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第5章 流用と叡智

中川 敏

1 はじめに

2 エンデのごっこ---文化内
2.1 あげることと売ること
2.2 レッダ---肉の洗礼
2.3 戦争と魚売り

3 近代化の遊びかた
3.1 豚と発動機
3.2 先住民の叡智
3.3 カーゴカルト

4 自文化を遊ぶ
4.1 流用
4.2 客体化

5 結婚式の語り方
5.1 エンデ
5.2 ティモール・レステ

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1. はじめに

まずは小手調べだ。

2. エンデのごっこ---文化内

エンデの Make-believe

2.1 あげることと売ること

2.2 レッダ---肉の洗礼

2.3 戦争と魚売り

3. 近代化の遊びかた

3.1 豚と発動機

3.2 先住民の叡智

「流用」が伝統社会による近代社会の 言及だけの引用ならば、 「先住民の知恵」は、 近代社会による伝統社会の 言及だけの引用である。 近代社会が、 たとえば、 プナンの持っている薬草の知識を、 それがおさまるべき全体を無視してとりだし [Brosius 2006 (1997)]、利用する。 それはちょうど臓器移植を、 死体から臓器を剔出するさまを、 思い起こさせる。 近代社会はプナンの社会全体に関心はないのだ。

全体を把握していない 浅いアスペクト把握は、 ・・・・・ 【工事中】 ・・・・・

それらは単なる「出会い」であり、 まだ異文化の観点は把握されていないのだ。

3.3 カーゴカルト

4. 自文化を遊ぶ

4.1 流用

ちょっと前に流行った 伝統社会の人びとの抵抗の一形態としての 「流用」 (appropriation) とは 引用の別名であることは明らかであろう。 ただし、それは使用をともなう引用ではなく、 言及だけの引用である。 カーゴカルトもまた、 そのような引用(言及だけの引用)として 解釈し得るであろう。

4.2 客体化

5. 結婚式の語り方

5.1 エンデ

5.2 ティモール・レステ


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Bibliography

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