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Summary - 残日録 --- The Remains of the Day

最終更新時間: 2025-04-28 11:09

2016-09-25 Sun

 くやしいけども、蕎麦が力一杯食べれない: [Summary]

 きょうは、人類学の卒業生たちの作った 私的研究会の第1回があった。 ぼくもゲストとして誘ってもらった。 会場は京都の真ん中だ。 今回はNO (OB)くんの発表、 なかなか面白かったし、 ディスカッションも楽しかった。

懇親会は「蕎麦のおいしい居酒屋さん」という 謳い文句の居酒屋さんへ行く。 きょうの唯一の心残りは、 白い服を着てたので、 ツルツルっと勢いよく蕎麦をすすれなかったことだ。

2016-09-17 Sat

 Cちゃん、Kくんちが来て、ぼくんちはイッパイいっぱい: [Summary]

 数日前から Cちゃんが(オーストラリアから)来ている。 そして、きょうKくんち(おくさま、あかさま)が やってくる。 ぼくらを入れて大人が5人、あかちゃんが一人だ。

多過ぎる・・・。

2016-09-12 Mon

 新サイト (www.merapano.net) への移行が順調だ: [Summary]

 1ヶ月のフィールド調査から帰ると、 学校に置いてあるサーバー bunjin6 の ハードの具合がおかしくなっていた。 いろいろ考えた末、 レンタルサーバーにすることにした。 ここ数日間、順調に動いている。 Google の bot も頻繁に来るので、 しばらくすれば bunjin6 並の アクセスが得られるだろう。

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2016-09-11 Sun

 Cちゃんと鶴橋でおいしい晩ご飯たべた: [Summary]

 きょうはCちゃんのリクエストで 鶴橋まで焼き肉を食べにいく。

Eと三人で出発--- 午後6時を過ぎると商店街はもう閉まりはじめてた。 健康的だなぁ。

Cちゃんがウェブで選んだ食堂までは 迷ったので徒歩10分くらい。 Cちゃんは 「きょうはお腹の調子がわるい」というので、 焼き肉以外のメニューとなった。 サムゲタン、豚足、チヂミ、冷麺、その他いろいろ。 どれもおいしくて、お腹いっぱいになった。

しあわせ、しあわせ。

2016-09-07 Wed

 ひさしぶりに学校。博論セッションふたつ。それから、関空までCちゃんを迎えにいった: [Summary]

 帰国後二度目の学校だ。 GR (D3)くんとYA (OG)さんの博論セッションを する。 もう一人の約束はキャンセルになった。

さてさて・・・

今年の年末年始は、 CちゃんとBくんは、 Bくんの叔母さんの 結婚式にイギリスまで行く。 旅費を節約するために、 Cちゃんだけが9月に日本に来る。 きょうがその日だ。 夕方、学校から関空へ行く。

飛行機が着陸してからずいぶん 待たされたが、 Cちゃんは元気に登場した。

2016-08-22 Mon

 ディリでミニ・シンポ---けっこううまくいった: [Summary]

 きょうは、ぼくらの科研グループが ディリのNGOの協力を得て開く ミニ・シンポの日だ。

S大学のFS先生(科研メンバー)の運転する車に、 K大学のJB先生、 科研メンバーのUT (OB)くん・OW (OG)さん・MY (OB)くん、 そしてぼくが同乗させてもらう。 夕方6時ころにNGOへ着く。 会場はバレーボールコートくらいの中庭だ。 椅子が用意されている。

暗くなった7時過ぎに、 NGO の方の司会でシンポが始まる。 (↓の写真はOW (OG)さんのものです)

[Mini Mini Sympo] [Mini Mini Sympo]

ぼくがまず科研のテーマ (ティモール・レステにおけるナショナリズム)を、 メンバー紹介を兼ねて、10分ほど喋る。 それからメインイベント、 MY (OB)くんによるオエクシ(西ティモール)に おける「ネズミの道」(非合法の国境を越える道)の 村人同士の交易の話だ。

緊張してたが、MY (OB)くん、 なかなか上手に発表してた。

質問セッションが (JB先生の言葉を借りれば)「チャレンジング」だった。 学術的なコメント、質問も一つふたつは あったが、 あとはもっともっと現実的な話だ。

なるべく誠実に答えたつもりだが、 あまりにプラクティカルすぎる質問 (どうすればティモール・レステの 経済がよくなるか?などなど)には、 うまく逃げるしかなかった。

疲れきったけど、 とても楽しんだ。

2016-08-19 Fri

 ロバータ空港でパスポートを紛失・・・?!: [Summary]

 きょうはバリからティモール・レステへ飛ぶ日だ。 バリのングラライ空港で切符のチェックインを した時に、係の人に 「ティモール・レステは初めて?」と聞かれた。 「これが四回目だよ」というと、 首をかしげている。 「どこにも記録がないですよ」 「そりやそうだよ。これ新しいパスポートだから」 「古いのもってますか?」 「もってるわけないでしょう」

