散歩のお伴(今日から AntennaPod をつかってみる)は: Twilight Zone He's Alive. アメリカの片田舎で二流ナオナチ団体をつくろうとしている 主人公ピーターの演説は、そのままアメリカ大統領の演説として通る --- 薄気味悪いほどに酷似している。 なお、このエピソードは 1963-01-24 に放送されたものである。
きょうの散歩のお伴は: A World of His Own (Twilight Zone). グレゴリー・ウエストは人気の脚本家、 彼の秘密の能力は、 彼が脚本の中で作り出したキャラクターを現実にもってくる、という能力である。 彼が作り出した美人、メアリーをめぐって、 妻のビクトリアと喧嘩になる。 ・・・という物語だ。
落ちもすばらしい。
「落ちは、もう一回ひとひねりしてもいいのでは」と思ったが、 考え直した --- それでは江戸川乱歩に (あるいは、「ブレヒトに」)なってしまう。
きょうの散歩のお伴は: Monsters are due on the Maple Street を聞く。 群集心理を描いて面白いのだが、 さすがに40分程度で、 こんなに次々と「わたしたちの中の敵」が作られていくのは、 説得力に乏しいと感じてしまう。 ドラマツルギーとしてはよく出来ていると思うので、 もっと少人数となるセッティングで、 2時間くらいの時間をつかって、 同じテーマを奏でると面白いかもしれない。
きょうの散歩のお伴は In Our Time の Slime Mould である。 先週の土曜日に聞きはじめたのだが、とても面白い。 すぐにアマゾンで図鑑を二つ(南方熊楠の『菌類図譜』と『変形菌 発見と観察を楽しむ自然図鑑』)を注文した。 日曜日に届いた!
今回の In Our Time (Slume Mould)の1つのテーマは「粘菌の知性」だ。 ちょうど Dennett の「志向姿勢」とか「理解力なしの能力」などを勉強していたので、 とても参考になる。 というわけで、『考える粘菌 --- 生物の知の根源を探る』 (中垣 2023) も買ってしまった。
Twilight Zone で When the sky was opened の 残りを聞く。
宇宙ミッションから3人が帰還する。 3人はヒーローとして歓迎されるのだが、 いつの間にか世間では、 帰還した宇宙飛行士は 2人しかいないことになっていたのだ。 3人目の飛行士について、 看護師や友人に聞くが、そんな人間はいなかったという。 そうして・・・
ヒッチコック (Hitchcock) の名作、 The Vanishing Lady (邦題『バルカン超特急』)を 思い出させるストーリーだ。 いままで見たなかで怖い映画のトップ・スリーにはいる。
終わりかたは、Twilight Zone より、 ヒッチコックのほうがいいと思う。
ここしばらくは Ellis Peters (Edith Pargeter) の Brother Cadfael シリーズの Monk's Hood を散歩のお伴として聞いていた。 英語がかなり難しい上に、 よく似た登場人物が沢山いて (たとえば、おなじ年頃の若い男性が4人から5人いた --- すべて重要人物だ)ついていけなくなった。 それでも、だいたい理解しながら聞き続けていた。
面白かったので、 Wikipedia から登場人物の名前を書き出した上で、 もう一度全5回を聞き直した。
すっきりした。
つれづれなるままに Start Trek: Lower Decks を観た(Amazon Prime)。 Start Trek からのスピンオフで、 アニメの(コメディ)シリーズだ。 期待してなかったけど、 なかなか面白い。
Bridge に代表される Upper Deck、 出世欲のかたまりの集団を支える Lower Decks の面々、という お話だ。 ちょっとだけ C. S. Forester の The Ship を思い出させる話だ。 Uppder deck にろくなやつがいないのが大きな違いだけど・・・。
関係あるかどうかは知らんが、 Star Trek の Wikipedia によれば、 Star Trek の作者は Hornblower シリーズ(C. S. Forester)からも ヒントをえているという。
In Our Times の今回のテーマは Wormholes だ。
物理学の話はあたまがクラクラして気持ちがはればれする。 先生たちの頭のよさそうな話し方に感心する。
続いて、 Mitochondria を聴く。 生物学には、物理学のような心地良いショックこそないものの、 生命の複雑さんに素直に驚く。 あまりに素直すぎて、 Creationist になってしまいそうだ。
数日前から散歩のお伴は BBC Sounds の Podcasts、 Sherlock Holmes の中の Further Adventures of Sherlock Holmes だ。
最初に聞いたのが「ホーラスの目」 (The Eyes of Horus) だった。 一対の歴史的に重要なダイヤモンド、 「ホーラスの目」がある。 1つは英国王室が管理し、 もうひとつをある貴族が保持している。 その貴族の保持するダイヤモンドが盗難にあい、 ホームズが呼ばれる、これが物語の冒頭だ。 聞いているうちに Jeremy Brett のテレビシリーズを おもいだした。
つづいて「十三の腕時計」 (The Thirteen Watches) を 聞く。 列車の中で発見された死体、 列車の中から消えてしまった人間。 誰が消えて、誰が死んだのか分からなくなったので、 半分くらい聞いたところで、 最初から聞き直すこととした。 これで、筋がやっと分かった。 けっこう面白かったのだが、 読んだことも、テレビシリーズで見た記憶がない。
放送の最後のクレジットの部分で、 この物語はドイルの Noble Bachelor の中での ホームズのセリフをもとに作られたという説明があった。 あ・パスティーシュだ。 それで聞いたことがなかったんだ・・・と分かった。 [--「ホーラスの目」を見たことがあると思ったのは勘違いだったようだ--] なお、 詳細は Wikipedia に記載されている。
きのうは The Remarkable Performance of Frederick Merridew (The Empty House のなかでの言及)、 そしてきょうは 」The Ferrers Documents (The Priory School)を聞いた。 ホームズの超人性を疑う、 えらそうな容疑者がおおすぎる --- バート・クールズはもしかしたらホームズがきらいなのかしらん。
きょうの The Big Bang Theory は、 S2.E11 --- The Bath Item Gift Hypothesis だ。 今回も一種のペニー対シェルダンかな。
見事にペニーの一本勝ち。
昨日から BBC Sounds で Agatha Christie の Towards Zeroを聞いていた。
読んだことはあると思うのだが、 筋はまったく覚えていない。 なかなか面白かった。
最終エピソード。
物語はいよいよクライマックスに近づく。 マクワーターが怖がるオードリーを説得し、 警察に出頭させる。
・・・「!」・・・
この場面で、 犯人が誰かをやっと思いだした。
本を読んだのかどうかわからない。 買おう!
『クレヨンしんちゃん』にでてきた 「食卓で怪物が・・・」の場面しかしらなかった 有名な映画、『エイリアン』を見た。
とても気持ちわるくて、 こわくて、 楽しかった。 『遊星よりの物体X』のパターンだな・・・と思った。 あとで調べたら、 『エイリアン』が 1979年、 『遊星よりの物体X』が 1982年、 『エイリアン』のほうが前なんだ。 [--もちろん The Thing の原作、 Who Goes There (1938) のほうがずっと前だが--]
こわいもの見たさで続編 見ちゃおうかしらん。