ここしばらくは Ellis Peters (Edith Pargeter) の Brother Cadfael シリーズの Monk's Hood を散歩のお伴として聞いていた。 英語がかなり難しい上に、 よく似た登場人物が沢山いて (たとえば、おなじ年頃の若い男性が4人から5人いた --- すべて重要人物だ)ついていけなくなった。 それでも、だいたい理解しながら聞き続けていた。
面白かったので、 Wikipedia から登場人物の名前を書き出した上で、 もう一度全5回を聞き直した。
すっきりした。
つれづれなるままに Start Trek: Lower Decks を観た(Amazon Prime)。 Start Trek からのスピンオフで、 アニメの(コメディ)シリーズだ。 期待してなかったけど、 なかなか面白い。
Bridge に代表される Upper Deck、 出世欲のかたまりの集団を支える Lower Decks の面々、という お話だ。 ちょっとだけ C. S. Forester の The Ship を思い出させる話だ。 Uppder deck にろくなやつがいないのが大きな違いだけど・・・。
関係あるかどうかは知らんが、 Star Trek の Wikipedia によれば、 Star Trek の作者は Hornblower シリーズ(C. S. Forester)からも ヒントをえているという。
In Our Times の今回のテーマは Wormholes だ。
物理学の話はあたまがクラクラして気持ちがはればれする。 先生たちの頭のよさそうな話し方に感心する。
続いて、 Mitochondria を聴く。 生物学には、物理学のような心地良いショックこそないものの、 生命の複雑さんに素直に驚く。 あまりに素直すぎて、 Creationist になってしまいそうだ。
数日前から散歩のお伴は BBC Sounds の Podcasts、 Sherlock Holmes の中の Further Adventures of Sherlock Holmes だ。
最初に聞いたのが「ホーラスの目」 (The Eyes of Horus) だった。 一対の歴史的に重要なダイヤモンド、 「ホーラスの目」がある。 1つは英国王室が管理し、 もうひとつをある貴族が保持している。 その貴族の保持するダイヤモンドが盗難にあい、 ホームズが呼ばれる、これが物語の冒頭だ。 聞いているうちに Jeremy Brett のテレビシリーズを おもいだした。
つづいて「十三の腕時計」 (The Thirteen Watches) を 聞く。 列車の中で発見された死体、 列車の中から消えてしまった人間。 誰が消えて、誰が死んだのか分からなくなったので、 半分くらい聞いたところで、 最初から聞き直すこととした。 これで、筋がやっと分かった。 けっこう面白かったのだが、 読んだことも、テレビシリーズで見た記憶がない。
放送の最後のクレジットの部分で、 この物語はドイルの Noble Bachelor の中での ホームズのセリフをもとに作られたという説明があった。 あ・パスティーシュだ。 それで聞いたことがなかったんだ・・・と分かった。 [--「ホーラスの目」を見たことがあると思ったのは勘違いだったようだ--] なお、 詳細は Wikipedia に記載されている。
きのうは The Remarkable Performance of Frederick Merridew (The Empty House のなかでの言及)、 そしてきょうは 」The Ferrers Documents (The Priory School)を聞いた。 ホームズの超人性を疑う、 えらそうな容疑者がおおすぎる --- バート・クールズはもしかしたらホームズがきらいなのかしらん。
きょうの The Big Bang Theory は、 S2.E11 --- The Bath Item Gift Hypothesis だ。 今回も一種のペニー対シェルダンかな。
見事にペニーの一本勝ち。
昨日から BBC Sounds で Agatha Christie の Towards Zeroを聞いていた。
読んだことはあると思うのだが、 筋はまったく覚えていない。 なかなか面白かった。
最終エピソード。
物語はいよいよクライマックスに近づく。 マクワーターが怖がるオードリーを説得し、 警察に出頭させる。
・・・「!」・・・
この場面で、 犯人が誰かをやっと思いだした。
本を読んだのかどうかわからない。 買おう!
