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[Visit Website VoxNtt]
フローレス島の最西端、 ラブアンバジョ(西マンガライ県)のツーリズム(オーバー・ツーリズム)については、 何度もこの Blog で関連する記事(だいたいが Floresa による記事)を 紹介してきた。 (くわしくは、 このブログの "Flores" カテゴリーを見よ。) 今回は VoxNTT という配信社によるものだ。
基本的には、 ラブアンバジョでは、土地からちょっと目をはなすと、 土地マフィアの餌食になるという話だ。
リード文は次のとおり: 西マンガライ県ラブアンバジョの多くの住民が、 自分たちの私有地に遮断機が設置されたことを報告している。 この事件は、 コモド地区ラブアンバジョ村トロ・ベンベで発生した。 (Sejumlah warga di Labuan Bajo, Kabupaten Manggarai Barat, melaporkan adanya pemasangan portal di atas lahan mereka yang sudah bersertifikat. Peristiwa ini terjadi di Toro Bembe, Kelurahan Labuan Bajo, Kecamatan Komodo.)
冒頭の数パラグラフを翻訳してみよう(DeepL)。
住民の一人であるフランシスカス・スブールは、 遮断機の設置は土地マフィアが土地を「不法に」要求しようとする行為であると明かした。 フランシスカスをはじめとする土地所有者たちは、 自分たちの正当な土地へのアクセスが妨害されたことに激怒し、 2025年1月31日(金)に遮断機を解体した。 フランシスカス氏は、 彼らが所有する土地は公認のものであり、 以前の測定プロセスでは何の問題もなかったと強調した。 フランシスカス氏は、2025年2月1日(土)、 記者団に対し、 「私は2つの公認区画の土地を持っています」と述べた。 また、彼は、 住民に害を及ぼす土地マフィアの問題に取り組むため、 政府、特にプラボウォ・スビアント大統領に注意を払うよう求めた。
・・・というような状況だ。
土地マフィアは、もちろん、ジャカルタ(あるいはその他の遠隔にある大都市)の 企業と関連があるだろうから、 政治的にも非常に強い力をもっているだろう。 最初の頃こそ、問題は 企業による土地の(合法的な)買い占めだったのだが、 いまは悪党どもによる略奪となっているようだ。
アンナ・ツィン (Anna Tsing) は、 1993年に素晴しい民族誌を刊行した --- 『ダイヤモンドの女王の王国にて』 (In the Realm of the Diamond Queen)。 ところが、 2005年の本、 『フリクション』(Friction: An Ethnography of Global Connection) で描かれるボルネオはまったく違う様相を呈している。 ボルネオの山村は、 もはや牧歌的な「女王の王国」などではなく、 燕の巣をめぐって軍閥たちが抗争をくりかえす戦場なのだ。 女性ひとりが道を歩くのは危険きわまりない、 そのような殺伐とした場所となってしまったのである。
いま、ラブアンバジョが同じ道を辿りつつあるような気がしてしようがない。
単にラブアンバジョだけではない。 資源なき楽園だったフローレス島全体が、 「地熱」という新しく発見されが資源をきっかけに、 同じ道を辿ろうとしているようにも見える。
[Visit Website Antara]
フローレス島の西マンガライ県にある ラブアンバジョのオーバー・ツーリズムの問題、 とりわけ土地問題については、 Floresa が執拗に報道しているし、 この Blog でも何度か紹介した。
ここに紹介するニュースは 全国紙 (Antara) によるものである。 私の記憶違いでなければ Antara は軍の機関紙だったと思う。 というわけで、 Floresa や VoxNTT などとは違い、 かなり政府寄りの記事となっていることを、最初に宣言しておく。 Floresa や VoxNTT では引用されるのは「住民」の言葉だが、 Antara では、基本的に政府の公式発表が引用される。
さて、記事の中身はというと・・・
東ヌサ・トゥンガラ州(NTT)西マンガライ(マバル)県政府は、 超優先目的地 (DSP)ラブアンバジョを訪れる 外国人観光客や国内観光客のための代替ツアーとなるよう、 多くの観光村を奨励しているというのだ。
記事から引用してみよう --- 「ラブアンバジョの観光は、 コモド国立公園 (TNK)地域の自然のアトラクションだけでなく、 その自然の美しさ、 文化や料理で劣らず魅力的な観光村があります」と 西マンガライノ創造的な経済と文化観光事務所 (Dinas Pariwisata Ekonomi Kreatif dan Kebudayaan、略して Disparekrafbud) ステファヌス Jemsifori は語った。
彼は、 ラブアンバジョのいくつかの観光村がそのような千の滝の村として知られている WaeLolos 観光村のような観光客の訪問を受け入れる準備ができていることを追加し、 Siru観光村は、 農業ベースの観光である Ngalor Kalo アグロツーリズムを持っています。
うんぬん、かんぬん・・・と続く。
さてさて、どうなることやら・・・
Bluesky の面白さは feed にある。
ぼくは SM (Social Media) として、 Bluesky の他に Mastodon もつかっているのだが、 自分がピックアップした「ホーム」をのぞけば、 自分が属しているサーバーの toot (tweet)をあつめた「ローカル」、 それに世界中のマストドン・サーバーの toot をあつめた「グローバル」の 2つしか出来合いのコレクションがない。 それに対して、 Bluesky では出来合いのコレクション(「フィード」と呼ぶ)がたくさんある --- 「青空ごはん部」とか、 自分が like をつけた人が like をつけた post を集めた「Likes of Likes」とか、 イギリスフットボールのプレミアリーグ関連のフィードとか、 芸術関連、ボードゲーム関連などなど・・・ ついつい集めすぎて、 (むかしトゥイッターにはまっていた時のように) 楽しく時間を潰してしまう。
