ぼくは小さな小屋に閉じこめられていた。 見張りはいなかった。 なんとか縄をほどいて、小屋から逃げだすことに成功した。 ところが、小屋の前の道を女学生が集団登校していて、 じゃまでしょうがない。 女子学生の一人にぶつかった拍子に、 ぼくの左側の靴がぬげてしまった。 あわてて探すが、見つからない。 不思議なことに同じ型(黒い革靴)の右側はたくさん見つかる。
ここで目が覚めた。 起きたばかりの時はすごく面白い夢だったような気がしていた。 それで、人に話せるように、夢の筋を頭の中で反すうした。 夢を、そうやってことばになおすと、 ちっとも面白くないことに気がついた。 「ちぇっ、つまんない夢だった」と言うと、 さっきから探していた左の靴が見つかった (^o^)/。