アタンブアからアタププへ行き、 そこからすぐ側の国境、 モタアイン・イミグレーションを見学、 アタンブアに戻る。 アタンブアからインサナによって、王宮 (sonaf) を見て ケファへ行く。 ケファからオイクシとの国境の村々へ入る。 MY (OB)くんの調査を見守ることとする。 首狩りのはなしやら何やらかんやら、 楽しかった。
国境の村からノエムティへ。 かつてのポルトガルの飛び地だ。 会う約束をしていたおじいさんの家を尋ねる。 ところが、彼は、いま 村役場で土地争いの仲裁役をしている真っ最中だそうだ。 なかなか帰ってこない。 「彼の5番目の子」というおばちゃんが 話し相手になってくれる。 彼女の問わず語りの人生記が面白い--- 「豪傑」です。
1時間近く待ったので、次回を期して 今回は帰ることにする。 「それでは」・・・と車に乗る。
そこへ・・・「裁判は終わったよ」という 報せがきた。 おじいさんもすぐ帰ってくる。 「待たせてすまん、すまん」・・・ ニコニコしたいい顔だ。 「カエス・メタン」(「黒い異邦人」)、 すなわちポルトガルの子孫というのがすぐ分かる 顔つきだった。
家三代にわたる伝記を、 これもまた、問わず語りでしゃべってくれる。 ウェハリの王国が出てきたり、 オエクシの「カエス・メタン」の王族の争いが出てきたり、 これはまた娘さんのとは違った意味で 波瀾万丈の物語だった。
満腹まんぷく。