広い校庭で恐竜に追いかけられた。 ラプターみたいなやつだ。 ぼくは逃げまわった。「校舎がすぐそこだ!」 僕の5メートルほど前を走っていた男がまず校舎にたどり着いた。 「なんと」・・・ その男は自分が校舎に入るなりドアを閉めやがった!
琺瑯製の小さめの足つきバスタブをつかった ビリヤードが流行っている。 ギャンブルの一種である。 政府が禁止したのだが、人々は隠れて遊んでいる。 ぼくは指名手配されている殺人犯だ。 ぼくを匿(かくま)ってくれている男も ちょっと錆びたバスタブをつかって練習している。 ぼくがこのゲームの達人なので、 ぼくからゲームを教えてもらうために匿っているのだ。
ぼくは逃亡をつづけることにした。 フランスに高飛びした。 そして、フランスに着いた途端につかまってしまった。 ヴェンゲル(プレミアリーグ、アーセナルのもと監督)が ぼくを救うべくフランス政府と交渉することなった。 一対一で捕虜を交換しようというのだ。 彼の話はとても長いので、 フランス政府も我慢できずに、 捕虜交換に応ずることとなった。
ぼくは、はれて自由の身となった。
寝起きがとても気分がいい。
ひさしぶりに IM (OG)さんに会った。 あいかわらずきれいでした。 ファミリーレストランで通路をへだてて彼女とお話しした。 5年も会わないうちに新しい弟が五、六人できたそうだ。
夢だけどIM (OG)さんと話せたのは嬉しかった。
スーパーで買ったレタスの外側の開ききった 葉っぱをとっていったら、 すごく小さな玉になってしまった。
なんてぇ夢だ・・・
今日の講演は10階建てのビルの屋上に会場がある。 そこに行くにはビルの外側にある梯子をのぼらなくてはいけない。 ぼくがそれをのぼろうとすると、 梯子がはずれそうになった。 あわてて降りる。 ビルの外のベンチにすわっているアンドリューのところに行く。 そこから会場にいるEに電話して、 「梯子があぶないからすぐに帰る」よう伝える。
その情報が他の人にも伝わったからだろうか、 大勢の人々がその梯子をつたって降りてくる。 [--芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思い出す場面だ--] Eは無事に降りることが できるのだろうか、心配になる。
EとCちゃん(5歳くらいかな)が無事に降りてくる。
みなで家に帰ることにする。 東京駅の方に向かう。 東京駅はすぐそこだ。 とつぜん駅の高いところの階の壁がふくれあがる。 人間があふれでてきて、こぼれ落ちる。 カイジュウに押されているのだろう。 地震の日に見ていたテレビのようだ。 あと数秒後に確実に人が死ぬのが分かる映像だ。 Cちゃんの目をふさいで、後をむく。 テレビを見ていた時と同じく、 「かわいそうに」と思うと同時に、 「ぼくらは大丈夫だ」という自分勝手な安心感があった。 ところが、 ふりかえった先では、 いくつもの高層ビルがロボットになって、 自動車と歩行者を踏み潰しはじめた。 Cをつれて、逃げる。
というところで目が覚めた。 ハリウッドの特撮映画の影響だが、 とてもリアルだった。
そして、かなり、こわかった。
新宿のバーで泥酔してしまった。 煙草を吸いたくてしょうがない。 煙草を買いにバーの外にでる。 煙草をさがして、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり --- どこにも煙草を売っていない。 酔いはますますひどくなる。 頭が痛い。 バーへの帰り路がまったくわからない。 ヤーサンとぶつかって、あやうく喧嘩になるところだった。 頭がくらくらしている。 真っ直ぐ歩くのさえ難しい。 子供たちが家で待っているのを思いだした。 「電話しなくっちゃ」・・・ どこかで落としたのだろう、携帯も見当たらない。 筋道たてて物事を考えられない。
吐きそうだ。
ぼくはいったいどこにいるのだ。
ぼくは小さな小屋に閉じこめられていた。 見張りはいなかった。 なんとか縄をほどいて、小屋から逃げだすことに成功した。 ところが、小屋の前の道を女学生が集団登校していて、 じゃまでしょうがない。 女子学生の一人にぶつかった拍子に、 ぼくの左側の靴がぬげてしまった。 あわてて探すが、見つからない。 不思議なことに同じ型(黒い革靴)の右側はたくさん見つかる。
