カニスの奥さん(リン)の年取ったお母さん(「イネ・モニ」)はここ数年 カニスたちといっしょに暮していた。 つい最近、リンの兄弟たちがやってきて、 イネ・モニを自分達の村、リオ人の村に連れてかえった。 [--リオはエンデと方言程度の違いの言語を喋るが、2つの文化はかなり違う--] さきほどイネ・モニが亡くなったという知らせが届いた。 悲しみの泣き声があちこちから聴こえる。
1時間ほどすると、 葬式の準備がはじまる。 カニスは人望もあり、有力者でもあるので、 かなりの人がいっしょについていくようだ。 カニス自身の車の他に2台も借り上げて、 3台の車に人間と動物(贈り物の牛と山羊)をのせて出発する。 人間は50人以上いただろう。
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リオの村に着いたときは真夜中だった。
女たちが大声で泣いている。 [--「ナンギ」とよばれる「(儀礼的な)泣き」で即興の歌詞をきそう意味もある--]
エンデであれば客は諸手をあげて歓待されるのだが、 リオはもっとビジネスライクだ。 料理もいいかげんだし、客あしらいもぞんざいである。 あんなに遠くから、大勢で、動物も連れてやってきたのにだ・・・。 エンデの人たちは不満たらたらだ。
不満だらけの夜は更けてゆく・・・。
関空からバリへの直行便がなくなったのも不便だが、 バリからエンデへの直行便もなくなっている。 かつても途中ラブアンバジョ(フローレス島西部)で 途中下車するが、せいぜい30分ほどだった (フライトナンバーはかわらない〜同じ飛行機に乗る)。 今はラブアンバジョで飛行機を乗り換えなくてはいけない --- 乗り換えの待ちお時間が4時間10分だ。
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とまれ無事、バリからラブアンバジョ、 そしてエンデの空港(ハジ・ハッサン・アルブスマン空港)に到着した。 カニスたちが迎えに来てくれてた。 とうとう「ピックアップ」(軽トラ)を買ったんだ。 迎車だ、迎車だ!
エンデの町からカニスの車でズパドリ村へ行く。 じつに快適だ。 ズパドリ村ではリヴァとハニが迎えてくれる。
リヴァんちの晩ご飯は、 とてもおいしいご飯がまっていました。
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晩ご飯のあとオトんちからもお呼ばれで、 夜中にのこのこ村の端から端までいく。 オトんちも大ご馳走でした。 ふとっちゃう。
関西空港に着いたのは朝の8時半くらい。
SQ619はほぼ定刻(10:55)に テイクオフ。 飛行時間はほぼ5時間。 12時半(シンガポール時間)ころやっとお昼がでた。 ぜんぜん「日本風」でない Japanese style の 魯肉飯風の三枚肉煮込み。 おいしかった。
シンガポールで SQ946 に乗り換える。 乗り換え時間が少なくて心配だったのだが、 無事 乗り換え成功。
18時ころ出発して 20時過ぎにングラライ空港出発。 スーツケースを失くしそうになったりしながらも、 無事ホテルに到着した。 バリでさすがに一泊1万5千円ほど払うと、 それなりによい部屋だ --- 50平米ほどのゆったりとしたビラだ。
「無事にインドネシア到着」 (^o^)・・・。
ひさしぶりにKくんち一家がやってきた。 Kくんと奥さんのYさん、そして 小学校2年生のQくんと5歳のMちゃんの 4人だ。 Eの提案で京都の水族館にいった。
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つかれた・・・。 人が多くて気を失ないそうになった。
お盆で実家(大阪)に帰ってきた(東京在住の)SM (OG)さんから 連絡があり、 お食事会をすることになった。 彼女の友達のNF (OG)さんも誘って、 場所は、むかしUT (OB)くんたちと行ったことのある本町の ポルトガル料理屋さんとなった。
このメンツもなかなかに楽しい。 学者でない生活(ぼくのまったく知らない生活)の 喜怒哀楽をいろいろお聞きした。
料理も満喫 (^_^) --- ポルトガル名物の棒鱈の料理とか、 「カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテジャーナ」 (豚肉とあさりのアレンテジャーナ風)だとか、 めっちゃおいしい料理だった。 一人でてんてこ舞いしているシェフさんも、 忙しい中、とても親切だった。
満腹まんぷく。
きょうの写真も食べかけ・・・ m(_ _)m
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話題は尽きないが、 次回を約して、散会する。
UT (OB)くんとMY (OB)くんが、 ともに、この夏から1年間のサバティカル(大学教員の研究のための休暇)に でかけることとなった。 UT (OB)くんはマレーシア、 MY (OB)くんはインドネシアでの研究滞在だ。 それを祝して、 大阪の京橋で壮行会をおこなった。 二人のサバティカルでの予定をききながら、 たのしく語らった。
次回はインドネシア、マレーシア、日本をつないで、 Zoom 忘年会をしようか、ということに。
写真はたべかけの鰻です・・・。
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さいごは、 京橋の猥雑な高架下で、コーヒーとアイスクリーム。
《More . . .》エンデでお世話になった中国人 の息子一家がやってきた。 奥さんと日本に留学している大学生の娘さん、 高校生の次女、そして末っ子の13歳の男の子だ。 北浜のホテルに迎えにいって、 そこから新世界を歩き、 串カツをたべて、 新幹線まで送っていった。 [--これから東京へ行くという--] たのしかったが、 暑かった。
家にもどったときはへとへとだった。
県立広島大学の学会の二日目。 ぼくの発表は無事に終了。 昼は、もと学生さんたちといっしょに広島焼を食べる。 おいしゅうございました。
その後、一人で尾道に行く。 乗りたくて乗りたくてたまらなかった一円ぽっぽ (尾道と向島の渡船)に乗って、向島へ行く。 とても素敵な旅館に泊まる。
きょうと明日と県立広島大学で文化人類学会 [--正確には「文化人類学・学会」なのかな--]の 第57回研究大会が開催される。 午後3時からの発表に出席するのを約束していたのだが、 宮島に遊びにいってカツカレーを食べたので、 出席できなかった。 その上、遅刻しそうなのであわてて厳島神社には 行けなかった。
学会の夜は超大人数(15人かな)の二次会 --- 楽しゅうございました。
大晦日の夜、アーセナルの試合があったので、 ぼくが寝たのは 午前4時半ころ。 E はその後すぐ起きてきたそうだ。 そして、3時間くらいかけておせちをつくってくれた。 とくに紅白かまぼこの飾り切りが自慢だという。
お正月の朝、 豪華絢爛のおせちで「あけまして おめでとう ございます」。
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きょうは研究大会の二日目、最終日である。 適当にあっちこっち参加して、 いったんホテルに帰る。 きょうはUT (OB)くん、MY (OB)くんと飲み会だ、 きのうに引き続き水道橋となった。 九州料理の居酒屋さん --- こじんまりしていい雰囲気のお店でゆっくり飲んだ。 料理がとってもおいしかった。 すんだスープのもつ煮込みがとてもおいしかった。
たっぷり飲んで、しあわせ幸せ。
きょうと明日は東洋大学でインドネシア懇親会の 研究大会がある。 対面とオンラインのチャンポンの開催である。 「観客は生でないと」・・・という訳で対面で参加する。 朝大阪を出て、白山の東洋大学へ行く。 気持ち良く発表をした。 タイトルは「従われない規則を破る仕方」だ。 不思議なタイトルだが2年前の発表、 「従われない規則を守る仕方」の続きである。 前回のはすでにYouTube アップされているが、 今回の発表もすぐにアップする予定だ。
《More . . .》