ChangeLog 最新ページ / カテゴリ最新ページ / 前ページ 1 2 3 4 5 6 7 8 次ページ / page 2 (8)

Anthropology - 残日録 --- The Remains of the Day

最終更新時間: 2026-06-30 14:24

2025-12-18 Thu

 来年の日本文化人類学会での発表をかんがえる(その2)---デネット風の存在論はどうだろう?: [Anthropology]

リアリズムのはなしとして、 「何が存在するか」みたいな議論をするのも面白いかもしれない。 --- どのように単相・複相とからめるかは今から考える。 セラーズの日常的イメージ (manifest image) や、 アリストテレスの存在論とかと絡めて議論すると面白いかも。 繰り返すが、 どのように「絡める」のかは、今の時点では、 全く見当がついていない。

2025-12-06 Sat

 東南アジア学会で「根幹から枯れ枝へ」を読む---発表をはじめると恍惚状態になってしまう;神 空にしろしめす: [Anthropology]

ぼくの発表は 12時50分から13時25分までだ。 Conoha サーバーを読む。 さいごはわりと余裕があったので、 ゆっくり読んだ。 残り時間「あと5分」で読み終わった。 (本来は 13時10分、「あと 15分」までに読み終わることが期待されている)

「神 空にしろしめす。すべて世はこともなし」って感じ。 しあわせ、しあわせ。

2025-12-04 Thu

 土曜日の午後の発表(20分&15分)のための原稿「根幹から枯れ枝へ」を読み上げる---昨日は70分かかったが、今日は 40分;あと少し;でも、もう削る箇所がない・・・: [Anthropology]

ずっと Conoha サーバー の作業をしていた。 4時過ぎにいったん作業をとめる。 Zoom をつかって読み上げてみる(疑似発表)。 ほんとうに滑舌がわるくなっている。 どもりながら発表を終える。 40分だった。 ちゃんと時間内で読み終わる可能性がでてきた。

2025-11-22 Sat

 東南アジア学会発表の「根と幹から枯れ草まで」の流れ---公理(「原理」)をはっきりさせる: [Anthropology]

数学のように、 公理(あらかじめ与えられたもの)から、 なにかを証明する。 そのような「公理」に相当するもので、 「原理」と呼ぶ。

(1)「モースの原理」、交換が関係をつくる。

(2)「生命の流れの原理」、ワイフ・ギバーが ワイフ・テイカーに生命を与える。

(3)「アキカエシの原理」、 負債が紐帯をつくる。

ロティなどの「生命の路」"Path of Life" は 「生命の流れ」を二回適用したものだ。 エンデの「婚資で結ばれたキョウダイ」は、 (1)と(3)から導出される。

2025-11-19 Wed

 学会発表まであと16日;答が浮かばない---「夜」が来るのをじっと待つ: [Anthropology]

12月6日の東南アジア学会の発表が進まない。 問題ができたので、安心していたのだが・・・。 たいていは、問題さえ作ることができれば、 答は自ずと出てくるものなのだが、 どうも、安心し過ぎたようだ。 もう1ヶ月ほど渋滞したままだ。

エンデでは、寝ているときに「夜」が教えてくれるという (エンデ語で「コンベ・ソッド」と言う)、 まだ夜は来ていない。

去年の同じ頃の日誌を調べると、 KAPAL (インドネシア研究懇談会)では 10日前に「夜」がやってきていた。 東南アジア学会では、 なんと 3日前にやっと夜の訪れがあった。 そのわりに全然あせっていない・・・。

今年もどっしり構えて、 夜が来るのを待とうかしらん。

2025-10-18 Sat

 パングロス論文を読み終えて考える---もっと勉強しなくては: [Anthropology]

以下は、 「進化学界においては、 パングロス論文は間違ったものとされ、中間説は定説になっている」という 理解にもとづいて書きます。

グールドとルウォンティンが パングロス論文、 すなわち、 "The Spandrels of San Marco and the Panglossian Paradigm: A Critique of the Adaptationist Programme" (Gould \& Lewontin 1979) の 中で目指すのは、適応至上主義はまちがっており、 進化にはそれ以外の道もあるのだ、ということを示すである。 そこで出された様々な具体的な案はどれも面白いが、 それらはさておき、 野望は以上のとおりだ --- すなわち、 適応で説明するのがいかんというのではなく、 それだけではないよ、という議論だ。

中間説とは、まさにそのような答えじゃないのだろうか?

分子レベルだと中間説(自然淘汰じゃないよ)はよくて、 表現型レベルだと中間説(自然淘汰じゃないよ)はよくない、というのだろうが、 その辺の議論が、ぼくにはよく分かっていない。

2025-10-15 Wed

 Pangloss 論文を読み終わる---とてもよく出きている論文だ;「終わっている」論文のようには思えない: [Anthropology]

The Spandrels of San Marco and the Panglossian Paradigm: A Critique of the Adaptationist Programme (Gould \& Lewontin 1979) を読みおわった。 ぼくがずっと思っていた疑問を、 明解に(いささか余計な衒いが多いが・・・)述べた論文だ。 以下、感想をかねた Todo と自分への設問。

