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キャンベラにすんでいる Cちゃんとこに小さな女の子とネコがいた。 ネコはキジトラ柄で、名前をミラキュラス (Miracurous) と 言った。 大阪に住んでいるぼくんとこには小さな男の子と ネコがいた。 ネコはサバトラ柄で、 名前をカンタンケロス (cantankerous) [--「いじわるな」という意味だそうだ。 こんな単語を知っているなんて、われながらびっくり--] といった。 「感嘆ケロス」とも書く。 ぼくが男の子をうんこさせて、トイレの外にでると カンタンケロスが甘えてきた。 カンタンケロスが立ち上がるとぼくと同じくらい、 いや、ぼくより長いことに気がついた。 あらためて見ると、 その腕は熊の前足のようだし、 その歯はひと噛みで人間の首をかみきることも可能だ。 おそろしくなったので、 警察を呼ぶこととした。 外に出ると、 カンタンケロスが凝(じ)っとぼくを見ている。 ぼくが警察に行こうとしているのに気がついたようだ。 ぼくはにやにやしながら、 「警察になんか行かないよ」とボディランゲージで彼に示す。 そうして少しずつ彼(カンタンケロス)から 離れていく。 でも離れていくのが分からないように、 離れるにつれてすこしづつ空に上がっていった。 彼の遠近感を乱すのが目的だ。
目がさめた。 あ・こわかった。
ひさしぶりに空を飛ぶ夢だった。 ほんの50 cmほどではあったが。
13時ころかな きのう注文した GPD MicroPC がやってきた。
さっそく(リカバリーディスクをつくった上で) ウィンドウズを捨てて、お Linux Ubuntu Mate に全取っ替えする。 すばらしいことに Ubuntu Mate には GPD Micro PC 用のインストールイメージがあるのだ。
午後4時には Linux Machine にできた。
つづいて apt でいつも使うパッケージは全部いれ、 そして git で自分のデータ(原稿その他)も そろった。 [--以上2つのプロセスのためには、あらかじめスクリプトを用意してある--] これで、 ぼくの持っている他の Linux Box と同じ環境になった。
・・・
できればあと100 グラム軽くしてほしかった。 めっちゃごっつい。 むかしの Linux Zaurus がなつかしい。 液晶モニターの開きが足りない。
とは言え、とても気にいっている。 1ヶ月、2ヶ月後にレビューを書きたい。
この頃散歩の時に江戸川乱歩の小説の朗読を聞いている。 いったん事件を説明しておきながら、 そのあとにそれを引っくり返すという展開がおおい。 じつに詰まらん --- 「作者が小説を作っているんだ」ということに 読者が気づいてしまうという効果があるのだ。 「そうか、結末なんて作者の気紛れで決定されるんだよな、 あ・つまらん」となってしまう。 一気に興が覚めてしまうのだ。 『かささぎ殺人事件』(Magpie Murders) が つまらないのも同じ効果によるものだった。
ダントーが、 『ありふれたものの変容:芸術の哲学』 (ダントー 2017) で、 芸術をもつことにより、 社会は現実を相対化できた、と述べている。 ぼくはこの指摘は正しく、そして大事な指摘だと思う。 さらに言えば、 現代芸術は、芸術それ自身を相対化する、と僕はおもう。 二番煎じはつまらないのだ。 ブレヒトの「異化」だ --- ぼくにはブレヒトの意図がわからない。 芸術を相対化することはおもしろくないのだ。
こないだのオンライン飲み会で、 オンライン授業のお勧め機器として 「スイッチャー」なるものがあることをUT (OB)くんから教えてもらった。 さっそく注文した --- Atem Mini という機械だ。 きょう、早々と届いた。 本来は機材が整っている別宅(研究室)で使用するのだが、 明日は日曜日なので別宅には出掛けない。 それでも自宅に それなりにケーブルが揃っていると思い、 自宅で設定してみた。 ところが、必要なケーブルが かなり足りないことがわかった --- 数種類のケーブルを注文した。 小型デジカメ(Coolpix S9900 と Ricoh GX-200)の HDMI 口は 通常の口 (HDMI Type-A) ではなくって、 より小さい ミニ (HDMI Type-B)(Coolpix)あるいは マイクロ (HDMI Type-C) (Ricoh) である。 というわけで、HDMI(A/B) と HDMI (A/C) の二種類のケーブルを注文した。
さらに、最も重要なケーブル、 Atem とコントロールするマシンとの間を結ぶケーブルが 必要である。 Atem の側は USB Type-C である。 USB C/C のケーブルはもっているのだが、 自宅においてあるマシンの中では、 それを受け付けるマシン(C の口のあるマシン)は GDP Micro PC (Ubuntu Mate) だけである。 さすがに Micro PC は小さすぎる。 できればLetsnote CF-LX4を使いたいのだが、 残念ながらLetsnote CF-LX4にはType-C の口がない。 というわけで、 USB C/A のケーブルも注文した。 [--これでいいのか、確信はない--]
ま・月曜にゆっくり別宅で設定して遊ぼう。
