最近 Emily Brightwell の「家政婦ジェフリーズ」シリーズに はまっている。 翻訳で、 『家政婦は名探偵』というシリーズ第一作を読んだのが きっかけだ。 ビクトリア時代のロンドンが舞台の、 コージー・ミステリーだ。 推理の才能のほとんどないウィザースプーン警部補 (Inspector)の捜査を、 家政婦ジェフリーズ夫人をリーダーとする 使用人たちが応援する、という筋立てだ。 下敷となっている枠組は警察ものだ。 すなわち たくさんの警察官たちが足で調査をしてすこしずつ 事実を収集していく、という枠組だ。 『87分署』シリーズみたいなもんである。 ただし、調査をするのが警察官ではなくて使用人、というところがミソである。 そういう意味では『ブレーメンの音楽隊』みたいである とも言える、 そして そこが面白いのだ。 ・・・とは言え、 基本は基本は警察ものなので、 アガサ・クリスティのような 胸のすくようなトリックがあって、 だまされるのを楽しむような小説ではない。 むしろ、 雰囲気を楽しめばいいだけの、 現実逃避・読み捨てタイプの小説である。
・・・と言いながら、 つぎつぎと読んでしまった。 まずは Kindle で安売りしていた Mrs Jeffries Holds the Trump (No 24) と Mrs Jeffries in the nick of Time (No. 25) を 読み終わる。 安売りがなくなったので、 最初に戻って、順番に Mrs Jeffries Dusts for Clues (No. 2)、 The Ghost and Mrs Jeffries (No. 3)、 Mrs Jeffires Takes Stock (No. 4) と 読んだ。 いまは Mrs Jeffries on the Ball (No. 5) を 読んでいるところだ。 日本語1冊、英語で5冊だ。 ほぼ二日か三日に一冊の割合で読んでいる。 いかん・いかん・・・
《More . . .》Frederik Brown の二冊目の Mega Pack を 読み終わった。 Kindle に囲い込まれないように 気をつけているのだが、 27篇で99円・・・。
一冊目に劣らずどの短編も 素晴しかった。
Kindle store で The Frederic Brown Mega Pack が安かったので、 購入した。[--なるべく amazon の 囲い込みビジネスに関わりたくはないのだが・・・。 33篇、面白さは保証つき・・・で 91円は安い。--]
《More . . .》