じつは、 Feed は丹念に面白そうな作者を手作業で集めたもの (それは「リスト」と呼ぶらしい)ではないということがわかった。 フィードは機械的に作りあげるものなのだ。 「なんちゃってプログラミング」である。好みだぁ! SkyFeed という bluesky のクライアントをつかえば すぐにできる。
というわけで、 自分のためにフローレス島関連の post (ほとんどありませんが)を 集めるフィード、 "Flores NTT Feed" を作ってみた。 誰も興味ないでしょうが、 ここです --- 東インドネシア、フローレス島関連のここ 24時間、 インドネシア語の post を表示します。 ほとんどヒットしないので、しばしばエラーを出します(「リストが空だぞ!」と)。
フィードの基本的な作り方は 「SkyFeedのFeed Builderを使ってカスタムフィードをつくる」 などを 見ていただければすぐに分かります。 「正規表現」さえ知っていれば、すぐに作れます。 --- といっても「OR」を示す正規表現である "|" だけ知っていればほぼ問題ないでしょう。 たとえば、わたしの Feed の正規表現部分は以下のとおり(一部)です: "Boawae|Sikka|Larantuka..." --- 「"Boawae" か "Sikka" か "Larantuka" か・・・を含んでいるポスト」 という意味になります。
一つだけ困ったことがあったので、その解決法を書いておきます --- 正規表現によって「単語」を表現する仕方についてです。
たとえば、"ende" と指定すると "pendeta" とか "pendek" などがヒットしてしまうのです。 「単語」としての "ende" だけを採択したいのだが、 "ende" だけではうまくいきません。 このような場合に使うのが "\B" (単語の先頭)、 "\b" (単語の末尾)という正規表現です。 さきほどの例でいえば、 "\Bende\b" と指定すれば、 "pendeta" や "pendek" はヒットしなくなります。
以上。
しばらく使っていなかった Snufkin (crostini on Google Pixelbook) (2017年か18年に買った)をもう一度使い始めることにする。 ターミナルから Linux が立ち上がらない。 ターミナルは INSTALL_IMMAGE_LOADER_TIMEOUT と いうエラーメッセージを吐いて、 それ以上なにもできない。
しかたないので、設定から Linux をいったん削除して、 再インストールした。
クリーンインストールからの仕事環境の再構築は すでにメモしてあるし、 シェルスクリプトをいくつか作ってある。 手順としては、 (1) ネット関連を整備する(ssh 環境をととのえっる)、 (2) apt install ... で必要なパッケージを インストールする、 そして最後に、 (3) git clone ... で作業ディレクトリを 復活させる。
wsl (Window's subsystem for Linux) も わるくないのだが・・・ どうも Windows は OS のくせに前面にでてきたがる。 とても邪魔くさい。 それに対して ChromeOS は飽くまで黒子に徹していて きもちがいい。
きょうは 影絵人形芝居「シンタ妃大地に帰る」の上演会だ。
会場の中之島に着いたのは1時半ころ。 主催者の一人、福岡先生の解説が2時から、 ワヤンの上演が 2時半からだ。 すでにけっこうな人がいる。
2時!いよいよ開演である。
福岡先生の解説もなかなか聞かせる。 そしてワヤンもとてもよかった。 『ラーマーヤナ』を (ラーマの視点ではなく、その妃)シンタの側から見る、 というのがテーマであるという。 終わりのほうで福岡先生(だと思う)の仮面舞踏があった --- 凄みがあった。
物語の最後に、ラーマが 「わたしは一生をきちんと生きてきた。 なにか悪いことをしただろうか」と反省する場面で 終わる。 「どう考えても、 お前(ラーマ)は悪いことしかしてないだろう」と つっこみたくなった。
終わったあと、 観客も立ち上がって、あちこち見てまわれる時間が とってあった。 舞台と観客がまじりあう、楽しい時間だ。
福岡先生が、ぼくを インドネシア領事の方(ANU卒のバリ人)とか、 ダラン (dalang) の方(びっくりする程若い!)に 紹介してくれた。 その他、観客の人、「なかの人」ともいろいろ喋れた。 ちょっとワヤン上演しているジャワの村の夜みたいだった。 [--経験したことはないが--] これで、ねっころがってタバコでも吸えれば最高なのだが --- ジャワに行くっきゃ ないすかね。
とても楽しい一夜でした。
Pixelbook を復活させた件については既に述べた。 Google Pixelbook で使うのは基本的に Linux である --- ChromeOS 上の Linux は crostini と呼ばれている。
さて、Pixelbook の crostini で google-drive-ocamlfuse がインストールできなかった --- というわけで Google Drive を crostini にマウントする方法がない。 自作のシェルスクリプトでこのマウント・ポイントはしばしば使用するので、 ぼくとしてはマウントできない状況はけっこう辛い。
さてさて・・・
ちょっとググったら、 このサイト (hatenadiary) をみつけた --- Google Drive をマウントする簡単な方法が記載されていた。 なんと・ま、Goole Drive の crostini へのマウントは、 ChromeOS がサポートしているのだ。
ツールバーのファイル・アイコンをクリックする。 Google Drive をクリックし、 さらに MyDrive を右クリックしてプルダウンメニューを出す。 このプルダウン・メニューから "Share with Linux" を選ぶ。
これだけだ。
Google Drive は、 /mtn/chromeos/ の下にマウントされる。 具体的には /mtn/chromeos/GoogleDrive/MyDrive に マウントされている。
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最終更新時間: 2025-04-28 11:09