一昨日届いた Atem のセットアップをいよいよ 研究室ではじめる。 Atem 本体は、メインマシンのIntel NUC (i5 32GB)に type-C/type-C でつなげる。
Atem の HDMI 口に カメラ2つ (Nikon Coolpix (A/Micro) と Canon X7i (A/Mini) ) をつなぐ。 さらにもう一つのところに Chromebook (Crostini) の C302 をつなぐ。
なお、よく意味はわからないのだが、 ATEM の HDMI Out をディスプレイに繋げた。 [--これに問題はまったくない--]
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問題点は:
(0) ATEM と Intel NUC (i5 32GB)の間は USB Type-C/Type-C で繋いだ。 Intel NUC (i5 32GB) (Linux box) の cheese とcelluloid は ATEM を認識しなかった。 OBS では問題なく認識した。 そして、 もっとも重要な Zoom でも ATEM を 認識した。
(1) Coolpix --- 「映像がありません」というエラーメッセージが でる。 どうも、HDMI を繋げると「再生」しかできなくなるようだ。 Coolpix が捉えている画像を HDMI を通じて 外へ出すことはできないようだ。 すなわち、(以上が正しければ)Coolpix は使えない。
(2) Canon Kiss X7i --- (2-i) Coolpix とは違い、 いま捉えている画像を HDMI を通じて外に出している。 しかし、すぐに(数秒で)電源が切れてしまう。 この問題は、カメラの設定で簡単に 「電源は切れない/省電モードなし」にすることで、 解決した。 (2-ii) それなりの広角 (40mm) のレンズを つけているのだが、 それでも近すぎる。 いわゆるウェブカメラのほうが、 見やすい映像となるような気がする。
(3) ASUS Chromebook C302 (Crostini) --- スライドなどを走らせるのだが、 なぜか(スライドではなく)その背景だけが ATEM に送られている。
Setings -> Device -> Displays の中の "Arrangement" [--外部ディスプレイに接続すると出てくる項目--] の "Mirror Built-in display" にチェックをいれる。 これで端末上の画像がそのまま HDMI へ、 すなわち ATEM へと送られる。
以上。 けっきょくカメラに問題があって、 ATEM を使う価値がないようだ。
・・・ATEM にもう少しチャンスを与えよう。 もちろん、授業での使い方を考えながら、 使いこんでいかなければならない。
Mrs. Jeffries Rocks the Boat (Mrs.Jeffries Mysteries Book 14) (Emily Brightwell 1999) を読みおわった。 ジェフリーズものの第14作である。 ビクトリア朝時代のロンドンを舞台に、 あまり警察仕事が得意じゃない警部、 ウィザースプーン警部を 彼の家の召使たちが(彼には知られないように) 助ける、という設定である。 家政婦(というのかしらん、 執事がいない家なので、召使たちのボス)ジェフリーズ夫人 (未亡人)がリーダーとなって、 召使たちがあちこち飛び回って手掛かりをさがす。 このシリーズは、いわゆるコージーミステリーの典型で、 たいへんに読み易い。 これといった悪者(さいしょの頃は ニヴンズ警部という、なかなかの悪者がいたのだが、 この頃登場回数がぐっと減っている)も登場せず、 これといったトリックもなく、 いつも同じメンバーが和気藹々と謎をとく。 パンデミックの時に読むのには最適かな。
ただ、今回は物語の筋にしかけられた トリックがなかなかのものだった。 ちょっぴりアガサ・クリスティ風だった。 何も期待していなかったので、ちょっと驚いた --- そして、楽しめた。
クリスティ(とても面白い)と 江戸川乱歩(興醒め)の違いがどこにあるかは、 いずれ述べたい。
数週間前に注文して、わくわくドキドキ待っていた Kobo Elipsa が予定通り届いた。
とても期待していたマシンだ。 その期待の程度を分かってもらうために、 まず、(Elipsa の届く前の) ぼくの(電子)読書環境を示しておこう --- 読書には、 Kindle と Kobo と、 Sony の DPT-CP1、 そして Chromebook の Lenovo Duet Chromebook をつかっている。
Kindle はよく出来ているマシンだ。 そのエコシステムに囲い込まれている限りは、快適だ。 しかし、ぼくは囲い込まれるのが大嫌いなのだ。 Kobo は ePub が読める。 これだけで、 Kindle (「ではなく」とまでは言わないが)「とは別に」 Kobo を買う価値がある。 ただ、 楽天のエコシステムは不細工で、その上に欠点がおおい --- 本を探すのさえ一苦労だ。 それでも、Kobo のエコシステムは、 Kindle よりずっと開かれている。 要するに Kindle も Kobo も一長一短なのだ。
