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Book - 残日録 --- The Remains of the Day

最終更新時間: 2025-11-04 13:02

2019-11-21 Thu

 How To Train Your Dragon の10巻目を読み終わった --- だんだん嫌いになってきた: [Book]

昼休みに How To Train Your Dragon の第10巻、 How to Seize a Dragon's Jewel を 読み終わった。 第9巻から感じていたことだが、 「大義」がでてきたので、息苦しい。 第6巻までの行きあったりばったりの、楽しい物語展開がない。 [--第7巻、第8巻はまだ手元に届いていない。--] あと2巻で終わりなのだが・・・もうやめようかしらん。

2019-11-20 Wed

 定年後は役に立たない読書をこころがける;「引用してやろう」といういやしい心なしに、素直に何冊も読む: [Book]

『平泉 --- 北方王国の夢』(斎藤利男) を読み終わった。 いまいち食い足りなくって、そして、 当時の中央(京都)のことを知りたくて、 手元にころがっていた 石母田正の『平家物語』 を読む。 ビミョーに専門違いのところなのに(石母田は古代史の専門)、 素晴しい『平家物語』の入門書だ。 歴史家の石母田はほとんど顔を出さず、 [--ちょっとがっかりしたけど--] すばらしい文学批評をつくりあげている。 分析の仕方もきわめてモダンだ(1957年とは思えない) --- というより、 ぼくが今まで読んだなかで最良の文芸批評だ。

そう言えば、たまたま同時に読んでいるのが 『十二世紀ルネサンス』(ハスキンズ)  --- みんな12世紀だぁ。 12世紀の専門家になろうかしらん。

ちなみに、インドネシアは・・・と思って調べたら、 シュリヴィジャヤの末期だった。 マジャパヒトは13世紀の末にならないと出てこない。 説話によれば、人々がフローレス島にやってきた時代だ。 12世紀といえば、 単純計算して、36世代くらい前の話 --- エンデの人の系譜もそこまで長くない(せいぜい20世代だ)。

2019-10-27 Sun

 How to be a pirate (How To Train a Dragon の二冊目)を読み終わった。Hiccup はのび太みたい、Toothless はスネ夫のネコみたい: [Book]

How to be a pirate (by Cressida Cowell)を 読みおわった。 How to train your dragon の二冊目だ。 映画、テレビシリーズのもとになった本なのだが、 映画やテレビよりもずっといい。 テレビシリーズは、 過激エコロジー軍団のはなしで、 主人公のヒカップは(4作目以降の) Harry Potter みたいな はなもちならない独裁的な子供リーダーだ。 [--ぼくは Ruffnut、 Tuffnut の双子が大好き。--] 本のほうはもっともっと楽しい。 ヒカップはのび太みたいで、 Toothless は小さくて、力が無いくせに、 非協力的なドラゴンだ。 Snotlout はのび太をいじめるジャイアンだ。

面白くて面白くて、一日で読み終わってしまった。

ただ・・・

これからヒカップがだんだんヒーローに なってゆく、という予告があった・・・とっても不安だ。

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2019-10-17 Thu

 『アルテミス(上)(下)』を読みおわった。ちょっぴり映画風: [Book]

2014年の大入院のときの 一冊目が『火星の人』だった。 うんちく科学知識がつみ重なっていくのが 読んでいて快感だった。

ウィアーの第2作、    『アルテミス』を読みおわった。 第1作から がらっと変わった場所、登場人物でありながら、 期待の範囲内(いい意味で)でとっても嬉しい。

女の子の一人称がたりを、 違和感なしで使いこなすのってすごいなぁ。 何も知らなければ、読者は 女性作家だと思うんじゃないかしらん。

最後の最後は、いささか つめこみすぎているので(映画化を意識したんじゃ ないかしらん)、 飛ばし読みになってしまった。 ここだけ、ちょっと残念。

2019-10-03 Thu

 『時計は三時に止まる』をよみおわった。酔っぱらった: [Book]

クレイグ・ライスの 『時計は三時に止まる』(ライス 1992)を 読み終わった。 酔っ払ってしまった。

「なんだか頭がおかしい。 ものすごくへんだ。 ずきずき痛んで自分の頭とは思えない。 たまたま通りかかった誰かが、 この頭を運んできて、 枕の上に忘れていったにちがいない。 こんな頭、誰が押しつけていったんだ? 胃はまだあるにはあるが、場所は定かではない。 彼と一緒にベッドの中にあるのではなさそうだ --- 隣りの部屋あたりかも。 居所など知りたくもない。 あんな胃袋とはかかわらないほうがいい。 ないかいやなことがあの胃袋に起こっている。 知らんぷりをしていればそれだけ楽だ。」 (p.141)

ヘレンはマリリン・モンローに是非!

