きょうから金沢で開かれる哲学(認識論)の 国際カンファレンスにゲストスピーカーの一人として参加する。 北陸先端大のM本先生が一人で組織したものである。 カンファレンスそのものは明日から始まるのだが、 きょうは遠足 (excursion) の日だ。
とにかく知り合いが一人もいない状況なので、 早めに一人でも友達をつくっておきたい、と思い この遠足に参加した。
運のよいことに最初に出会った二人が ANU(オーストラリア国立大学[--ぼくの母校--]) 関係者だった。 それも(後からわかったのだが)哲学にもの申すために やってきた言語学者たちだった。 ANUの話などしている内に 他の参加者たちもやってくる。 哲学者ってのはオースティンみたいな 英国紳士風か、 さもなくばマルクスみたいに髭だらけかと 思ってたら、 ごく普通のひとたちだったので 一安心した。
バスで兼六園に向かう。 安心したのは大間違いだった・・・
《More . . .》学会二日目(最終日)の午後遅くにぼくの発表が わりふられた。 「それでもお客さんは来てくれるだろう」と 期待したのだが、 ダメでした。 立ち見はけっこういたのだけど、 前のほうの席がずいぶんと空いてた・・・。
ちょっぴりしょんぼり
《More . . .》九州から凱旋したNF (OG)さんの歓迎会に参加した。 ぼくとNF (OG)さんを入れても総勢5人の こじんまりした飲み会だ。
UT (OB)くんと幹事をしてくれたHM (OG)さんは 彼女の一期ちがいの上級生、 MY (OB)くんが彼女の同級生だ。
飲み会の常ではあるが、 とりとめもない話が脈絡もなく (脈絡はあったのかなっ・・)つづき、 とっても楽しかった、という記憶しかない。
NF (OG)さんが研究室に遊びに来た。 九州に二年間就職していたのだが、 この4月から、もう一度 この大学で(とりあえずの)バイトをしているところだ という。 たまたまぼくの研究室に HM (OG)さん、 YA (OG)さん、 KY (D3+)さんがいたので、 四方山話に花がさく。
NF (OG)さんの失敗話は圧巻である。 一つひとつの話は、もしかしたら人の一生に 一回か二回あるような出来事かもしれない。 しかし、彼女は10人分の人生経験をあわせた 失敗を、 1年か2年のうちにすべて経験しているのだ。 しかも、それをすべて切り抜けている。 NF (OG)さんの 運のよさに感心すべきなのかもしれない。
亀岡の湯の花温泉の(ぼくにとっては)超高級の 旅館に泊まって、 ひさしぶりにリゾート気分した。 夕食は、レストランの個室に案内される。 テーブルには次々とご馳走がならぶ。
まんぞく満足・・・
いよいよ発表の日だ。 夕方4時からなので、 午前中は家で最後のさいごの予習をする。 きのう「夜」 [--啓示の与え手を、エンデではこう呼ぶ--]からもらった 結論に ちと瑕瑾(かきん)があることに気づいた。
出発前に(とりあえずの)修正を終えた。
3時半に会場に着く・・・ 「なんとまぁ、立派な」。 緊張しながら会場を檻のなかのクマのようにうろうろする。 ぼくのところの学生さんも数人来てくれている。
100名収容の会場がいっぱいになって、 ちょっと嬉しい。 補助の椅子もでているので、 聴衆は110名くらいかな。
いよいよ発表だ。
《More . . .》きょうは朝から夕方まで会議の日だ。 会議の終わったあと、 明日にせまった発表の準備をする。 「この研究会の4月例会に呼ばれるのは名誉なんだぞ」と 同僚のKE先生に言われる。 ちょっと緊張・・・。
よい結論がでなくて困っていたのだが、 ・・・ "procrastination is the mother of revelation" ・・・(^_^)/・・・ 啓示がやってきた。 ベイトソンの議論ですべてがまるくおさまりそうだ・・・
きょうはパンキョウ@Tキャンパス の初日だ。 去年は70名でとても楽しい授業だった。 今年は180名ほどいるようだ。
受講生が70名くらいだと、 教室は粒餡(つぶあん)状況である--- 学生一人一人をなんとなく認識できるのだ。 180名になると教室は漉餡(こしあん)状況だ。
