夕方、リヴァの家でリヴァやハニたちとまったりしていると、 若者がやってきた。 マーの家からの招待である。 いまからデッラ (祖先への供養 )をするので、 マーの家まで来てくれというのだ。 (食事の招待でもある。) 明日はマーの娘の結婚のために、 婿側の親族が、 トゥーバンダをする(婚資を運んでくる)日である。 そして、ンバッボ(婚資交渉)がある日である。 トゥーバンダの前日には婚資がいっぱい来るように 祖先にお願いする儀礼、デッラがあるのだ。
マーは「ワジャ・ジュマ」という父系親族に属しており、 リヴァもハニ もマーとは、 あまり近い親族関係ではない。 二人とも、どうやら、行かないことにしたようだ。