「三流、四流の映画みたいのばっかりだな・・・」 と思いながら、 GYAO の映画のリストアップを眺めていた。
「お!Picnic at Hanging Rockがある!」--- キャンベラに住んでいた時に観た映画だ。 メルボルンの近くの女子寄宿高校の女の子たちが、 ハンギング・ロックという場所で、 まるで精霊(パン)に攫われてしまったように、 消えた事件を題材にした映画だ。 ビクトリア時代のオーストラリアの 女子校の様子を描く冒頭部分、 とりわけピクニックでの 女の子たちの「天使のような」情景が印象的な 映画だったことを覚えている。 ただし、全体としてはとっても メリハリのない映画だったような気がする。
んで、観た。 [--Chromecast 経由のテレビで--]
《More . . .》GYAO で 『ホーンブロワー』 (「2つの祖国」)を (Chromecast 経由でテレビ画面で) 見る。 わりとゆっくりのペースだったが、 半分を過ぎたあたりから、 のめりこんでしまった。 最後の方では必死に涙をこらえてた。 すなおに感動しました。 下手な映画よりよく出来ている。
あわてて、 Kindle で買っていた Hornblower の Captain シリーズ をとりだして読み始める。 [--三冊ごとに組になっているのの真ん中。 一つめが「若きホーンブロワー」、 最後が「提督ホーンブロワー」だ。 この「ホーンブロワー船長」は、 Hornblower and the 'Atropos' --- これは読了、 Happy Return --- 読みかけ---と A Ship of Line の三冊の合本だ。--]
8月、9月と『おじゃる丸』が 再放送ばっかりだったのだが、 きのうから新しい (少なくともぼくがまだ見たことのない)作品に なっている。
民放でやっている『コロンボ』シリーズの録画を見る。 二ヶ国語放送でなく、 すべて日本語だった。 「構想の死角」 (Murder by the Book) の監督が Steven Spielberg だった。
駅から学校までの徒歩の間、 BBC の Drama of the Weekを聞く--- きょうは "Born in the DDR" だ。 Bruce Springsteen が DDR(東ドイツ)で 講演するまでのお話し。 けっこうおもしろかった。
帰り路、歩きながらの Podcast --- きょうは BBC 4 の "Drama of the Week"。 とつぜんアフリカ英語が聞こえてきて、 にっこり。 舞台はナイジェリア(「ナイジャ」)だ。 父親がナイジェリア人で 母親がスコットランド人の男性、ヨミ、が スコットランドからやってくる。 スクラブルの世界選手権の ナイジェリア代表になるためにやってきたのだ。 ・・・とまぁこんな風に始まる。
彼は スクラブルのトレーニングキャンプに参加する。 毎日ランニングがある、 風変わりなキャンプだ。
・・・小説より ラジオドラマ向きなテーマ/筋である。 アフリカ英語を堪能した。
Django (『続荒野の用心棒』 [--『荒野の用心棒』とは無関係--])を見た。
これがマカロニ・ウエスタンだ! ぼくにとっての(今まで見た) マカロニウエスタンのナンバーワンです。 [--ナンバーツーは Rango かな--]
最後はまるで Dick Francis だ。
そして・・・マリアがとってもいい・・・。
David Suchet のポワロの1時間半もの。 日本語で読んだとき、みごとにだまされた。 英語で読み返したときも、 またまただまされた。 BBC のラジオドラマで聞いたときは、 さすがに筋を覚えていた。 このテレビドラマで、 Mysterious Affair at Stylesは4回目、 さすがに全ての筋がみえていた。
Google からのゴールデンウィークサービスで 映画一本のレンタルが無料になる。 『トランスフォーマー』 (The Age of Extinction) を 借りた。
CG 満喫。いやぁ、お金がかかってます。 CG の作業を考えると気がとおくなりそう。
おまけに、ジャッキー・チェン風の活劇、 インディアナ・ジョーンズ風のおとぼけユーモアありで とっても楽しかった。 この映画をもう一度みたいとは思わないが、 このシリーズの最初の方を見たくなった。
録画してあったクレヨンしんちゃんの映画 『逆襲のロボとーちゃん』を観る。 一人称視点の映像を これほどうまく使った映画があるだろうか。 自分がどんな風になってしまったか分からないという メッセージを伝える単純な技法と思っていたら、 これが哲学的な伏線になるなんて よく出来ている。
録画してあった『浪人街』(1990年)を観る。 原田芳雄、田中邦衛のどうしようもない 浪人がなかなか。 牛(勝新太郎)の節操のなさは最高だ。 石橋蓮司だけが、「筋が通っている」サムライだ。
数度目をそむける場面があったが、 なかなか面白かった。
戦前のオリジナル版を見てみたくなった。
Rango 以来、 マカロニウエスタン(aka スパゲティウエスタン) に凝っている。 セルジオ・レオーニがハリウッド俳優を使って 作成した映画だそうだ。
三人のガンマンが汽車を待つイントロを 見た。 ひたすらかっこよかった。