truetrue
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目次は SUMMARY を見よ。
このディレクトリには民族誌的な志向をもった論文が保管されている。
Stupidity and Authority は、 1981、1982年ころにANU (The Australian National University) で書いた文章だろう。これは長いバージョンであり、筋にあまり関係ない説話ものっている。どうやら、1989年に人文研の谷さん(谷泰)の研究会で使ったらしいが、記憶にない。
レトリックの諸相 (中川 1991)は、『講座東南アジア学 5』(1991) に収録された論文である。
関本照夫さん・船曳健さんによる東洋文化研究所の研究会(たしか『国家の意匠』とかいうタイトル)に参加した。第1回の発表(おそらく1992年)はインドネシア語の儀礼歌と地方語の歌謡曲 である。えらく長い原稿がのこっている。 1994年に『国民文化が生れるとき』(照夫 and 建夫 1994)が出版された。ぼくは「インドネシア語政治作文入門」 (中川 1994)を発表した。原稿はここ にある。
(2000-10) 2000年にあった中村潔さんの民博研究会 1 の 2000-10-21 の発表原稿がスハルト政権崩壊後の地方社会である。
defeasibility の概念をつかって、エンデの民族誌を分析しようとする試みは何度もおこなった。 2003-06-05 文化人類学会の第38回研究大会(東京外国語大学)で、 2004-11-12 京都人類学研究会11月例会で、さらに、 2005-01-26 第21回「東南アジアの社会と文化」で、妖術師と正義を発表した。同じ原稿で、すこしずつ進化しているはずだ。この後は、出発点の原稿をかえて、 2008年に再出発したが、それも失敗している。
大阪大学人間科学部で、人間科学部の先生が1コマずつする授業がある。講義名は忘れた。その(おそらく2003年分の)授業の概要。といっても、ほとんど何も書いていない。ほんとうに、この原稿つかって授業したのかしらん。
2004年に(マレーシア領の)ボルネオへ調査にいった。その報告書が「ボルネオ紀行」 である。どこかで発表したのかなぁ・・・。
(2007-05) エンデにおける文化の継承 ― 生業に注目して は、鏡味さん@金沢大学の科研(2007/2009年)『文化の世代間継承』での初回顔見せ興業(2007-05-26@金沢)での発表原稿である。縦の継承が正統性(知識、父系制、贈与)、横の継承が非正統性(秘密の知識、?、売買)であるというのは、どこかで使うべきだ。
種類 | 縦・横 | 方法 |
---|---|---|
正統な知識 | 縦 | 父系制 |
秘密の知識 | 横 | 売買 |
2008-05 に京大文化人類学会で発表した。すでに何度か発表した defeasibility と妖術師をくみあわせる試みである ― 妖術師と公正な社会(Alternate take)である。何度やったかわからないが、けっきょく、今回もうまくいかない。別バージョンも残っているが、途中で諦めたみたいだ ― 妖術師と公正な社会(諦めバージョン)。
小泉さんが、 Global COE (Centre of Excellence) の基金を獲得した。人間科学研究科の人類学を中心にしてさまざまな催しものがおこなわれた。開発をめぐるカンファレンスがおこなわれた。たぶん2008年だろう。そこでの発表 2 の Profile and Abstract である。
(2016-05) 人類学とはどんな学問か は、 2016-05-20 に行なった学部長リレー講義の代役@豊中だ。聴衆は、たぶん、1年生だったろう。中身はぼくの調査をだしにしての人類学の紹介。市場経済と贈与経済の対照である。
(2016-06)北陸先端大の水本さんから「エスノ認識論」カンファレンスのお誘いをうけた。いろいろ苦心しながら、 How to Buy Knowledge in Ende をかき上げた。 (Nakagawa 2016) まぁまぁ受けた。抄録原稿はこれ だ。公刊されたバージョンはこれである。
(2016-07) ジャカルタのインドネシア大学 (Universitas Indonesia)で、ジム・フォックスの業績を記念した大会が開催された。そこで Between Precedence and Hierarchy という原稿を読み上げた。
出版用の原稿 をしあげたのだが、いまだに(2023-08 時点)編集長のグレッグたちから連絡がない。
(2017-03) defeasiblity を何度も書き直したが、最終的に人間科学研究科の紀要に不倫と肥満 (中川 2017) として発表した。
(2017-09-24) 箕面市のサイエンスカフェという場所で、人間科学研究科が行なっている輪番セミナーを担当した ― エンデの村で食べることを発表した。
(2017-11-12) 2013年から始まった東ティモール科研の総仕上げの国際会議を2017年11月におこなった。 Introduction to Timor Leste Conference― TL Conference は 全体のイントロである。ぼくの発表は Nationalism of Absence―TL Seen from an Indonesianist’s point of view である。なお、抄録用の原稿は Abstract of Nationalism of Absence である。
(2018-09)リプス先生の娘ロースの旦那さん、アルフォンソがフローレス大学 (Universitas Flores) の先生をやっている。そのアルフォンスにフローレス大学での講演の依頼をうけた。すぐに引き受けた。 Immanuel Kant versus Flores を読み上げた。まぁまぁ受けたように思う。
従われない規則を守る仕方 は、 2020-11-28 の KAPAL 第2回研究大会で発表した原稿だ。申請書は従われない規則を守る仕方(申請書)である。
第4回 kapal 研究大会(申請書)および、読み上げ原稿、従われない規則を破る仕方
規則にかんする論文の題名を変更する「従われない規則を守る」(rules) 「従われない規則をやぶる仕方」(jawa tosa) はいささか分かりにくいので、つぎのように改題する:「象牙の路をたどる ― エンデで規則が破られるわけ」、「とうもろこしを搗く ― エンデで規則を破るし方」。そして、今回の発表が:「頭をつかむ ― エンデで破るための規則を作るし方」である。題して「エンデの規則三部作」だ。
筑波の東南アジア学会では「ベクの認識論、レッダの存在論」(未執筆)を発表する予定だ。申請書はjsseas-2023をみよ。
ICASでは “Vertical and Horizontal Transmission of Knowledge among the Ende” (未執筆)を発表する予定である。