]  東フローレス県で長く続いていた コンガ村 (Konga) とノボ村 (Nobo) の間の 土地争いが、 最終的に決着がついた、という記事だ。 おこれまでじっさいにどんな争いだったのか、 どんな儀礼が行なわれたか (境界にそれぞれが石を置いたらしいが)、 等々の事実はまったく書かれていない。

2015-10-30 Fri

ニュース…「エンデ県で妊産婦死亡率が下がっている」 : [Category Flores]

[Visit Website Pos Kupang]  エンデ県での妊婦の死亡が 2012年に14人、 2013年に8人、 2014年に4人、 2015年に5人と すこしずつ下がっている、という記事だ。

他の国と比較してみよう。 ただエンデ県での出生数が分からないので、 妊産婦死亡率をすぐには計算できない。 以下、いい加減な憶測だ。

日本の人口が1億2000万くらいで、 出生数が(2014年で)100万くらいというので、 出生数はだいたい人口の1/100となる。 そして、 妊産婦の死亡が(2014年に)42人だそうだ。 死亡率は妊産婦10万人単位で数えるので、 日本はだいたい 4.0 となる。

エンデ県の人口は28万人である。 日本と同じ割合(1/100)で出生数を出すと2800人となる。 実際はこれの4倍(いい加減な数字だが)として だいたい10000(1万)人くらいとしよう。 すごくいい加減な計算だが、 これらの数字(出生数1万で死亡が4名から5名)を使うと エンデ県の妊産婦死亡率は40から50となる。 日本のそれの10倍ということかしらん(計算あってる?)。

ここによれば、 (2013年の)妊産婦死亡率の東南アジアの平均が 190、 アフリカが 500、 アメリカが 68 という。 エンデはアメリカより低い、ということかしらん。

むむ、どっかで間違えてるかしらん。

2015-10-31 Sat

 古本市: [Shopping]

 「京都 秋の古本まつり」にでかける。 京都の町を 北へ行ったり南へ行ったりしたが、 なんとか百万遍の知恩寺 [--間違えたわけではない。知恩院ではなく、 知恩寺だ。--]に着いた。

           
[京都の風景][][知恩寺の門]

天気もよく、 古本市日和だった。 あっちの古本屋さん、 こっちの古本屋さんとめぐって、 三軒の店で三冊ずつ買った。 大中小の三つの袋(写真の左側)をぜんぶもらえた。 最初の買い物で中位のをもらった時、 「三種類とも欲しいな」と思っていたので、とってもうれしい (^_^) カレンダーやパンフもなかなかしゃれている。

           
[プラスチックバッグ][カレンダー][パンフ]

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最終更新時間: 2025-04-28 11:09