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きょうの散歩のお伴の In Our Time は Mind and Body (2005-01-13) だ。 プラトン、アリストテレスのあたりはとても面白かった。 とりわけ、いま『アリストテレス 生物学の創造 上』 (ルロワ 2019)を読んでて、 アリストテレスの魂論をかじっているので、 理解が深まったような気がする。 デカルトは、まぁ、こんなもん。 デイヴィドソンの非法則論的二元論にはさらっと触れるだけ。 これはしょうがないだろう。 けっこう興味深いなと思ったのは Epiphenomenalism (随伴現象説)だ。 まず前提は、心と身体の二元論だ。 その上で、身体が心の原因となるが、 心は身体の原因とはならない、というのがエピフェノメナリズムだ。 日本語のウィキペディアの例によれば、 煙は工場(での活動)があげられている --- 工場は煙の原因だが、 煙は工場の原因ではない、ということだ。 同じように、 身体は心の原因で、心は身体の原因ではない、ということになる。 まじめにとるにはつまらない説だと思うが [--ただしいかどうかではなく、 この説からなにか面白い物語を紡ぐことができない(だろう)、という意味だ--] ゲストメンバーの間で熱く議論してたのが、 不思議だった。
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最終更新時間: 2025-04-28 11:09