Pangloss を読み終わって

  • なぜ「遺伝子がそれ自身を再生産することが、それにとっての 生きる目的になる」ことが、 トートロジー(問答無用の真理)になるのか、を証明せよ。
  • 群淘汰 (group selection) 説が正しくないことを、 証明せよ。
  • 「学習」はダーウィン主義の根本をくずしてしまうわけではないことを 証明せよ。
  • 性淘汰の議論は (1) 淘汰と整合しないわけではない、 そして、 (2) 同語反復になっているわけではない --- ことを証明せよ。
  • 以上、Pangloss 論文とはとくに関係ない。 これまで僕が進化論に関して理解していないこと (疑問に思っていること)を列挙しただけである。
  • 『ダーウィンの危険な思想 --- 生命の意味と進化』 (デネット 2000)、とくに 第10章をよんで、 グールドの議論がどのように論駁されているのかを確認せよ。
  • 『進化論の何が問題か --- ドーキンスとグルードの論争』 (垂水 雄二 2012) を再読して、 ドーキンスがグールドにどのように反論しているのかを確認せよ。 --- デネットの議論は、たぶん(おぼろげな記憶だが)、 グールドに負けたくないので、 余計な衒学趣味・もってまわった議論がおおかったと思う。 たぶんドーキンスの方がストレートに議論を展開してくれていると思う。
  • この論文で説明ぬきで導入されている Bauplan の考え方は、 人類学の機能主義にとりいれることができるのではないか。

2025-09-23 Tue

 flores-web の「交換」の項を書き始める---flores-web は実験的に公開しています: [Anthropology]

flores-web(フローレス島の民族誌ウェブ) (flores-web) を しばらくの間公開している。 いずれ行なう本格的な公開のための準備である。 あと1週間ほどでまた閉じる予定だ。

エンデの交換についての総説、 「交換(総説)」 (flores-web) を書きはじめた。 アフリカの民族誌から「情愛の経済」 ("economy of affection") の 言葉を導入した。 それに対応することばとして「非情の経済」を作った。 [--これは、ぼくの造語だ--] なかなか。

ただし、「情愛の経済」と「非情の経済」とは、 「生活に埋め込まれた経済」と「離床した経済」に対応することを、 どこかで述べなければいけない。

[15:22:53] ChatGPT との会話 (phil-web) を作る。

2025-07-22 Tue

 コンピューターに入力していない手書きのフィールドワーク資料を ChatGPT に 読みとりしてしてもらった---こんなに簡単に出来るんだ。これからフィールドで入手した物語をいくつかアップロードしていきたい: [Anthropology]

まだコンピューターが普及していない頃(1980年代)、 フィールドノーツのまとめをルースリーフに丁寧に書き写していた。 それらの手書きのまとめに対して OCR を試したこともあるが、 まるで失敗だった。 なんというか、文字化けのような結果がでてくるのだ。

ダメモトで ChatGPT に読みとりができるか尋ねてみた。 「丁寧に書かれたものなら可能性はある」ということ。

pdf を送ると、「OCR をかけていない」と却下される。 「いまから、OCR をかけるのに・・・」。 しかたないので jpg で一枚づつ (1枚が現地語、1枚が日本語)おくる。

びっくり。 かなりの精度で読み取っていた。

まずは、いささかスカトロジックな 「オンド戦役」 のトランスクリプションと、 その翻訳を flores-web にアップロードした。

2025-07-18 Fri

 本日「とうもろこしを搗く」の英語への翻訳を終了!---今月にはいってから(20日弱で)わたしの書いた日本語論文の英語への翻訳 3本(「いじめの誘惑」、「象牙をたどる」、そして「とうもろこしを搗く」)、おより英語論文のインドネシア語訳1本(「フローレス島の歴史」)をおえた。ChatGPT、有能!: [Anthropology]

「いじめの誘惑」の原稿は以下を、それぞれ、クリックせよ: 日本語英語

「フローレス島の歴史」は: 英語インドネシア語

「象牙をたどる」は: 日本語英語

「とうもろこしを搗く」は: 日本語英語

2025-07-01 Tue

 こないだ学会で発表した論文「いじめの誘惑 --- ヒト、空気を読む」を ChatGPT をつかって英語に翻訳した---内容チェックはとにかく、とりあえず英語版を発表してしまうことにした。いつものところにアップロードしてあります: [Anthropology]

ChatGPT をつかって、 「いじめの誘惑」の原稿を翻訳する。 形式的にはうまくやってくれた。 1時間ちょっとで完了した。 これから内容のチェックをするところなのだが、 はやめに発表したかったので、とりあえずアップロードした。 ここです --- bully.en.html

つぎはエンデ関係の論文だ!

2025-05-28 Wed

 学会まであと10日;発表予定の原稿、「いじめの誘惑 --- ヒト、空気を読む」のファースト・ドラフト完成---15分の持ち時間だが、読んでみたら30分かかった (- -;): [Anthropology]

6月8日の日本文化人類学会の研究大会での発表原稿、 難産だったが、なんとかおわった。 〆切りの魔力だ。 内容もよいと思う。 ここ にあります。

とはいうものの、 長過ぎる。 いまから10日間でなんとか半分にしなければ・・・。

ChangeLog 最新ページ / カテゴリ最新ページ / 前ページ 1 2 3 4 5 6 7 8 次ページ / page 2 (8)