『クレヨンしんちゃん』にでてきた 「食卓で怪物が・・・」の場面しかしらなかった 有名な映画、『エイリアン』を見た。
とても気持ちわるくて、 こわくて、 楽しかった。 『遊星よりの物体X』のパターンだな・・・と思った。 あとで調べたら、 『エイリアン』が 1979年、 『遊星よりの物体X』が 1982年、 『エイリアン』のほうが前なんだ。 [--もちろん The Thing の原作、 Who Goes There (1938) のほうがずっと前だが--]
こわいもの見たさで続編 見ちゃおうかしらん。
きょうの散歩のお伴は、 先日につづきマクリービーの Season 12 だ。 題名は「待つ男 (He Who Waits)」だ。
今回は大物(おおもの)政治家、 ホランド卿 (Lord Holland) を軸にして 物語がすすむ。 彼は政府の中枢にいる男である。 エディンバラの警視総監クラドック (Chief Constable Craddock) [--役職の翻訳はいいかげんです--] は、 ホランド卿のとりまきの一人だ。 クラドックのあまりの自己主張のつよさ・その理不尽さに、 (いつもは悪役の)署長ローチ (Lieutenant Roach) でさえ、 表だって不満を表明するほどだ。
物語は、 リース (Leith) (マクリービー警視 (inspector) の勤務地、エディンバラの一部)に あたらしい船着場 (dock) をつくるという計画、 とくにそのドックの 幕開き (Opening ceremony) にむけて展開していく。 この計画は、 ホランド卿が熱心に後押ししているものだ。
ジーン・ブラッシュ (Jean Brash) の友達 (もと雇われていた女性かな)キャシーが夫についての 不安をジーンに相談する。 彼女の夫セス・ブラドン (Braddon) は 「政治的な活動にかかわっている」というだけで 細かい話はしてくれないのだ。
そのセスが、 ある日マクリービー警視と相棒の マホランド巡査部長 (constable Mulholland) と の警戒網に ひっかかる。 セスともう一人の男は必死で逃げる。 もう一人の男、 ルイ・スミスはピストルでマクリービーたちに反撃する。 マクリービーも空に向けて銃をうつ。 銃撃戦の中、 スミスはセスを後から撃ち、自分はにげさる。
状況は、 まるでマクリービーが、 逃げるセスを後から撃ち殺したように見える。 クラドックは、 一方的にマクリービーを休職扱いにすると宣言する。 ローチでさえもそれは早計であると抗弁するが、 クラドックは態度をかえない。
キャシー(セスの妻、ジーンの友達)から話をきいた ジーン・ブラッシュは、 マクリービーに絶交状をつきつける。 「おれはやっていない」というマクリービーに、 ジーンは言う、"Prove it!" と。
ホランド卿ととりまきの一行は、 ジーン・ブラッシュの娼家、 『正義の館』 (Just Land) で セレモニーの前祝いをする。 一方家にとりのこされた ホランド卿の妻、 ジェーンは、 ルイ・スミスとの一夜をすごしている。
・・・
こんな感じで今回のエピソードが 終わる。 登場人物がおおくて、 筋をおうのが難しかった。
気になるので、 家に帰ったあとに、 S12E3 「待つ男」 (He Who Waits) の続編、 S12E4 「最後のグッバイ」(The Last Goodbye) を聴く。
いやぁ、びっくりした。 急転直下で、 マクリービーとジーン・ブラッシュは手に手をとって、 リース(マクリービーの勤務地、エディンバラの一部)を 駆け落ちして、 サンフランシスコ行きの船に乗ることとなるのだ。
以下は spoiler (ネタバレ)です。 詳細に筋を紹介します。 見たくない人はスキップしてください。
《More . . .》大雨警報の中、散歩にでかける。
きょうの散歩のお伴は 久し振りの マクリーヴィーだ。 最新のシリーズは "McLevy in the New World" という題名だ。 びっくりすることにマクリーヴィーは ニューワールド(アメリカ)にいるという設定らしい。 そしてジーン・ブラッシュも一緒にいるというのだ。 なんでこんなことになってしまったのかを知るために、 1つ前のシリーズ、シリーズ 12 を聞くこととする。
S12E1 A Matter of Balance はすでに聞いているので、 きょうは S12E2 を聞く。 タイトルは A Man of Honour である。 マホランド巡査が逮捕の際に相手を殺してしまう。 警察の内部では問題にならなかったものの、 死者の近親者が逮捕の際の過剰な暴力だったと文句をつける。 とくに死者のゴッドファーザー(名付け親)は、 この出来事を問題視し、 とうとう マホランド巡査に決闘を申し込むにいたった。 当時でも決闘は違法なのだが、 マホランドは名誉 (honour) の問題としてそれを受けてしまう。
というのが事件の発端である。
いつもの通り面白かったが、 「マクリーヴィーとジーン・ブラッシュがいっしょに ニューヨークへ行くことになる」というような気配もなかった。
数日前から Hugh Frazer 朗読の The Hollow を聴いている。 なんだか大島弓子の 『野イバラ荘園』をおもいだす。
出だしは覚えているのだが、 そして、ポワロが出てくるあたりまでは覚えているのだが、 その先をまったく覚えていない。 テレビドラマとして見た覚えがある。 どことなくクリスティの "Towards Zero" も思い出す。
〆切りがもうすぐの論文、 おとといまでサクサクと進んでいたのだが・・・。 ここに来て、進捗がぱたっと止まってしまった。 アイデアがでてこない。 現実逃避に NetFlix をながめていたら、 『マスター・キートン』に出会った。
とっても面白い。
「見たことあるなぁ・・・」と漠然と感じていた。
そうそう、この漫画、 10年前、ぼくが入院してた時に、 美人の IM (OG) さんが差し入れてくれたんだ。 あらためて「ども・ありがとうございます」。
扨々(さてさて)・・・ 元気もでたので、論文にもどらなくっちゃ。