ここで目が覚めた。 起きたばかりの時はすごく面白い夢だったような気がしていた。 それで、人に話せるように、夢の筋を頭の中で反すうした。 夢を、そうやってことばになおすと、 ちっとも面白くないことに気がついた。 「ちぇっ、つまんない夢だった」と言うと、 さっきから探していた左の靴が見つかった (^o^)/。
授業のあと何人かの学生さんと いっしょに帰る。 その中で美人のKK (OG)さんと話しこむ。 二人で梨泰院(りたいいん)を歩く。
翌日同じクラスに授業に行く。 入口においてある学級文庫から本を一冊かりる。 「いくら?」「いくらでも」・・・ということで さいふから20円をだして、箱に入れる。 さて授業に入ることとする。 ところが何をすればいいのかまったくわからない。 予習してなかったんだ。 頭がまっしろになってしまった。
退職前には見たことがない「授業の予習を忘れた」夢、 退職後 けっこう頻繁に見る。
ぼくが日本国の敗戦宣言を 読むことになった。 そろそろ時間なので、 会議室へ行く。 背広の内ポケットから 宣言を書いた紙をとりだして・・・。 「紙がない!」
パニック!
「研究室にあった筈だ」・・・ 研究室まで紙を取りに行く。 いくら探しても見つからない。
パニック
「とにかく会議室に戻ろう」
会議室への道が分からない。 頭がまっしろになった。
新幹線で東京に帰る。 電車の中で寝こんでしまった。 東京駅らしきとこに止まったので あわてて降りる。 東京駅じゃなかった; 一つ手前だった。 次の新幹線が来るまでホームのベンチにすわって 待っている。 いつの間にかベンチは飛行場のベンチになっている。 「ぼくのもと勤務校の学部生さん」っぽい女の子がやってくる。 ぼくの知らない子だ。 これからバリに行くので2000円貸してくれ、と彼女がいう。 何も考えずに「いいよ」と答えた。 あまりお金をもっていないことに気づいて、 あわてて「1000円でいい?」と聞くと、「いい」とのこと。 500円玉一枚と100円玉5枚をあげる。 彼女が言うには、 バリは旅行だけど、 そこからハノイに行って、1年間のフィールドワークをするのだ、 ということ。 しばらくすると、 先輩のKJさんがやってきた。 「中川くん、1970年の業績はあるかい?」とぼくに聞く。 「その時は17歳だから、まだ業績はないですね」と答えると、 KJさんはちょっとがっかりした風だった。 横から、さっきの女の子が 「1970年には27歳だったんじゃないんですか?」という。 その通りだ。 でも業績がないことには変わりがない。 27歳で業績ゼロって、ちょっと寂しいなと思った。
目が覚めたあとよく考えたら、 やっぱり17歳だ。
えらくつまらん夢だが、 ひさしぶりに筋のある夢だったので、 書き留めておく。
死んでゆくネコの耳の中には三匹から四匹の子猫がいる。 そうやってネコは無性生殖で増えていくのだ。 ぼくもそうやってこの世に生を受けた。 出会うものがすべて大きかったのを覚えている。 もっとも恐しかったのは黒い大ネコ、 ボナヴェンチューラ (Bonaventura) だ --- きのうに続いて Athelstan シリーズの登場人物である。 Bonaventura は、Athelstan の同伴者、大きなネコだ。
20人くらいで酒を飲んで騒ぐ。 ずいぶん酔っ払ってしまった。 いったん散会する。 駅までいって、枚方市駅までの切符を買う。 駅員さんが言うには、 翌朝の6時まで交通手段はないという。 6時に さんしゃさん端(たん)の桟橋に船がつくから、 それに乗ればいいという。 それまで二次会にすることとする。 10人くらいがついてきてくれた。 その中に外人のきれいな女の人がいた。 起きてから「いったい誰だったのだろう」と考えたが、 どうも思い当たらない。
そうか!ベネディクタ (Benedicta) だ! --- アセルスタン (Athelstan) シリーズの登場人物である。 ちなみに今よんでいるのは Candle Flame (The Brother Athelstan Mysteries Book 13) (Doherty 2020)。