2 kmほど離れた村、ヌアバル、でトゥーバンダがある。 ぼくの妹リヴァのだんなであるハニはその村の出身なので、 今回ぼくは嫁側となる。 ハニといっしょに歩いてヌアバルまで登っていく。 婿側はまだ来ていない。 前日から来ている嫁側のカッエウンブ (嫁を与える者たち)といっしょに時間を潰す。 婿側はすぐ近くの村(10 kmくらいかな)から やってくる予定だ。
婿側が行列をつくってやってきた。
食事を終えたらもう暗くなってしまった。 ンバッボ(婚資交渉)は夜っぴてやることに なりそうだ。 どうやら持ってきた婚資の中に 象牙がないようで、 嫁側はいきどおっているようだ。
気力がない。 友達のバイクでズパドリ村まで降りてくる。
翌日聞いた話ではンバッボは 夜中の2時、3時までかかってやっと終わったという。