係の人が困りきっているので、 ぼくが「『初めて』って書いときゃいいでしょ」 というと、 「そうですね」。

これだけのことだったのだが、 飛行機のなかで胃が痛くなってきた。 「もし、チェックインカウンターの情報が イミグレーションのそれとオンラインで繋っていて、 これまでの記録と整合性がとれないことが 問題になったらどうしよう・・・」

ティモール・レステ、ロバータ空港に着く。

ビザ・オン・アライバルの列に並ぶ。 ティモール・レステではよくあるのだが、 ここでも兵士が数人、武装して立っている。 いよいよ心配になってきた。 いっしょけんめい言い訳を考える。

トントンと誰かがぼくの肩をたたく。 振り向くと兵士の一人だ。 ギョッ・・・

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2016-08-16 Tue

 山から降りてエンデの町へ行く---明日はバリに飛ぶ: [Summary]

 きょうがズパドリ村での最後の日だ。 ティモール・レステに行くために、 明日はバリへ飛ぶことになる。

自動車をチャーターして 友達いっぱいとエンデの町へ行く。 町に住んでいるお姉さんのところに一泊する。

2016-08-15 Mon

 ティヌスの家造りソンガ(共同作業)--- わいわいがやがや: [Summary]

 ティヌスの家の屋根上げの儀礼がきのう あった。 続いてきょうはソンガ(共同作業)の日だ。 ここ数日ティヌスのキョウダイ・シンセキ [--ティヌス自身はマレーシアに行っている--]が やってきて、 ハニやカニスといろいろ相談していた。

「沢山の人をソンガする(頼む)と、 仕事をしないやつが出てくる。 とくに今回は屋根の仕事だ。 屋根の仕事ができるやつだけを呼ぶつもりだ」 ということに決めていた。 へぇ、けっこう「合理的」なんだ。 感心したり、 ちょっと残念におもったり・・・

さてさて、ソンガを時々見にいった。 [--ソンガは朝から晩まで続いている。--] けっきょく村人全員を呼んでいるようだ。

午前中は屋根に登れない人たち [--だいたいが年寄ぐみだ--]もそれなりに 仕事してたけど、 午後になると地べたにすわって、 モケ(椰子酒)をのんでいる。

ま・これがソンガなんだよね。

[Songga] [Songga]

2016-08-06 Sat

 今年三度目のトゥーバンダ。最後までつきあう: [Summary]

 きょうは、 歩いてすぐの村でトゥーバンダがある。 去年は ボウ(婿側が婚資を集める集会)ばかりだったのだが、 今年はトゥーバンダばっかりだ。

きょうこそは最後までつきあうぞ・・・。

婿側は遠いとおいリオの人たちだ。 言葉は似ているが、 方言というより別言語といった方がいいだろう。 カニスが通訳係・兼・交渉担当として 呼ばれてる。

リオ人たち(婿側)は自動車2台でやってきた。 かれらは、到着してすぐに 持ってきた婚資を全部ひろげてみせた。 あわてたのは嫁側で、 カニスがいっしょうけんめい 「違うちがう!持ってきた婚資は隠すんだ。 これからンバッボをするんだから」と 言い聞かせる。 リオの人たちはあわてて婚資を 隠す。

・・・というわけで、 ンバッボ(婚資交渉)はなんとも気の抜けたものと なってしまった。

ともあれ、 とうとう最後までいた。

2016-08-04 Thu

 今年二度目のトゥーバンダ。食事までいる: [Summary]

 2 kmほど離れた村、ヌアバル、でトゥーバンダがある。 ぼくの妹リヴァのだんなであるハニはその村の出身なので、 今回ぼくは嫁側となる。 ハニといっしょに歩いてヌアバルまで登っていく。 婿側はまだ来ていない。 前日から来ている嫁側のカッエウンブ (嫁を与える者たち)といっしょに時間を潰す。 婿側はすぐ近くの村(10 kmくらいかな)から やってくる予定だ。

婿側が行列をつくってやってきた。

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2016-08-01 Mon

 エンデの結婚は贈り物交換だ: [Summary]

 エンデの結婚は贈り物交換だ。

まず、婿側が婚資を集める。 これをボウという。 自分のキョウダイ・シンセキ、 とりわけ嫁を受け取る者(姉妹など)を呼んで、 婚資(象牙、水牛、牛、お金などなど)を集めるのだ。

集まった婚資を嫁側に運ぶのを トゥーバンダという。 トゥーバンダの前日には 嫁側のキョウダイ・シンセキ、 とりわけ嫁を与える者(母の兄弟など)が 贈り物をもってやってくる--- 豚や米、イカット織りなどなどだ。

トゥーバンダの日、 婿側は嫁側と交渉(ンバッボ)をする。 婚資はいろいろな項目に分かれていて (儀礼言語で表現される)、 それを一つひとつ渡していく。

ンバッボが終われば、 婿側が嫁側に交渉の結果の婚資を渡し、 自分の村に帰ってゆく。

嫁側は受け取った婚資の大部分を、 客として来ていた嫁を与える者たちに与え、 嫁を与える者から受け取った贈与の大部分を (後日)婿側にもっていくのだ。 これをトゥーカー という。

さてさて・・・

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