[Visit Website なぞろじー]
世界の中にカテゴリーはなく、 言語が世界を組織化する --- これがサピアウルフ仮説だ。 言わば、文化相対主義の金科玉条だ。
おめでとうございます (^o^)/
[Visit Website Scientific American]
In Our Time で取り上げられたことのある 数学者の話だ --- 名を Paul Erdos という。 ブダペスト生まれの数学者である。 In Our Time を聴いたときもその生涯に感動したが、 この記事を読んであらためて、 その人となりの桁外れの面白さに驚嘆した。
彼は、突然知り合いの数学者をたずねてくるという。 エルドッシュ (Erdos) には 帰る家がないので ("normadic" の由縁である) 、 訪問された側は、彼を受け入れるしかないという。 そして、エルドッシュは ずかずかと家の中に入りこみ、 そのまま一つあるいは複数の数学の問題について その家のホストとえんえんと議論するのだという。
その問題を解きおわるとエルドッシュはまた どこかに行ってしまうのだ。 そして、 その「友達」が論文を発表することになる。
彼は、 「アインシュタインと並ぶ二十世紀の天才」と呼ばれ、 発表した論文(ほとんどが共著らしい)の数は 歴史上最多であるという。
会いたいような、 会いたくないような。
[Visit Website The Guardian]
こうなるかなとは思ってたけど、 早かったな。 「NFT は GFT ("Greater Fool Theory") に基づいている」と言った ビル・ゲイツはただしかったんだ。
こんなニュースもあった --- What were NFTs? An understandable internet fad, and the next one is just around the corner。
[Visit Website The Gujardian]
鳩やカラスをおいはらうのはやめて、 共存をはかろう、という記事だ。 ぼくは嫌です。
閑話休題 --- こないだアムンが 「日本ってとてもカラスが多いですね」といってたけど、 確かにエンデには鳩もカラスもいないなぁ --- 気候のせいかしらん。 カラスや鳩はすでに世界征服をしていたと思っていたが、 まだだったんだ。
[Visit Website なぞろじー]
寄生虫が宿主に恩恵をほどこす珍しい事例の紹介だ。 この虫に寄生されたアリは、寿命はのびるし、 若く見えて(身体の色が薄く、殻もやわらかい)、ほかのアリにちやほやされて、 いいことづくめになるという。
もちろん、代償がある。 このアリはアリの天敵キツツキに食べられやすいというのだ。 たとえば身体の色が薄い色はキツツキにみつかりやすく、 殻がやわらかいので、キツツキにとってとても食べやすいというのだ。 そして、寄生虫が狙っていたのはこれ、 すなわちアリがキツツキに食べられることなのだという。 アリは寄生虫にとって中間宿主にすぎず、 最終的にはキツツキを宿主とする必要があるのだ。
「悪魔契約」は、いい名付けだ。
『なぞろじー』ってサイト、デザインは不細工だけど、 内容がとてもいい。
なお、「参考文献」と「オリジナルの論文」もきちんと 示してある。 参考文献は: There’s a Parasite That Triples Ants’ Lifespans… And It Actually Sounds Pretty Great そして、オリジナルは Long live the host! Proteomic analysis reveals possible strategies for parasitic manipulation of its social host だ。 ほんまもんの生物学の論文って読んだことないので、 ためしに読んでみようかな。
[Visit Website BBC]
原題は:Christmas beetles: Scientists ask Australians for help finding missing festive bugs --- こないだも同じような記事をみたことがある。 オーストラリアにいる、 キラキラの緑のビートル、 「クリスマスビートル」をこの頃見掛けない、というのだ。 ぼくはこの名前は色からついたと思っていたのだが、 じっさいクリスマスの季節にあらわれるそうだ。 昔はいっぱいいて、 1930年クイーンズランドでは、 200匹集めたら 1 ポンドという賞金がでたそうだ。 ところが、 現在では200匹もの クリスマスビートルをみつけるのは科学者の夢になったという。 たぶん気候変動のせいだろうな、と考えられている。 うんぬんという記事だ。 なかなか面白い。 とにかく数字がほしいので、 見かけたら報告して欲しい、ということ。
記事によれば10年、20年前にはたくさんいたという。 たしか、 高校生のころのCちゃんからこの名前を教えてもらった記憶がある --- これは15年くらい前の話だ。