午前中はパンキョウの授業(150人)、 午後は博論セッション(2人)、 そして最後に卒論構想発表会(6人)につきあう。 いっぱい教育してしまった。
きょうがカンファレンスの最終日だ。 きょうも朝から晩まで予定が組まれている。 あらかじめ(主催者の)M本先生には言ってあったのだが、 ぼくはきょうは参加せずに、帰阪する。 なんとなく「敵前逃亡」みたいな気がしなくはないが、 ま・責任は果たしたし・・・ などと心の中でつぶやきながら金沢をたつ。
ぼくに関連する地域学会が、 ぼくの勤務校で開催されているのに 参加するためだ(「という言い訳」かもしれな い・・・)。
金沢から大阪に行き、 そこから更にいろいろと奇跡的な乗り換えをこなして、 目的地のO大学のTキャンパスに着く。 午後からのセッションに途中から参加した。
知っている顔がいっぱいだ! その上、発表もみな日本語じゃないですか! そして、民族誌のデータにのっとった発表です!
ぬるま湯(わるい意味じゃないです)につかっている うちに、 あまりの心地良さに眠くなってきた。 というか、たぶん、単純に睡眠不足だったのだろう。
発表の途中で失礼することとする。
帰宅して、 コンビニ弁当たべて、洗濯して・・・
いつのまにか寝ていた。
カンファレンスも中日である。 きょうの最後がぼくの発表だ。
きょうのトップバッターは社会心理学のK沢先生だ。 いやぁ・・・かっこうよかったですね。 「颯爽」ということばがぴったり。 質問にもうまく答えているし・・・
「自信がある人はいいなぁ」と思いながら会場を出る。 次の発表はスキップして、 自主休憩とする。
発表を終えたK沢さん、 その友だちで、彼女の発表に駆け付けた (哲学者の)T山先生と 話をする。 二人の話がかけあい漫才のようないい雰囲気で、 ぼくの緊張感がすこしだけほどけていく。
発表きいたり、 カンファレンスさぼってホテルで予習したり、 また会場にもどって発表を聞いたり・・・
・・・しているうちに午後5時だ。 とうとうぼくの発表の時間だ。
《More . . .》きょうからいよいよカンファレンスの本番である。 朝9時から6時過ぎまで発表の日が三日つづくことにな る。 [--ぼく自身は、最終日は欠席する。--] ゲストスピーカーの時間は それぞれの日の最初(朝9時から)に一人、 そして最後(5時から)に一人、設定されている。 この2つのトークには全員が参加することになる。 その他の発表は2つの会場にわかれて同時進行となる。 参加者は、たぶん、50名から60名くらい。 発表予定者は(ゲストを入れて)30名くらいだろうか。
きょうのトップバッターはインド系の哲学者の、 哲学的認識論の全体の流れをおさえた講演だったようだ。 とにかくむずかしい。[--アメリカの大学で教えているので、 英語はインド風ではない。英語に問題はなかった。 問題は内容だ・・・。--] そしてゲストスピーカーでもかまわずに質問が飛び交う。
一日むずかしい発表をあれこれ聞いていた。 [--一つでは座長をしたが、これは 質問の順番を決めるだけで、たいした仕事ではない。--]
さて、いよいよ午後5時、きょうの最後、 もう一つのゲストスピーカーの発表である。 ANU出身の言語学者によるものだ。 予定表によれば、 彼の発表が終われば質疑応答の時間をとらずに、 すぐに(6時から) 1時間のパネルディスカッションに入ることになっている。 その場で、 その日一日あった発表(最後の発表も含めて)を まとめて議論するのだ。
発表が二日目の最後に設定されていた ぼくはこの予定をきいて嬉しかった。 英語での発表は、まぁできないことではないが、 質疑応答を英語でするのは、ちと怖いのだ。 最後の発表には、 質疑応答がほとんどないと聞いてほっとしたのだ。
さて・・・きょうの最後の発表に戻ろう。 とっても面白い発表だった。 ところどころに、 言語学からの哲学への批判 (というよりアドバイスかな)がうまく効かせてある。
だいたい時間通りに発表が終わる。 「さてここらへんでパネルに入るのかな」・・・
