2015年に吹田で行なった授業、 『異文化の見つけ方 --- 相対主義の可能性』、 および翌年(2016年)の続編 『異文化の遊び方 --- 引用と人生』 です。 二つの講義にはかなり自信があったのですが、 ざんねんながらどの出版社からも積極的な反応はありませんでした。 自費出版とします。
なお、中川の個人史を述べておくと: この二つの授業で相対主義の人類学/ 構造主義の人類学にいったんピリオドを打ちます。 2017年からは「自然主義転回」にとりかかります。 これらの相対主義・構造主義に、 自然主義の考えを対立させていこうというプロジェクトです。 2018年に『模型論』、 2019年に『呪物論』を展開しました。
なお、蛇足ですが、2019年は私の退職の年です。