2019-07-29 Mon

 まいった、まいった Edward *L* Hoch: [Book]

きょうは一日寝ていた。 Edward Hoch の Leopold's Way (『レオポルドのやり方』)を読んでいた。 どの短編もすばらしい。 まだ読んだことのない Edward Hoch の Kindle 本を まとめて購入した --- シャーロック・ホームズもの、 ジプシー探偵もの (The Iron Angel)、 スパイ探偵もの (The Old Spy Club)、 それと中身の説明がほとんどない短編集 (Adultery and Vampires)。

買ってきた本をぱらぱらとめくる --- 最後の短編集、まったく説明がついていない。 どうやらミステリーではないようだ。

あれれ!名前が Edward *L* Hoch だぁ・・・。

「短編の名手」、「不可能犯罪」、「ロックドルーム」の Hoch は Edward *D* Hoch でした・・・ orz

2019-06-22 Sat

 Magpie Murders 読了。いまいち・・・: [Book]

Magpie Murders (by Horowitz) を 読み終わった。 よく出来てはいるのだが・・・ 長過ぎだ。

外側が不要だったと思う。 劇中劇の部分だけでいいんじゃないかしらん そうすると芸のない、話題にもならない小説 となってしまうだろうが。

小説を外側からみる枠組を小説の中に とりいれると、 当の小説(外側の小説)までついつい 外側から(「一抜けて」)見てしまうことになる。 そうすると「のめりこみ」ができなくなってしまうのだ。

2018-01-30 Tue

 Dickson Carr が面白い: [Book]

きのうからずっとカーを読んでいる --- 『ユダの窓』『囁く顔』『ビロードの悪魔』。

『ユダの窓』--- HM卿が弁護士として活躍する 法廷もの。 めっちゃ面白かった。 トリックとしての 「ユダの窓」自身はイマイチだが。

『囁く顔』--- ロマンスがはいって とってもいい。 フェル博士って、 HM卿にくらべるとずっと やわらかいんだ。 ぼくは(フロストみたいな)HM卿が好き。

いま『ビロードの悪魔』読んでいる。 『三銃士』を読んでないんだが、 たぶんこんな感じなのかな。 こないだ読み終わった Three Lions and Three Hearts (Paul Anderson) より ずっと(ファンタジーとして)面白い。

2017-04-30 Sun

 『グーテンベルク21』が Kindle Unlimited から撤退したみたいだ: [Book]

Kindle Unlimited で 借りていた『火星のプリンセス』(E・R・バローズ) を読み終わった。 中学生の時に読んだ時の「血湧き肉踊る」感じを もう一度あじわった。 すぐに 第2巻の『火星の女神イサス』をダウンロードしようとした。

なんと!・・・『イサス』が kindle Unlimited の対象ではなくなっている。 あわてて調べてみると『グーテンベルク21』 [--不思議な電子書籍専門の出版社。 他の書店での絶版の本を扱っているようだ。 誤植が特徴。--] が全ての本を kindle unlimited から引きあげてしまっている。

グーテンベルク21 を除くと Kindle Unlimited に選ばれている本の中に 興味ある本はほとんどない。

というわけで、いま手持ちの Kindle Unlimited (10冊のうち『グーテンベルク21』が9冊)を 読み終わったら Kindle Unlimited は解約するこ ととした。

2月から3ヶ月、3000円弱の会費で 漫画抜きで 60冊以上 (『子連れ狼』いれたら90冊)、 全部で4万円相当の本を読ませてもらいました。

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2016-12-15 Thu

 「ストレイ・シープ、ストレイ・シープ」---『三四郎』けっこうおもしろかった: [Book]

青空文庫でダウンロードした『三四郎』 (夏目漱石)を読み終わった。

『こころ』でげんなりしたのだが、 『三四郎』、けっこう面白いじゃん。

男女逆転させた 大島弓子の漫画みたいだったなぁ。

2016-12-10 Sat

 「サラッと揚がってる天ぷら、なんてものは、江戸っ子に言わせりゃあ、場違いなんだね。食った後、油っくさいおくびが、出るようでなくっちゃあ」---古川緑波が面白い: [Book]

青空文庫の古川緑波の『甘話休題』を読んでいる。 食に関する本って、あんまり気取りすぎていると 「や」んなる。

『甘話休題』は バランスがとってもいい。 ちょっと「ショージくん」風 (^_^)

洋食屋さんに行きたくなった。

2016-09-21 Wed

 『叛逆航路』(アン・レッキー)読了・・・ベントナーみたい: [Book]

 新人のデビュー作で七冠奪取だという。 徹底的エンターテイメントだという。 ちょっとミリタリーSFっぽいという。 期待して読み始めた。

だめだった・・・

登場人物の中では セイヴァーデンがぼくのお気に入りだ。 ちょうどノッティンガム・フォレストと アーセナルのカップ戦をはさんでいたせいだろうが、 セイヴァーデンがベントナーと重なった。 理由はまったく分からん。

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