《More . . .》きょうから金沢で開かれる哲学(認識論)の 国際カンファレンスにゲストスピーカーの一人として参加する。 北陸先端大のM本先生が一人で組織したものである。 カンファレンスそのものは明日から始まるのだが、 きょうは遠足 (excursion) の日だ。
とにかく知り合いが一人もいない状況なので、 早めに一人でも友達をつくっておきたい、と思い この遠足に参加した。
運のよいことに最初に出会った二人が ANU(オーストラリア国立大学[--ぼくの母校--]) 関係者だった。 それも(後からわかったのだが)哲学にもの申すために やってきた言語学者たちだった。 ANUの話などしている内に 他の参加者たちもやってくる。 哲学者ってのはオースティンみたいな 英国紳士風か、 さもなくばマルクスみたいに髭だらけかと 思ってたら、 ごく普通のひとたちだったので 一安心した。
バスで兼六園に向かう。 安心したのは大間違いだった・・・
《More . . .》学会二日目(最終日)の午後遅くにぼくの発表が わりふられた。 「それでもお客さんは来てくれるだろう」と 期待したのだが、 ダメでした。 立ち見はけっこういたのだけど、 前のほうの席がずいぶんと空いてた・・・。
ちょっぴりしょんぼり
《More . . .》九州から凱旋したNF (OG)さんの歓迎会に参加した。 ぼくとNF (OG)さんを入れても総勢5人の こじんまりした飲み会だ。
UT (OB)くんと幹事をしてくれたHM (OG)さんは 彼女の一期ちがいの上級生、 MY (OB)くんが彼女の同級生だ。
飲み会の常ではあるが、 とりとめもない話が脈絡もなく (脈絡はあったのかなっ・・)つづき、 とっても楽しかった、という記憶しかない。
NF (OG)さんが研究室に遊びに来た。 九州に二年間就職していたのだが、 この4月から、もう一度 この大学で(とりあえずの)バイトをしているところだ という。 たまたまぼくの研究室に HM (OG)さん、 YA (OG)さん、 KY (D3+)さんがいたので、 四方山話に花がさく。
NF (OG)さんの失敗話は圧巻である。 一つひとつの話は、もしかしたら人の一生に 一回か二回あるような出来事かもしれない。 しかし、彼女は10人分の人生経験をあわせた 失敗を、 1年か2年のうちにすべて経験しているのだ。 しかも、それをすべて切り抜けている。 NF (OG)さんの 運のよさに感心すべきなのかもしれない。
亀岡の湯の花温泉の(ぼくにとっては)超高級の 旅館に泊まって、 ひさしぶりにリゾート気分した。 夕食は、レストランの個室に案内される。 テーブルには次々とご馳走がならぶ。
まんぞく満足・・・
いよいよ発表の日だ。 夕方4時からなので、 午前中は家で最後のさいごの予習をする。 きのう「夜」 [--啓示の与え手を、エンデではこう呼ぶ--]からもらった 結論に ちと瑕瑾(かきん)があることに気づいた。
出発前に(とりあえずの)修正を終えた。
3時半に会場に着く・・・ 「なんとまぁ、立派な」。 緊張しながら会場を檻のなかのクマのようにうろうろする。 ぼくのところの学生さんも数人来てくれている。
100名収容の会場がいっぱいになって、 ちょっと嬉しい。 補助の椅子もでているので、 聴衆は110名くらいかな。
いよいよ発表だ。
《More . . .》きょうは朝から夕方まで会議の日だ。 会議の終わったあと、 明日にせまった発表の準備をする。 「この研究会の4月例会に呼ばれるのは名誉なんだぞ」と 同僚のKE先生に言われる。 ちょっと緊張・・・。
よい結論がでなくて困っていたのだが、 ・・・ "procrastination is the mother of revelation" ・・・(^_^)/・・・ 啓示がやってきた。 ベイトソンの議論ですべてがまるくおさまりそうだ・・・
きょうはパンキョウ@Tキャンパス の初日だ。 去年は70名でとても楽しい授業だった。 今年は180名ほどいるようだ。
受講生が70名くらいだと、 教室は粒餡(つぶあん)状況である--- 学生一人一人をなんとなく認識できるのだ。 180名になると教室は漉餡(こしあん)状況だ。
それでも・・・ なんとか一人一人に話し掛けるように 授業を始めた。 すこしずつ慣れてきた・・・。しかし・・・
・・・疲れる・・・。