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 ングラライ空港で鞄をなくして大騒ぎ:[Private]

2016-07-29

 きょうはバリからエンデに飛び立つ日だ。 バリのングラライ空港に到着したのは朝の6時だ。

[Ngura Rai 空港] []

荷物・ボディチェックをすまし、 チェックインカウンターに並ぶ。

なんか変だ・・・ 持っているモノの数が足りないような・・・

あらら!ビジービーバーの緑の鞄をもっていない。 「!荷物チェックのところだ!」

あわてて荷物のチェックした場所に行く。 場所は全部で三つなのだが、 どこにもない。 真っ青だ。

鞄の中には現金で、 ルピアが25万円分、 ドルが10万円分、 円が6万円。 現金だけで40万円くらいある。 さらに機器がある。 新品のコンピューター、 ぞれに一眼レフのカメラもある。

真っ青のうえに真っ青になる。

「世紀の忘れもの!」

・・・なんてふざけている場合ではない・・・

再度 三つのチェック場所で 聞いてまわるが、 どこにもない。 もいちど真っ青・・・…

団体さんの荷物を運ぶポーターが ぼくの脇をとおりかかる。 台車の上にうず高く積み上げられた荷物の てっぺんに緑の物体が!

「これこれ!これぼくんだ!」

・・・ぼくんでした。

ほっ・・・。

(つけたし) ボーディングする前にもう一度荷物チェックがあった。

「今度はぜったい何も忘れないぞ!」 チェックの終わった荷物を入念に確認して、 歩いていこうとする。

係員さんがぼくを呼び止める。 「ん?」

「腕時計、忘れているよ」・・・

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