娯楽の(すなわち、受け身の)読書は Kobo ないし Kindle だけで十分である。 しかし、ぼくの読書は娯楽だけではない。 研究用の、すなわち「戦う」読書がある。 それには「書き込み」が必須である。 そのためにぼくは DPT-CP1 をつかっている。 このマシンは素晴しい。 画面が大きく(A5版、10インチ)で、 スタイラスの書き心地は最高である。 問題は、PDF 以外が読めないという点だ --- HTML や epub さえも読めないのだ。 加えるにフロントライトがない。
以上すべて eInk (電子ペーパー)を使っているマシンだ。 その他にぼくは chromebook (2 in 1)の Lenovo Duet Chromebookでも読書をする。 ある意味、2 in 1 の(タブレット型)chromebook は 万能である --- Kobo や Kindle をアプリとして走らせることができる。 すなわち、Kobo や Kindle と同じことができるのだ。 そして、 PDF リーダーをはしらせれば、 PDF への書き込みも可能だ。 とは言え、残念ながら 「めでたし・めでたし」ではない。 問題は Lenovo Duet Chromebookは電子ペーパーではない、ということだ。 Lenovo Duet Chromebookを使って長く読書するのは辛い。 またもう一つの問題は重さだ --- Lenovo Duet Chromebookは 10インチ(だいたいA5版)のマシンの中では 最も軽量のマシンではあるが、 それでも 500g 近い重さがある。 これを使って長く読んでいると、腕が疲れる。 Kindleや Kobo は 200 グラムを切っている --- Kindle Oasis が 188g、Kindle Paper white が 182g、 そして、 Kobo Forma が 197g、 Kobo Libra H2O ha 192g である。 そして、 あの大判(A5版)のDPT-CP1は、なんと250 グラムだ --- とても軽い!
というわけで・・・
どのマシンも一長一短なのだ。 そして、ここにすべてを解決すべく Kobo Elipsa が 届いたのだ。
Kobo Elipsa は PDF、epub その他いろいろな フォーマットに対応している。 スタイラスをつかっての書き込みも可能である。 そして、画面は 10 インチと大型だ。 ここまでLenovo Duet Chromebookと重なる。 ポイントは、 目に優しい eInk を採用しているという点だ。 さらにLenovo Duet Chromebookよりも100 グラムほど軽い --- 390 グラムほどだ。 ・・・「これまでの読書環境でかかえていた 悩みが一気に解消される!」
さて、 じっさいに使ってみた。
結論をさきに言うと、 このマシン自身、一長一短である。 とはいえ、まずまず合格点をあげたい。
まず既に知っていた弱点を確認しよう。 ePub などの固定ではないフォーマット(流動フォーマット?)の ファイルへの書き込みの件だ --- 書き込んだあと(フォントの大きさなどの)フォーマットをかえると その書き込みはアイコンとしてのみ表示されるようになる。 このアイコンをクリックすると、 そのページが、書き込みといっしょに画像として 表示されるのだ。 じつは、このことは僕にとってたいした問題ではない。 流動フォーマットの本はたいてい娯楽本なので、 書き込みをすることはほとんどないのだから。 また、もし書き込みをするような本の場合であっても、 その時は、 フォーマットを一定させておけばいいのだ。
PDF の表示がちと薄く感じるが、 これはそのうちバージョンアップで治るだろう。 PDF の一番の問題は、読書方向を指定できないことである --- すべての本が横書き前提で左から右へとページがすすむのだ。 この状態で縦書きの本を読むときとてもつらい --- スワイプする方向と逆にページが進むのだから。 これはすぐにでも直してほしい箇所だ。
もう2点、あらかじめ覚悟していた欠点について 述べる。 ひとつは重さだ。 すでに書いたように、 Kindle、Kobo が200 グラム弱、 DPT-CP1が250 グラムであるのに対し、 Elipsa の重さは400 グラム近い。 「なんとか我慢できるだろう」と思っていたのだが、 いささか重過ぎる。 はかってみると519 グラムだった --- 「あれれ、400 グラム弱のはずなのだが」・・・。 ホルダーとして MOFTをつかっていた --- これが重すぎるのだ --- 120 グラムある。 さっそくもっと小さいホルダー(名前は忘れた)(30 グラムくらい)に 取り替える。 これで実測 425 グラムとなった。 ずいぶん違う。 なんとか我慢できるかな。
もう1点はフロントライトの採用が スタイラスの書き心地にもたらす影響だ。 DPT-CP1はとてもいいマシンなのだが、 ライトがないのが欠点だ。 ただし、ライトを、とりわけフロントライトを 使うと書き心地がわるくなるので、採用しなかったということを (どこかで)読んだ記憶がある。 というわけで、書き心地の劣化は覚悟はしていた --- そして、案の定、DPT-CP1 に比べれば Elipsa の書き心地はよくない。 しかし、正直もっとひどくなると思っていた。 これくらいなら我慢できる。
以上をまとめると --- このマシンも一長一短である。 それでも合格点をあげていいだろう。
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最終更新時間: 2025-04-28 11:09