きょうは 帰っても晩ご飯はない。 駅前にあるラーメン屋さん に入る。 見た目 いかにも、 「湯気がもうもう・ カウンターがいっぱい・ 入ったとたんに威勢のいいおにいさんが 『いらっしゃい!』と迎える」タイプの店だったのだ が・・・。
客はぼくしかいない。 カウンターの中で料理をしているのは おとなしそうな女の子3人だけ・・・。 彼女らの会話が聞こえてくる---「いい、餃子の注文が来たらね、 これをつかって、それから・・・」。 どうやら一人は新入りみたいだ。
「帰ろかしらん・・・」
豚骨ラーメンと餃子がでてきた。 けっこうおいしかった。
たぶん、ラーメン屋に入った途端に 期待値がぐっと下がったからだろうと思う。