それでも・・・ なんとか一人一人に話し掛けるように 授業を始めた。 すこしずつ慣れてきた・・・。しかし・・・
・・・疲れる・・・。
きょうは3月二回目の登校日だった。 これからじょじょに会議が増え、 まもなく4月だ・・・。 登校拒否症がはじまりそう。
それはともかく・・・
ひさしぶりに博論のセッションをする。 ひさしぶりのKY (D3)さんです。 なかなか進まないようだ。 データはいっぱいあるのだから、 それそろ一気に爆発するといいのだが。
夕方、卒業生のHD (OB)くんが東京から 遊びにきた。 ちょうど注文していた美学関連の本が 届いたところだったので、 それを見せながら、美学と人類学の話をする。 そのままバスで駅前に行き、 居酒屋さんでお話し。
ちょうどいいくらいの酔い心地。
あけてない郵便物がたまるばかりだ。 (あたりまえだ)。 きのうからそれらの開封作業を開始した。 だいたい1年分なのだが、 なかには3年前なんてのもあった。 [--ダイレクトメールはすぐ捨ててる。--] 忘れていた保険の契約やらなんやら・・・ でてくるでてくる。 ぼくの財政状況をすこしだけ把握した。
年金の郵便はすぐに開封したが、 2年間ほったらかしてある。 いよいよ仕事を開始するか。
書類仕事は大嫌いだ。 しかし、 たまった書類仕事は大災害だ。 教訓:郵便はすぐに開封して対応しましょう。
きょうの午前中はKY (D3)さんとYA (OG)さんの 博論の指導セッションの予定だったが、 KY (D3)さんはキャンセルでYA (OG)さんだけ。 ちょっと時間があったので、SC先生のところに 油を売りに行く。 「きょうお昼いっしょに食べよ」。 さて、YA (OG)さんのセッションだ。 投稿論文のチェックである--- 「物語の筋をみつけようね」。 終わった時点で昼休みに食いこんでる。 昼休みのあとには卒論口頭試問が控えている。
あわてて飯を食いに外に出ようとするところに、 GR (D3)くんが「せんせい、あとでお時間とれますか?」 という--- 「OK、3時半ころな」。 ND (U4)くんがだいじな依頼をしにやってきた--- 「OK、4時ころまでにやっておく。 結果はすぐ知らせるので、学生部屋で待っておけ」。 TA (OG)さんが遊びにやってきた--- 「あとで」。
残り少ない昼休みの時間で SC先生とお昼ご飯を食べて、 すぐに卒論の口頭試問だ。 7人の諮問が終わった。 3時過ぎだ。 口頭試問の終了後、 教員全員で相談した上で 卒論の点数をつける。
3時半からの会議は、 SC先生とMA先生に任せることにした。 その間に、緊急のND (U4)くんの依頼ごとを 片付けることとした。 時間がかかったが、 なんとか終了した。 すぐにGR (D3)くんの所に行き、 彼の相談を受ける。 投稿論文のチェックの依頼だった--- 「OK。PDF をぼくに送っておいて」。
*ほっ*・・・きょうの仕事が一段落した。
廊下を歩いている TA (OG)さんを見つけたので、 ぼくの研究室でお話しした。 とくに用事があるわけではないので、 いろいろ雑談。 「飲みにいこ」ということに。 三人目を探したのだが、 つかまらなかった。
行きつけの居酒屋さんに行き、 ゆっくりと「二人飲み会」だ。
人心地ついたころ、 「ところで・・・」とTA (OG)さん。 「さっき、学生部屋でFF (D3+)くんに会ったのですが、 『学部生の人が先生を探してます』と言ってましたよ」 「誰とも約束なんかしてないよ」 「念のために学生部屋にいるFF (D3+)くんに 電話してみましょう」
トゥルルルル、トゥルルル
ここで問題です--- ぼくは何かを忘れていたでしょうか?
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《More . . .》こないだ京大の東南アジア研究所の50周年の 式典に出席した。 ほとんどの人とは、 30年振りの再会だった。 ぼくをふくめて、みなふけてた [--あたりまえだが--]のを楽しんだ。
きょうはCちゃんとBくんといっしょに Star Wars: The Force Awakensを見にいった。 まるで東南研の式典みたかった。