DPT-S1を一年以上使っている。 [--新型はくそ--] これなしにアカデミックライフは考えられない。 もちろん(既発表)論文を読むのにもたいそう便利なのだが、 じぶんの書いた論文を添削するのにも とても役にたつ。
一週間前にDPT-S1が壊れてしまった。 一週間の間パニックっている。
基本的には WebDav での同期がうまくいかなくなったことから 発覚した不具合である。 以下に述べるような状況である。 本体で削除したファイルが同期した WebDav サーバー (Box.com)で削除されない。 サーバーにあたらしくコピーしたファイルが DPT-S1に反映されない。 これだけならば(たぶん)WebDav 同期を 諦めればいいだけなのかもしれない。 ところが・・・。 USB ケーブルで接続してファイルを操作 (コピー、削除)しても、 すぐにもとに戻る。 その他にもいろんな症状があったと思う。 要するにまったく使えなくなってしまったのだ。
「データベースが壊れています。メモリーを 初期化してください」というメッセージにしたがい、 「メモリの初期化」を(何度も)行なった。 内蔵メモリーも SC カードのメモリーもだ。 サーバーの同期先を(SDカードから)内蔵メモリーに 替えるという手段も試みた。
とうとうマシンの初期化もした。
しかし・・・初期化した後も、 昔のファイル (とっくの昔に削除していた筈のファイル)が 復活する。 ファイルの削除(DPT-S1の上でも、 USB 接続しても)が出来ない。 ファイル一覧の画面で 「ファイルが見つかりません」と表示される。 (USB 接続で確かめたら、ちゃんと 存在する)。 なんかのきっかけでファイルが再表示されることもある。 その内のいくつかは読めるのだが、 読もうとする「読めません」という表示されるファイル もけっこうな数存在する。
そんなこんなで一週間たった。 もうお手上げだ。 「明日か明後日修理に出すしかない」・・・。
ファイルを確認するために Micro SD を直接 Linux Box にさしてみる。
「んんん?」--- SD カードがおかしいようだ。
別の Micro SD カードを用意して、 DPT-S1に挿入する。
(^_^)/ 成功!
しばらく使っているけど、 いまのところ順調だ。 [--「内蔵メモリー」だけを 使うことも試みたはずだが・・・。ま・いいか。--]